トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

リモコン爆闘!

2009-07-03 03:22:49 | プラグイット・シリーズ

Photo

ごきげんようでござる!

変形・合体ロボは変形・合体が可能な玩具が販売されてこそナンボでござるが、変形ロボット玩具だけでは商品バリエーションに欠けるということで、別系列の玩具を用意される場合が多々存在するでござるが・・・

何と言うか・・・ コレが当った例がないのにもかかわらず、販売メーカー側の暴走か何か知らないでござるが商品化してしまい不良在庫を抱えてしまう事になるでござる。 (笑)

ちゅー事で今宵は2002年にタカラより販売された「闘魂宣言 ダイガンダー」商品のリモコン操作ロボット玩具である、リモコン爆闘 ダイガンダー(リモコン爆闘、ダイガンダー、1800円)の紹介でござる!

Photo_2Photo_3

本品は単三電池2本使用(別売り)のリモココンロボット玩具であり、TVアニメの主人公であるダイガンダー(爆闘王、ダイガンダー、6980円)をモデルにした全高10センチほどの簡易ディフォルメ玩具でござる。

Photo_4

そう! 主力商品であるDXバトロボ・シリーズと異なり変形・合体・テレビゲーム等のギミックはなく、リモコン操作により両腕を回転させ前進・後退するだけの商品でござる。

Photo_5Photo_6

Photo_7Photo_8

無論本体の造形も両腕と前後の4パーツから成り、移動はモータライズされた車輪走行であり完成度も子供騙しレベルのチープ差でござる。

Photo_9Photo_10

Photo_11Photo_12 

商品のリモコン操作は、前進と後退の2ボタン式ではあるのでござるが、商品完成度とギミックの販売価格が見合わないような気がするでござる。

そう・・・ 対象年齢5歳以上で、1800円は高いのではないでござろうか?

Photo_14Photo_13

まあ、確かに単体で遊ぶにはチープなモノでござるが・・・

同シリーズのブライオン(リモコン爆闘、ブライオン、1800円)や、ボーンレックス(リモコン爆闘、ボーンレックス、1800円)とのリモコン対戦バトルなどで戦わせても、パーツ構造から壊れにくい構造なのでござるよな。

そう! 本品は気軽にガンガン遊ぶ商品なのでござるよ。

まあ、販売価格が1200円だったら健闘できたかもしれない商品でござる。

Photo_15

更に、タカラの失敗は、画期的なギミックであるテレビゲーム内蔵変形ロボは販売価格が上昇した上に面白味に欠け、TVアニメも中途半端で全国放送でないでござるから、放送圏外の地方では惨敗したダメダメなシリーズなのでござるよな。

本品も主力商品に盛り込んだ商品展開にするとか、販売商品数を絞り込むとか、アニメーション製作を別のスタッフで製作するとか全国放映にするとかイロイロ改善点のあるシリーズなのでござるよな・・・

まあ、コレがタカラの商売の下手さを象徴した商品の1つでござるよ。

因みに拙者の地元では「爆闘宣言 ダイガンダー」は未放映だったので観ていないでござる。


死神貴族

2008-11-16 19:20:20 | プラグイット・シリーズ

Photo_4

ごきげんようでござる。

今宵は、拙者が今まで正当評価してよいものか否か悩んでいた、2002年にタカラより販売された「爆闘宣言 ダイガンダー」の、死神貴族、デスペクター(V-04、VSロボ、デスペクター、2200円)の紹介でござる。

Photo_2Photo_3 

「爆闘宣言 ダイガンダー」は、「電脳冒険記 ウェブダイバー」に続く、簡易TVゲームを内蔵したプラグイット・シリーズ(?)の第2弾にあたる商品であり、TVアニメとも連動していたでござる。

拙者が、正当評価が出来ない理由は、先ず拙者の地元では、TVアニメは未放映であった為に全く観ておらず、本品最大の売りであるはずの内蔵ゲームは未プレーであるから、本来の魅力(?)は紹介できず・・・ キャラクター性もTVアニメの設定で語る事も出来ないでござるから、変形ロボ玩具として紹介していくので御了承くだされ!

なお、プラグイット・シリーズと呼んでいるでござるが、別メーカーにもプラグイット・シリーズと呼ばれる商品が存在するのでヤヤコシイかもしれないでござるな。 (?)

