トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

フラッシュ合体! ビクトリーグラディオン

2010-11-09 19:39:56 | プラグイット・シリーズ

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ごきげんようでござる!

合体ロボのネタが少ないとお嘆きの御仁に今宵は2001年にタカラより販売された「電脳冒険記卯ウェブダイバー」より

フラッシュ合体ビクトリーグラディオン(フラッシュ合体、ビクトリーグラディオン、2980円)の紹介でござる!

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本品は電子ギミック内蔵で高額化してしまったDXウェブナイトシリーズの廉価版で、変形機能とTVゲーム対応ギミックをなくし、手軽に武装合体が楽しめる商品でござる。

商品仕様はTVアニメ開始時に販売されたフラッシュ合体グラディオン(2980円)の後期販売仕様でパワーアップ合体の為に付属のミニビークルが変更されているでござる!

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なお、本品のグイラディオン自身も基本的には先に販売されたグラディオンと同じでござるが、頭部は戦闘状態のグランアーメット装着状態に変更されているでござる。

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無論、背中のスイッチを押すとグラディオンの目がく点滅するフラッシュギミック(ボタン電池LR44×2使用)は健在でござる。

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更に付属武器のグランブレードはグランマグナムに変更されているでござる。

フラッシュ合体グラディオンを購入済みでも別の場面を想定して遊べる配慮が嬉しいでござるな。

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まあ、廉価版であれ変形ギミックが無いと文句を言いたい御仁もいるでござろうが、商品価格や大きさで変形・合体可能な商品を販売してしまうと主力商品であるDXウェブナトシリーズが売れなくなってしまうのでソコは販売戦略上仕方が無いでござろうな。

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しかしまあ、拙者もTVゲーム連動ギミックが無ければ多少販売価格が上がってフラッシュ合体サイズでの完全版商品は欲しいでござるよな。 (笑)

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さて付属のSF新幹線モードのフェニクオンもファイターモードに変形できないでござるが、そこそこの完成度なので悪くは無い商品でござる。

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一応車体裏には車輪が造形されているので転がし走行は可能でござる。

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グラディオンとの武装合体モードではフェニクオンの翼がモールドされていたりするので嬉しいでござるが、ファイターモードに変形できないのが残念でござる。

では・・・ 武装合体!

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グラディオン・ヒートモード

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劇中では必殺技「ヒートウェーブ!」を発射するでござるが、本品は胸部砲身部がく点滅するでござる!

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無論、武器パーツも保持可能で別売りのミニビークルも合体可能でござる。

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劇中でのフェニクオン(W-06、フェニクオン、2500円)はグラディオン(W-05、グラディオン、7980円)と最初に武装合体したウェブナイトでござるが、元々の設定ではグラディオンと他のウェブナイトとの武装合体能力は無かったそうで、結城ケントがウェブダイブしたことによりグラディオン自身が変化して武装合体が可能になったそうでござる?

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なお、本来グラディオンと合体が想定されいたのが、戦闘機(水上機?)に変形するワイバリオン(W-13、ワイバリオン、2800円)でござる!

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なお、フラッシュ合体版のワイバリオンもファイターモードに変形できず、プロペラは書道回転なうえに水上機でござるから車輪が造形されていないでござる。

珍しいモチーフでござるが、SFゼロ戦と呼ばれていたりもするでござるが流石に似ていないでござるよな。

まあ、水上機でゼロ戦なら二式水上戦闘機でござるが、デザインだと零式小型偵察機に近いでござるかな?

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商品はDXウェブナイト版と同じく3分割された合体モード(ウィングモード)となるでござる。

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ビクトリーグラディオン

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ワイバリオンとの合体は武装合体ではなく、グラディオン自身のパワーアップ合体であり、商品ではグラディオンの背中のスイッチが押せなくなるでござるが、ワイバリオンがスイッチを代行するでござる。

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ゆえに商品ギミックもビクトリーグラディオンの目が点滅するだけでござる。

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そう、本品はミニビークルの合体位置によりグラディオンの点滅位置が変わるのでござるよな。

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更に本品はビクトリーグラディオン合体後に武装合体可能で、ビクトリーグラディオン・ヒートモードに成るでござる!

武装合体により点滅箇所は胸部になるでござるな。

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別売りのミニビークルとも武装合体は可能に商品仕様はDXウェブナイトシリーズと同じ連動拡張商品でござるが、手軽さを楽しむのであれば本品だけでも十分に楽しめるとおもうでござる。

なお、本品の生産国は台湾だったりするので、わざわざ中国生産に拘る必要がないでござるよな! (笑)


フラッシュ合体! グラディオン

2010-09-08 18:51:26 | プラグイット・シリーズ

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ごきげんようでござる!

