トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

すてるす!

2010-03-24 11:35:24 | トランスフォーマー・G2

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ごきげんようでござる!

レーダーに捉えにくく隠密性に優れたステルス戦闘機は軍事機密も有り存在を隠され、「見えない戦闘機」とも呼ばれたでござる。

米国が誇るF-177対地攻撃機F-177ナイトホークは退役したとはいえ、ステルス戦闘機の代名詞で、そのデザインは今直リスペクトされているでござるな。

今宵はF-177風戦闘機に変形するデストロン軍団サイバージェット、スカイジャック(TRF-7、スカイジャック、500円)の紹介でござる!

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本品は1995年展開の「トランスフォーマー G2」商品として販売され、小型のボディにボールジョイントによる可動とミサイル発射ギミックを備えヴィークルモードとロボットモードのプロポーションを両立した傑作玩具でござる。

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さて、トランスフォーマーにおけるステルス機の概念はF-117が公表されていない1988年の「超神マスターフォース」のメガジェット(D-307、オーバーロード、5980円)が最初で、当時のSR-71ブラックバードを小型化したであろうという推測の延長でデザインされたようで、同じく1989年には米国展開の「マイクロマスター」にて想像上のF-19戦闘機をイメージしたウィスパー(エアストライクパトロール、日本販売は1990年「トランスフォーマーZ」、C-336、スカイパトロールチーム、800円)が販売されたでござる。

また、全翼機型爆撃機のB-2スピリッツをイメージとした商品は1990年販売の「マイクロマスター」エアパトロールチームのトレッドボルト(日本名、トレードボルト、C-352、スカイパトロールチーム、800円)で、1994年には「トランスフォーマー G2」商品のドレッドウィング(TRF-10、ドレッドウィング&スモークスクリーン、2500円)が販売されたでぎざる。

なおG2版ドレッドウィングは成型色を変更して、「ビーストウォーズⅡ」のBB(D-13、スタースクリーム&BB、2500円)や「ROBOTS IN DISGUSIS」版のドレッドウィング(USAエディション、ドレッドウィング&スモークジャンパー、3299円)、「ロボットマスターズ」のギガントボム(RM-14、ギガントボム、2500円)として販売されているでござる。

更に1997年の「勇者王 ガオガイガー」のステルスガオー(G-1、DX超人合体 ガオガイガー、7200円)のモデルになったことは有名でござる!

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そしてF-117の全貌(?)が公開された後の1992年に欧州展開で販売されたのがプレデターのファルコン(日本名、シャドージェット、TF-07、ファイヤーロードVSシャドージェット、1500円)でござる。

続いて1995年に「トランスフォーマーG2」商品として販売されたエアロレード(TRF-14、エアロレード、500円)と金型を共通とするのが本品なのでござる。

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本品の機体にはFB-117のシールが貼られていたりするでござるが、国籍(軍団)マークは描かれておらず、身元を明かさない偵察機らしい仕様でござるが、隠密性皆無のドハデなマキングが施されているでござる。 (笑)

G2では軍事色の強いカラーリングのサイバージェットはサイバトロン所属である事も皮肉でござるよな。

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商品は押し出し式発射のサイコミサイルを2本機体下面に取り付けも可能で、着陸脚はダミーでござるが折りたたみは可能でござる。

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ロボットモードのデザインは王道で好感が持てるでござるが、背中のバックプリントのおかげでスパイぽいイメージじゃなのでござるよな。

何処かのストリートファイターとかイメージでござるかな?

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なお、背中には意味ありげな肉ヌキ穴が設けられているでござるが、ロボットモードでもヴィークルモードでも特に使用しないでござる。

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スカイジャックの設定は「宇宙で最も優れたスパイ」と称されるデストロン軍団サイバージェットのチームリーダーでござる。

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全身を覆うステルスアーマーはレーダー波を乱反射させるだけでなく、色素可変金属体の作用で姿を消す事もできるでござる。

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得意技は右腕の尾翼を鋭い刃に変える、敵を切り裂くテールフィン・カッターで、遠隔操作可能なサイコミサイルと併合して一撃離脱の遠近両用戦闘を得意とするでござる。