Photo_5

さて、デスペクターは、プテラノドン風の翼竜型ビーストモードに変形でき、別売りのダイガンダー(爆闘王、ダイガンダー、6980円)が有り、始めて内蔵のTVゲームが楽しめる拡張型のVSロボという商品でござる。

Photo_6Photo_7

そう・・・ 本品の最大ギミックであるはずのテレビゲームも単体では遊べない宝の持ち腐れ的な・・・ 否!内蔵ゲームの御蔭で、販売価格も上昇している・・・ 連動商品としては面白いが、TVアニメを観ていない客層に販売するのは、ちとキツイ商品でござる。

Photo_8Photo_9  

しかも・・・ パッケージに魅力が無い為に随分と損をしているのでござるよ。

しかし、中箱に直接ハリガネ留めで梱包されているエコロジーである事は認めたいでござるな。 本品をウィンドーパッケー仕様にした場合ならば、箱の大きさは倍になり、販売価格も更に上乗せされていたかもしれないでござる。 (?)

Photo_10

しかし!

純粋に変形ロボとして見た場合は、なかなか侮れない商品なのでござるよ。

流石、商売下手なタカラ商品でござる!

Photo_11Photo_12

ビーストウォーズ・カーロボット・ウェブダイバー等で培った技術が反映されており、余剰パーツが出ない設計や、可動・プロポーションも拙者的には(ちと甘いでござるが!)合格点る。

Photo_13Photo_14  

内蔵ゲーム以外のギミックでは、ビーストモードの頭部より、ミサイルが発射されるのでござるが、このミサイルは翼の一部となって装備(×2)されているでござる。

Photo_15Photo_16

なお、頭部は取り外して、スペクター・ショットと呼ばれる手持ち武器となり、ミサイルは鎌の柄として組みかえられる心憎い仕様なのでござるよ。

Photo_17

さてさて、翼竜の尻尾部分にはコントロール用方向ボタンとアタックボタン、1P・2P切り替えスイッチがあり、ダイガンダー内蔵のVSゲームではデスペクターで戦えたり、対戦プレーが行なえろでござる。

更に、本品は武装合体として、ボーンレックス(R-02、ボーンレックス、3980円)にビーストモードのまま合体できるでござる。

Photo_18

更に! ダイガンダーと武装合体する場合は、カギツメ状に変形し、ダイガンダーの左腕に合体するでござる。

Photo_19Photo_20

武装合体モードでは、デスペクターの武器である鎌は余剰パーツとなるでござる。

余談でござるが、TVアニメでは他のVSロボと4体合体・メガベックスという合体を披露したそうでござるが、本品には4体合体機能はなく、カバヤの食玩版(ガイガンダーモデル、全4種、各200円)で再現されているでござる。

Photo_21Photo_22

さて、ファイターモードは死神を思わせる細身の骨格的なデザインにマント姿、腕には腕輪や指輪まで造形されており、かなりキャラクター性の強いデザインでござる。

Photo_23

Photo_24 

頭部のスペクター・アイは、ゲーム操作をする際にボタンを押せば発光するギミックを搭載しているでござる。

しかも! ファイターモードの大きさは箱よりも大きいのでござるから、現在に見た目がスカスカの購買意欲を失くす箱の事を思えば、たとえ地味でも箱より商品を取り出した時のギッシリ詰まった満腹感は嬉しいモノでござるな。

Photo_25Photo_26 

両腕の親指は可動し、装備された鎌を持つ事が可能でござる。

Photo_27

更に、鎌は組み換えにより大鎌になるのでござる。

Photo_28

うむ! 良いでござるな~

TVアニメを見ていないのが悔やまれるでござる。

Photo_30Photo_31

更に、尻尾に装備された翼竜の頭部を外し、スペクター・ショットとして使用する少々悪趣味な武装も、死神に相応しい武器でござる。

Photo_32

翼は展開できるので、更にいい感じになるのでござる。

Photo_29

Photo_33

しかし、残念ながら販売は芳しくなく、TVアニメも途中打ち切りというか・・・ 「トランスフォーマー・マイクロン伝説」にシフトチェンジしてしてしまったのでござるな。

拙者はTVアニメを見ていないので何とも言えないでござるが・・・ 面白い番組だったのでござるかな?

Photo_34Photo_35

それとも・・・ 前作の「ウェブダイバー」の失敗を活かせない作品だったのでござろうか?

悔しきかな、本品も実物を触って商品の好さが分かる商品なのでござる。

コレは、見た目で購入を見送った御仁には悔やまれる一品でござるよ。

まあ・・・ どちらにせよ、勇者シリーズを継ぐタカラ作品には成れなかったシリーズでござる。

Photo_36 

タカラの販売戦略の下手さが、自分の首を閉めた作品でござるかな?

以上が、本品における拙者の素直な感想でござる!

「爆闘宣言 ダイガンダー」を正当に評価できる御仁が居るのであれば、TVアニメと連動した感想を是非に聞かせていただきたいものでござる!