2001年にタカラが展開した「電脳冒険記 ウェブダイバー」はトランスフォーマーや勇者シリーズ及びミクロマンなどなどの技術を集大成した新時代の玩具を目指した意欲作で、玩具、アニメ共にヒット要素は高かったのでござるが・・・

どこで如何まちがえたのか、シーリーズ総売り上げは9億円ほどだそうでござるが・・・ 結果的には大ヒットと呼べないイマイチな作品。 ・・・素材は良くても、料理の仕方がまずかったのでござろうな?

「電脳冒険記ウェブダイバー」の失敗要因の一つに、TV画面を使った画期的な商品ではあるが、DXウェブナイトシリーズのグラディオン(W-05、グラディオン、7980円)を買わなきゃはじまらず、販売価格の高さ(2001年の当時感覚)が敷居を高くしていたような感じがするでござる。

そこで、お求め安い廉価版の登場となる訳でござる。

今宵はTVゲームの連動や変形機能を削除した廉価版商品

フラッシュ合体グラディオン (フラッシュ合体グラディオン、2980円)の紹介でござる!

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本品は番組開始時より販売された為にDXウェブナイト版グラディオンよりも早く店頭にならんだ商品であり、発光ギミック(ボタン電池LR44×2使用)と、付属のミニビークル3体との武器合体機能を備えているでござる。

また、本品のパッケージは日本販売商品では珍しいギミック用試し穴が設けられており、パッケージ状態で目を発光させる事ができたでござる。

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さて、グラディオン本体はヴィークルモードに変形(ウェブチェンジ)できないでござるが、プロポーションはソコソコ良いでござる。

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が! そこは廉価版商品ゆえに、塗装部分はイロイロと省略されており、下半身はパーツ数削減の為に片面仕上げの構造になっているでござる。

しかし、下半身は3パーツで構成されているものの、肉抜き穴の技術は計算されているなと歓心するでござる。

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頭部は首が回るものの、背中のスイッチで目が赤く点滅(フラッシュ!)するでござる。

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手持ち武器は、グランシールドとグランブレードでござる!

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なお、グランブレードはグランマグナムに変形しないでござるが、グランシールドに収納可能でござる。

更にグランシールドごと背中に取り付けることも可能でござる。

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普通に遊ぶのであれば、DXウェブナイトよりも商品強度や安全性が高いので遊びやすいかもしれないでござるな?

さあ、続いて付属のミニビークルの紹介でござる!

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先ずは、SFスーパーカーのジャガオンでござる。

本品もDXウェブナイト版(W-01、ジャガオン、2200円)と異なりファイターモードに変形できない廉価版商品でござるな。

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商品は転がし走行と武器合体モードに変形するでござる。

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なお、武器合体モードではミサイル発射ギミックを再現されていないでござる。、

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グラディオン・ガトリングモード

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劇中では必殺技「ガトリングバスター!」を連射するでござるが、本品は銃口を光らせるでござる!

なお、商品ではDXウェブナイト版と異なり、ミサイル発射ギミックは無いでござる。

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本品のフラッシュ合体ギミックは、合体させたミニビークルにより発光場所が変化するギミックでござるが、ギミック自体はアナログな構造でござる。

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続いては、ホバークラフトのシャークオンでござる!

本品もDXウェブナイト版(W-02、シャークオン、2200円)と異なりファイターモードに変形できないでござる。

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用品ギミックは転がし走行と武器合体モードの変形だけで、ミサイル発射ギミックは無いでござるな。

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なお、武器合体モード自体には仕掛けが無いでござる。

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グラディオン・アクアモード

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劇中では必殺技「アクアトルネード!」として水流は発射していたでござるが、本品では発射口部分を発光させているでござる。 (青い色じゃないのが残念)

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なお、アクアモードでは、ガトリングモードと異なり両腕が自由になるので武器を保持する事ができるでござる。

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最後がジェット機のグリフィオンでござる。

本品もDXウェブナイト版(W-03、グリフィオン、2200円)と異なりファイターモードに変形できないでござる。

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無論、本品もミサイルはダミーであるために発射はできず、転がし走行と武器合体モードの変形だけでござる。

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なお、グリフィオンの武器合体モードは、エプロンアーマーの様なので、拙者的には好きなデザインでござるな。 (笑)

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グラディオン・ホーミングモード

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劇中では追跡ミサイルを発射する「ホーミングショット!」が必殺技でござるが、本品では再現されておらず、まったく関係ない胸部が点滅するでござる?