まあ、イメージ的にはスパイと呼ぶより忍者の方がシックリくるかもしれないでござるが・・

不思議な物で「スパイ」と呼ぶと敵側の悪いイメージでござるが「諜報員」と称すると正義の見方側のイメージに変わるものも面白い人間心理でござる。 (笑)

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なお、本品は完成度の高さから「UNIVERSE」のウィンドシアー(USAエディション、エアレードVSウィンドシアー、1980円)や「ロボットマスターズ」のデルタシーカー(RM-20、ライバルセット、1480円)などが両陣営で販売されているでござる。

今後もバリエーション展開が可能な商品でござるよな。


ジェットファイヤーの再生

2010-03-11 20:02:31 | トランスフォーマー・G2

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ごきげんようでござる!

「TRANSFORMERS GENERTION2」は和解したサイバトロンデストロンが再び対立する新シリーズでござるが、日本での展開は玩具中心に行われた為に知名度はイマイチでござる。

しかし、1995年より日本販売された「トランスフォーマー G2」商品は傑作が多く、当時の変形ロボット玩具に革命を与えた商品と断言できるでござるよな。

今宵は「驚異のスーパーポーズ変形メカ!」のキャッチコピーで販売された、サイバトロン所属のサイバージェット!

空中警護員 ジェットファイヤー(TRF-16、ジェットファイヤー、500円)の紹介でござる!

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本品は先に販売されたデストロン所属のサイバージェット、フーリガン(TRF-9、フーリガン、500円)と金型を共通とするカラーバリエーションで、サイコミサイル(2発)とドレスアップシールが付属するでござる。

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本品は米国海軍のF-14戦闘機風の可変翼機で、ジェットファイヤーの名前は同じく某アニメ用に製作されて流用されたF-14戦闘機風のジェットファイヤー(日本名、スカイファイアー、日本未販売)を意識して命名、設計された商品でござる。 (?)

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サイバージェット商品の特長であるサイコミサイルは、スプリングを使用しない押し出し式ミサイル発射方法で、本来米国向けではミサイル発射ギミックを廃止する傾向が強かったでござるが、欧州展開シリーズではミサイル発射ギミックが復活し、再び米国中心の展開となったG2シリーズは、スプリングを使用しないミサイル発射ギミックが多く採用され、いわゆるハズブロ安全規格と呼ばれる長いミサイルが採用されるようになったでござる。

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なお、説明書には記載されていないでござるが、サイコミサイルは予備を含めて機体に取り付ける事が可能で、機体下面の左腕のスリット部分を使えば1本~2本装備可能なのでござる。

機体上面の左腕(ガントレット)に取り付けるのが基本でござるが、如何しても玩具ぽくなるので、拙者は機体下面に取り付ける事をオススメするのでござるが・・・ スリット凹にミサイル凸部をはめ込むだけでござるから、保持力は強いとは言えないでござる?

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しかしまあ、転がし走行のできないダミーの着陸脚でござるが、折りたたみ可能でミサイル発射ギミックまで有する商品が当時500円で販売されていたことが驚きなのでござる!

当時の500円の価値観でも500円以上の魅力を持った商品なのでござるよな。

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まあ、本品はタカラの企業努力もあるでござるが、玩具側設計陣の遊び心ある工夫が現れており、同時期展開されていた勇者シリーズに負けない商品なのでござるよな。

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無論、F-14戦闘機風変形ロボのお約束である変形中間形態も再現できるのでござるが・・・ まあ、流石に公式に説明書に説明できないでござろうな。 (笑)

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で・・・ ロボットモードー・・・ だーーーやっちゃった~!

流石にG1版ジェットファイヤーと同じカラーリングは避けたようでござるが、TVアニメ版デザインとは全く異なる玩具版のデザインを上手にアレンジしているでござる。 (笑)

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まあ、キャラクター設定上はG1版ジェットファイヤーと能力設定値は地位10→9に下がっているでござるが、あとは同じなので同一人物でござろうな?

なお、カラーリングに関しては当時は旧作玩具のカラーリングを引き継ぐ例は少なかったので本品のカラーリングでも当時は問題なかったのでござろうな?