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なお、ホーミングモードも両腕が自由になる為に、両手に武器を保持できるでござる。

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細かいところを見ていくとアラが目立つでござるが、廉価版商品としてみれば、劇中の武器合体も再現されているので悪くは無い商品でござる。

逆を言えば、DXウェブナイトシリーズは懲りすぎた商品であり、本品は簡素化しすぎた商品だったりするのでござるよな?

タカラとしては同一キャラクターの玩具でも、スケールダウン商品ではなく、違った遊びができる商品にしたかったようでござるが、拙者としては中間の商品仕様のほうが玩具として人気がでたのでは? ・・・と思うのでござるよな。 (笑)


蘇るウィリアム・テル

2010-05-13 19:58:58 | プラグイット・シリーズ

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ごきげんようでござる!

「愛鳥週間」3発目は2002年にタカラが販売した「爆闘宣言 ダイガンダー」より、蘇るウィリアム・テルのファイトネームを持つ

イーグルアロー(V-01、イーグルアロー、2000円)の紹介でござる。

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本品はTVゲーム内蔵のダイガンダー(爆闘王、ダイガンダー、6980円)と連動したVSロボと呼ばれる鷲型のバトロボで、赤外線通信によりVS(対戦)ゲームの使用キャラ用のコントローラーとして使用可能な商品でござる。

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本品は鷲型ロボでは珍しく左右非対称で背中の武器(ファイヤーアロー)が目立つでござるが・・・ 弓矢→狩猟→的→鷲・・・ と、自虐的なイメージのデザインでござる。 (笑)

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しかも、翼には無駄な装飾品(ベルト)を取り入れたデザインは何処かで見たような~

某デ〇モン風なデザインでござるよな。

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ふ~む・・・ 普通の鷲型のデザインでも良いのに何故に装飾品を加えたのでござろうか?

キャラクター性を上げる為のワンポイントにしても賛否が分かれるデザインでござるよな?

まあ、御子様にアピールする分には問題が無いのでござるかな?

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本品の武装であるファイヤーアローには電子ギミックが内蔵されており、背中のアタックボタンを押す事で銃口の上部が赤く発光(ボタン電池LR44×2使用)し下部は赤外線通信用の発射部になっているでござる。

う~む・・・ 電子ギミック故に仕方が無い事でござるが、ファイヤーアローと云うか弓系の武装は矢(ミサイル)などの実体弾を発射する方が似合うでござるよな?

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なお、イーグルアローの武装モードは巨大な弓をイメージしたものでござるが、たた脚を折り曲げただけの簡易なものでござる。

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ファイターモードの変形も腰を曲げる事により、連動してファイターモードの頭部が持ち上がるものの全体的には簡易な変形でござる。

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ファイターモードも変形ロボットでは珍しく両腕は翼のままなデザインでデジ〇ン風と呼ばれても仕方が無いでござるよな。

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背面はVSロボ共通の操作ボタンが上よりアタックボタン、方向ボタン、1P・2P切り替えボタン、が並ぶでござるが、単品では全く機能しないでござる。

最初にダイガンダーを買っておけば拡張性の有る玩具で済まされるのでござるが、VSロボが最初だと使えない機能満載の玩具となるでござる。 (笑)

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商品は首が回らず、腕も前方に動かないなどのクセがあるでござるが、肘と翼の先端部が動くので翼で物を掴める漫画的な表現が可能なのがナイスでござるよな!

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拙者はTVアニメ本編を見ていないので翼が如何様に表現されたか分からないでござるが実に面白い設計だと思うでござる。

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なお、イーグルアローの劇中設定では射撃の腕はバトロボでもトップクラスであり、通り名も射撃の名手をイメージさせているでござる。

性格は少々キザな性格だそうでござるな。

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劇中での武装設定は、炎の矢を発射するファイヤーアローとビーストモードでは敵を切り裂くファイヤーウィングだそうでござるが・・・ イーグルアローって炎属性なのでござろうか?

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まあ、拙者は「爆闘宣言 ダイガンダー」は全く見ていないので分からないのでござるが、本品は電子ギミックを廃止して、ミサイル発射ギミックなどを搭載して別売りのVSロボと合体可能にした普通の変形・合体ロボット玩具の方が良かったような気がするでござるよな。


怪力門番

2010-04-20 20:34:06 | プラグイット・シリーズ

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ごきげんようでござる!