救いとしては日本販売でもジェットファイヤーの名前で販売されたの、事情を知らない人には別人と思わせる事に成功したのかもしれないでござる。 (笑)

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キャラクター設定では、前代未聞のスピードを誇る勇敢な戦士であると同時にサイバトロンの技術更新に力を注ぐ科学者でござる。

G2では、元デストロンの科学者として復帰していたようでござるが、エアロレード(TRF-14、エアロレード、500円)、ストレイフ(TRF-15、ストレイフ、500円)らサイバージェット3人でサイバトロン陣営に移籍(?)したようでござる?

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商品はボールジョイントの採用により、小型商品でも可動範囲が広く、後のビースト戦士に技術は受け継がれる事になるでござる。

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なお、サイコミサイルの設定は、あらゆる装甲を貫き遠隔操作できる槍状武器のようで、予備ミサイルは左手に保持できるでござる。

しかし・・・ 拙者としては槍と分かっていてもミサイルを振り回すのは如何なものでござろうかと思うのでござるよ。

まあ、少々邪魔になるでござるが、左腕に装備しておくほうが絵になるでござるかな?

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しかしまあ、G2版にして初めてジェットファイヤーが日本制式販売された事には喜びたいでござるが・・・ G1版商品と比べたら大きさが段違いなのが残念でござる。

う~む・・・ マイクロマスターと同じようにエネルギー燃費を抑える為に小型化したのかもしれないでござる。 (笑)

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なお、「トランスフォーマー G2」シリーズは玩具展開である為に、説明書に書き下ろしコミックが印刷されており、キャラクターエピソードを紹介しているのでござるが・・・

なんだかジェットファイヤーらしくない性格だったりするでござる?

う~む・・・ 新型ボディになったことで性格も軽くなったのかも知れないでござる。


スピード・テクニシャン

2009-11-20 21:03:10 | トランスフォーマー・G2

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ごきげんようでござる!

トランスフォーマーの魅力はキャラクターの細かいプロフィール設定だったりするのでござるが、「トランスフォーマー G2」の日本版役職設定は何故か摩訶不思議な役職名である事が多いでござる。

ちゅー事で、今宵は変な役職名の1・2を争う、サイバトロンスピード・テクニシャン

オートボルト(TRF-4、オートボルト、800円)の紹介でござる!

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本品は1995年に販売された武器の発光ギミックを有するレーザーロッドの一品で「トランスフォーマー G2」商品として販売されたでござる。

なお、海外販売は1994年で、商品仕様は同じでござるが、ボルトの名前で販売されているでござる。 役職設定はEU版では戦士のでござるが、米国版はスピード・テクニシャンでござる。

まあ、日本側も「スピード・テクニシャン」を訳すのに難儀したのか諦めたのかスピード・テクニシャンのままなのでござるよな。 (笑)

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本品(レーザーロッド・シリーズ)のデザインは所謂るクラシックカーのカスタマイズ車両風なデザインで、トランスフォーマー全般でも極めて珍しいカテゴリーでござる。

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商品ギミック(LR-44ボタン電池×2使用)は、フロント部のスイッチを押すか、フロント部を床に押し付ける事によりエンジン部(吸気口)が発光するでござる。

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なお、付属武器(ニードルセイバー)は車体裏に取り付ける事によりリアバンパーとなるでござる。

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ロボットモードの変形は簡易でござるが、四角いクラシカルなデザインとカラーリングは現代でも通用しそうな商品でござる。

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「驚異のスーパーポーズ変形メカ!」のキャッチコピーは伊達じゃないでござるが・・・

ボールジョイント使用の関節ではなく、変形ロボでは珍しい股関節構造でござるから、股関節のストッパーが効かず、足首も簡易構造なので、実は接地性が悪い商品なのでござるよな。

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なお、本品のカテゴリー名(レーザーロッド)の由来である発光ギミックはフロント部車体裏にケーブルで繋がれており、右手拳に取り付ければ剣(ニードルセイバー)を光らせる事が可能でござる。

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なお、拙者は説明書及びパッケージ写真を参考に右手にニードルセイバーを保持させたでござるが・・・ 如何も商品構造を考えれば、左手に保持させる方がケーブルに余裕ができるので腕の可動範囲が広がったりするのでござるよな?