日本の携帯電話は多機能で世界の最先端を誇れるハズでござるが・・・

世界市場で見た場合は多機能すぎて使いづらく、無駄な機能ばかりで使いこなせないとかの理由で日本以外では浸透していないそうでござる。

携帯電話は日本市場だけで独自の発展を遂げた結果、世界標準より掛離れて「ガラパゴス進化」とも呼ばれていたりするのでござるが、「ガラパゴス進化」はケータイだけでなく玩具にも当てはまるのでござるよな。

タカラが販売したテレビゲームとの連動・赤外線通信を組み込んだ変形・合体ロボット玩具、プラグイット・シリーズこそ玩具界のガラパゴス進化でござるう!

今宵は2002年展開の「爆闘宣言 ダイガンダー」より、

怪力門番 トライホーン(V-03、トライホーン、2200円)の紹介でござる!

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本品は「電脳冒険記ウェブダイバー」に続くシリーズ第二弾として更に進化したDXバトロボと呼ばれる商品群でテレビゲーム搭載ロボのダイガンダー(爆闘王 ダイガンダー、6980円)と連動し、内蔵ゲーム(VSゲーム)内にて、赤外線通信で使用キャラを操作するコントローラーとなるVSロボ商品でござる。

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本品のビーストモードはトリケラトプス型の恐竜で腕力自慢のバトロボらしいでござる。

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商品のビーストモードではギミックらしいギミックは無いでござるが、背面にはVSゲームで遊ぶ場合の左右移動用方向ボタン、1P・2P切り替えスイッチ、アタックボタンが配置されており、ボタン電池(LR44)2個を使用した赤外線通信でVSゲーム内のトライホーンを操作できるのでござるが、ダイガンダーが無ければ全く無意味な商品なのでござる。

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そう・・・ 本品は先ず外部入力端子付きテレビとダイガンダーが有りきの拡張商品で、主役のダイガンダーを寄り楽しく遊べる為の存在で、ダイガンダーさえ持っていればトライホーンが無くとも十分あそべる身も蓋もない商品なのでござるよな。 (笑)

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う~む・・・ 最初に本品を買ってもらった子供はゲーム機なしにゲームソフトを買ってもらったような感じに近い商品でござるかな?

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ファイターモードは短足で両腕が肥大化した如何にも力自慢で頭の悪そうなデザインを気持ちよくまとめた商品でござるが、顔に塗装が施されていないのが残念でござるよな。

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なお、ビーストモードの頭部は武器(槍)となり右手に保持させられるのでござる。

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う~む・・・ 本シリーズは主役のダイガンダーにしろ、何故かビーストモードの頭部を手持ち武器にするバトロボが多いような気がするのでござるが・・・ コレが特徴なのでござるかな?

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なお、拙者の地域では「爆闘宣言ダイガンダー」は未放映だったので全く観ていないでござるが、トライホーンは劇中では「トリケラ」としか喋らないキャラクターだったらしいでござるな?

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見たまんまのキャラクターのようでござるが、ファイターモードでのギミックは背中のアタックボタンを押すことで腹部のトルネード・コアが約30秒ほどく発行するのでござるが、劇中で光っていたのでござろうか?

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う~む・・・ 両腕の可動はソコソコあるでござるが、他の可動部が少ない為に単体ではイマイチ魅力に欠けるでござるかな?

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なお本品は武装合体モードに変形し、別売りのダイガンダーボーンレックス(R-02、ボーンレックス、3980円)と合体するのでござるが、劇中でも描かれたイーグルアロー(V-01、イーグルアロー、2000円)、ドリモーグ(V-02、ドリモーグ、2000円)、デスペクター(V-04、デスペクター、2200円)との4体合体で完成するメガベックス(未販売)には合体ができないのでござる。

う~む・・・ パーツ構成上(?)4体合体は無理でも、折角の合体ロボ支持派の客層は逃がしているでござるよ。

なお、メガベックスはカバヤの食玩(ダイガンダーモデル、全4種、各200円)で合体が再現されているでござる。

まあ、コレはカバヤ版の食玩を売る為のTVアニメとの連動演出と呼ばれているでござるが、残念でござるよな~

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しかしまあ、プラグイット・シリーズ商品のハイテク玩具は驚かされるものばかりなのでござるが、評価する以前にTVアニメ本編・演出・設定・物語・連動した放送地域・販売方法などなどマイナス要因ばかりが目立って商品の正統評価ができないのが残念でござるよな。


戦え!グレートヒーロー

2010-04-10 03:30:32 | プラグイット・シリーズ

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ごきげんようでござる!