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なお、日本販売版には日本語表記の注意書きシールが貼られていたりするのでござるが、拙者は剥がしていないでござる。

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さて、オートボルトのキャラクター設定は、体力(5)、知力(5)、速度(10)、耐久力(2)、階級(6)、勇気(8)、火力(5)、技能(6)で、チーム最速のスピート(10)を誇り、敵を追跡しては叩く事を生きがいにするインターセプターでそうでござる。

ただ・・・ 高回転型のエンジンゆえの最大トルク不足と耐久力(2)の低さが悩みの種だそうでござるな。

う~む・・・ スピード自慢にしてはスピード重視の流線型デザインで無いのは何故でござろう?

ちゅーか、役職も追跡員でも良いような気がするのでござるよな?

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まあ、すばしっこい動きで撹乱し、ターボチャージ用の吸気口よりニトロプラウダーを逆流させ、猛ダッシュで肉弾戦を挑む「インテークブースト・タックル」が得意技でござるから、確かにスピード・テクニシャンとは云うでござろうが、オートボルトの能力値ではテクニックが(6)なのでござるよな?

う~む・・・ スピード・テクニシャンの役職は自称の通り名なのでござろうか? (笑)

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なお、オートボルトの耐久力値と同じく、レーザーロッドのケーブルも収納・取り出しを繰り返すと断線する可能性が高いのでござるよな。

コレが原因で再販されないのかもしれないでござる。

今の技術でリメイクしても面白そうなアイテムだと思うのでござるが・・・ クラシックカーで商品化するのは商品的に如何なのでござろうか。 (笑)


ストリートファイター

2009-10-30 21:48:12 | トランスフォーマー・G2

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ごきげんようでござる!

格闘ゲームの「鉄拳」や「キングオブファイターズ」が映画化されるそうでござる。

国際色豊かなアクション映画は日本製作よりも海外作品の方が優れていたりするのでござるが・・・

原作ありのアクション作品になると、原作を何処まで把握しているのか分からない作品に成ってしまうものでござるよな。 (笑)

日本産作品が世界的に注目を浴びるのは良いことでござるが、海外事情により改ざんされ全く違う作品になってしまう事には残念でござる。

原作の世界感というか持ち味くらいは残してもらいたいのでござるが、結局のところコンセプトと作品タイトルしか共通点が無い作品が多すぎるのでござるよな。

拙者は、タカタ派でござるから「闘神伝」支持者になるのでござるが、「鉄拳」と「キングオブファイターズ」のファンの御仁には御愁傷さまとしか言えないでござる・・・

まあ、しかし・・・ 拙者も純粋に格闘ゲームで言えば「ストリートファイター」シリーズの支持者でござるから、海外映画&国内TVアニメなどなどで煮え湯を飲まされているでござる。 (笑)

ちゅー事で、今宵は1995年展開の「トランスフォーマー G2」よりクラシックカーに変形するデストロン軍団ストリートファイター

ファイアボット(TRF-6、ファイアボット、800円)の紹介でござる!

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本品はトランスフォーマー第2世代として企画された変形とロボットモードの可動を重点に置いたアクションフィギュア的な要素と、電飾発行(LR-44ボタン型乾電池2個使用)ギミックを内蔵したレーザーロッド商品の1体でござる。

「トランスフォーマー G2」は海外では1993年よりスタートし、本品も米国展開では1994年にデストロン軍団市街戦々略家、シズルの名前で販売されており、欧州展開では、役職が陽動兵(おとり役)で、名前がファイヤーボールとして販売されているでござるが、名前が異なるだけで商品本体の違いは無い様でござる。

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日本版も商品的には同じでござるが、シズル(D-320、580円)の名前は既にデストロン商品(海外では、C-314、ホットスパーク、580円の成型色変更品がシズルとして販売されている)で登録されているための変更と思われるでござるが・・・

何故かファイアーボールでも良いのに、サイバトロンのモンスター部隊ファイアーボットと良く似たファイアボットに改名されたのでござるよな?

まあ、スパークギミック(火花)を搭載している訳でもないが、ややこしいネーミングなのでござるよな?

考えられる事といえば・・・ 悪さを働く事により、良く似た名前でファイアーボット部隊の評判を落とす狙いでござるかな? (笑)

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因みにトランスフォーマーでは珍しい、ストリートファイターの役職は時代的に、CAPCOMの格闘ゲーム「ストリートファイターⅡ」の影響がまったくないとは言えないでござるよな。 (笑)

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なお商品は、日本では珍しいクラシックカーのカスタムカーであることは、G2商品が海外展開中心だった事が窺えるでござるな。

まあ、日本で同じ様な車種となると暴走族仕様の改造車か・・・

現代的に当てはめれば、痛車でござるかな?

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商品の発行ギミックはフロント部のスイッチを押すか、床に車体を押し付ける事によりエンジンブ部の突起がく発行するでござる。

武器であるレーザーロッドは車体裏に取り付けて、リアバンパーと排気管を再現する設計は余剰パーツ対策に一役買っているでござる。

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ロボットモードの変形は簡易でござるが、電飾ギミックが詰まったフロント部(胸部)は目立つもののバランスの良いプロポーションでござる。

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しかも、可動箇所が多く腰部には変形ロボでは珍しいミクロマンなどのアクションフィギュアに多く見られるゴム(?)による結合方式を採用しているでござる。

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発行ギミックはロボットモードでもエンジン部を光らせる事も可能でござるが、胸部の電飾ケーブルを引き出して右手首に差し込む事にによって、右手に保持させた透明パーツの武器(レーザーロッド)をく発行させるでござる。

無論、スイッチ操作はヴィークルモードと同じでござる。

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なお、本シリーズは従来のトランスフォーマーと異なり付属武器が剣(レーザーロッド)のみという銃社会アメリカらしからぬ設計思想は珍しいでござる。

故に、銃を持たない一般市民が武装(?)したイメージがあるのか、本体にはデストロンサイバトロンの軍団マーキングが施されていないのでござるよな。

まあ、旧軍団が解体(?)されて新しい軍団となった為に軍団マークは付けていないのかもしれないでござるが・・・ (?)

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しかしまあ、ケーブルで繋がった剣というのは現実的には使いにくい武器でござるが、これはこれでカッコイイというか、下手なビームサーベル系の刀剣よりも説得力があるでござるよな。

なお、首の後ろに貼られた注意書きのシールは剥がしてしまう方が良いのでござるが、資料価値を考えて貼り付けたままでござる。 ・・・まあ貧乏性なのかもしれないでござるが。 (笑)

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さて、ファイアボットの設定は、セイバーチタニウム製の頑丈なシャーシが自慢で、ストリートファイトでは負け知らずだそうでござる。

実戦では、相手に醜い傷跡を残す稲妻型のレーザーロッドを使いこなし、胸部より発生させるステルスシールドにより、相手の視界から姿を消して隠密行動をとったり奇襲攻撃を行うそうでござる。

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因みに拙者は米国設定の役職、STREET WARFARE STRATEGISTを「市街戦々略家」と訳したでござるが、米国設定のドラッグレースの覇者とかの項目をみれば民間人であるばあいは「街の戦闘戦略家」とか「民間戦略家」と訳した方がいいのかもしれないでござる?

まあ、ややこしければ、シズルファイアーボールファイアボットは全くの同型で別人と考える方が楽かもしれないでござるな。 (笑)

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トランスフォーマーG2は、TVアニメもなく日本でのコミック展開がない玩具オリジナル作品だったので知名度は低いでござるが、現在でも通用する傑作玩具が多いのでござる。

故に、レーザーバイクやサイバージェットなどの数多くは成型色を変更して再販されているでござるが、何故かレーザーロッドの4体は再販されないのでござるよな?


破壊大帝転生!