完全日本側主導による「トランスフォーマー カーロボット」は成功を収めるも、2001年展開のタカラ製ロボット玩具枠は全く新しい「電脳冒険記 ウェブダイバー」へと引き継がれ、TVゲーム連動と変形ロボット玩具の融合であるDXウェブナイトシリーズを主力商品としたのでござるが・・・

タカラの悪い癖と言うか何と言うか・・ 張り切りすぎると主力商品以外のサブ商品を捻じ込んでしまい、連動のTVアニメも玩具の魅力を伝え切れない作品に成るのでござるよな。 (笑)

今宵は当時の玩具テクノロジーの頂点を極めたDXウェブナイトシリーズではなく、もっとも玩具らしいソフビ人形

電脳冒険記ウェブダイバー グレートヒーロー (1980円)の紹介でござる!

グレートヒーローの商品名はタカラのソフトビニール製人形の総称で作品に関係なく数多くの商品が販売されているでござる。

本品は3体セットで販売されており単品販売は行われていないでござる。

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先ずは本作品の主人公

最強無敵のウェブナイトであるグラディオンでござる。

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本品は約14センチの無変形ソフビ人形でござるが、塗装は簡略化されており背面は未塗装でござる。

同時期の塗装済みフィギュアなどと比べると見栄えが悪く大味な印象が強いでござる。

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残念ながらタカラ製のソフビ人形よりもバンダイ製ソフビ人形の方が同一価格帯であれば商品サイズも大きく完成度は高いでござる。

まあ、本来のソフビ人形のチープさを味わうのであればタカラ製でござるな。

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しかしまあ、本品は再塗装すれば見栄えが良くなる商品なので元は悪くないのでござるよ。

そう・・・ 元は・・・ 

「電脳冒険記 ウェブダイバー」のアニメも玩具もヒット要素が合ったのでござるが、アニメはCGを使って描かれたでござるが、ほとんど動かず、ストーリー構成もやや間違っていた事で人気は振るわず、玩具(W-05、グラディオン、7980円)も電子ギミックを内蔵したことで高額と成り売れ行きもイマイチだったでござるよな・・・

TVアニメのOPはロボットアニメ屈伸カッコイイOPであり、本編もCGではなく普通に描かれていたら評価も変わっていたはずだし、玩具の完成度も触ってみない事には魅力が伝わらない傑作玩具なのでござるよな。

常に新しい技術を商品に反映させるタカラの前向きな方針は多いに評価すべきなのでござるが、先端技術と玩具購入動機が裏目に働いてしまう悪循環があるのでござるよ?

まあ、ソレがタカラの伝統と言えば伝統なのでござるよな。 (笑)

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お次が、「スピードだけなら誰にも負けない!」先制攻撃が得意なウェブナイト

早いだけのジャガオンでござる!

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商品は約10.5センチの非変型ソフビ人形で独自の獣人風なプロポーションを程よくアレンジしているでござる。

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本品も塗装が簡略化されており、商品自体も少々ゆがみが生じているのが残念でござる。

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しかし、ソフビらしくアレンジされたジャガオンは、玩具版(W-01、ジャガオン、2200円)よりも可愛らしい商品でござる。

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3体目は敵か!?味方か!?謎の龍型戦士

ガリューンでござる!

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本品も約12センチの非変形ソフビ人形で塗装も簡略化されているでござるが、マントのドクロはシッカリと塗装されているでござる。

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商品の完成度は大味でござるが、やはりソフビ人形と怪獣体型のデザインは相性が良いようで、首・両手足・尻尾は可動し、3体の商品では一番完成度が高いでござる。

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まあ、完成度が高いと言っても玩具版(W-04、ガリューン、3980円)と比べるとチープでござるがマスコットサイズ的な大きさはソフビ人形の手軽さは別の意味で魅力が有るでござる。

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最先端玩具であるDXウェブナイトシリーズと最もアナクロなソフビ人形のグレートヒーローが同一シリーズで販売されるとは皮肉なものでござる・・・

まあ、「電脳冒険記 ウェブダイバー」は何処で間違ったのか分からないでござるが、タカラの傑作玩具であることは間違いないでござる。

ヒット商品を作り出すのは難しいでござるよな。