2007-04-07 17:32:24 | トランスフォーマー・G2

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Photo_2291 前回メガトロン様とは別人のメガストーム(D-12、メガストーム、2980円)を紹介したので今回は正真正銘のメガトロン様本人のメガトロン・ミサイルタンク(TRF-2、メガトロン・ミサイルタンク、1500円)でござる。

メガトロン様(16、メガトロン、2300円)はユニクロンにより、ガルバトロン(D-62、ガルバトロン、4800円)に転生させられるでござるが、その後日本版(ザ・ヘッドマスター)では倒されてしまうでござる。

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しかし、海外では1990年にアクションマスター(アクションマスター・メガトロン、日本未販売)として復活!

アクションマスターはニュークリオンエネルギーの影響で変型できなくなったトランスフォーマーでござる。 商品はTVアニメを基にしたデザインのアクションフィギュアで、メガトロン本体とニュートロフュージョンタンク(戦車)からなる。

Photo_2294 更に海外では1992年末(1993年度商品)の「GENERATION2」にて、ニュートロフュージョンタンクを取り込んだG2メガトロン(日本未販売)となるでござる。 海外ネタでは、コブラ団の協力で地球のテクノロジーを吸収し戦車に変型できるようになった。と、いう話もあるでござる。

ミサイルタンク・メガトロンは、その後のパワーアップ版(小型化しているが・・・)でござるが、日本設定では、G2期に復活したメガトロン様の新たな姿とされているでござる。

Photo_2295 商品はG2メガトロンのデザインを小型化し、可動とミサイル発射方式を変更した商品でござる。

本商品の最大の特徴である、エアーパワーミサイルは、空気ポンプで発射するギミックでござる。

海外では、スプリング発射式のミサイルはNGの様で、様々な発射ギミックが商品化され、誤飲防止用にミサイルの長さも長くなり、プロポーションを崩す商品も多くみられるでござる。 安全基準に対しては日本より厳しいのが海外販売の玩具でござる。

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Photo_2298 おかげで、ひじょ~におもちゃぽい商品に成ってしまったでござる・・・ (玩具でござるが)

しかし、G2メガトロンと比べるとサウンドギミックは無いものいの、プロポーションは良く、可動範囲も増えたでござる。

が、廉価版の宿命か、爪先パーツが一体化されたり、脛パーツカバーが削除されたりと、「後ろから見てはいけない」体型になったでござる。 残念!

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Photo_2301 カラーリングはG2メガトロンの方が好きでござるが、このカラーリングは、メガトロンからガルバトロンに転生し、イメージカラーが紫に変わったのと同じで、パワーアップを意味しているのではと推測するでござる。

まあ、小型に圧縮されたが、その分強力なエネルギーを得て破壊力のあるミサイルを得たと思う。(次元を超えてブラックホールと結びつき「反物質」を引き出すなどの超能力を持っているが、彼が如何にして、それらの能力を身に着けたのか不明?)という日本版設定があるでござるが、コレに拙者なりの答えを当てはめるなら、トランスフォーマーの時間設定を推測し、ロボットマスターズの設定を持ってくるでござる。

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ロボットマスターズは、次元を超えて歴代トランスフォーマー戦士が集結する物語でござる。(日本オリジナル設定)その設定ではメガトロン様は行方不明で、リバースメガトロン(RM-24、リバースコンボイ、1680円)に姿を変えて帰ってくるでござるが、商品はミサイルタンク・メガトロンを参考に上半身にリバースコンボイへの変型ギミックを盛り込んだ商品でござる。 平行世界(パラレルワールド)ネタはアルマダ(マイクロン伝説)にて、正式採用されたので、その考えで云うならリバースメガトロンこそ、平行世界の初代メガトロン様本人で、再び次元を超え、G2の世界にやって来たメガトロンで、リバースコンボイの変型機能を捨てたミサイルタンク・メガトロンではないかと推測するでござる。 

そしてミサイルタンク・メガトロンには別人だが、カラーリングは同じでシール部分のみ異なるアーチフォース(欧州販売)や、黄色系カラーリングのアルマダ版のブラジオン(USAエディション、ブラジオン、2980円)が存在するでござるが、この2人はメガトロン様と別人でござるが、同型ボディのデストロン兵士でござる。