ごきげんようでござる!
「超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム」ではヤラレ役(戦闘兵)専用の量産型トランスフォーマーであるビーコンが設定され、玩具の方も数種類販売されたでござる。
量産型と云う事で、複数購入して軍団を再現する為か、人気が無いのにも関わらずファーストエディション版(ファーストエディション、ディセプティコンビーコン、2940円)は早々に売り切れ、スタートダッシュの遅かった拙者は買い逃したでござる・・・
その後販売されたアームズマイクロン版(AM-14、ディセプティコンビーコン、2100円)は購入できたものの・・・ 複数買うには軍資金が乏しいので1体のみ購入でござる・・・
そこで、嬉しいのがEZコレクション版のディセプティコンビーコン(EZ-07、ディセプティコンビーコン、525円)でござる!
廉価版商品ゆえに低価格で購入しやすく置き場所にも困らない、まさにヤラレ役量産型に相応しい商品で、拙者の場合は4体購入したでござるな。 (笑)
本品は2012年3月にEZコレクション商品として国内販売された商品でござるが、先行で販売された海外版はサイバーバース商品として販売されており、基本的にはパッケージのみ異なる仕様でござる。
さて、ディセプテコン戦闘兵ディセプティコンビーコンのヴィークルモードは、濃紫のスポーツカーだそうでござるが、商品では黒いスポーツカーでござる。
ディセプティコン陣営の量産型下級兵士(戦闘兵)にしては珍しく、地球産(?)のスポーツカーに擬態したキャラクターでござるが、デザインの方も如何にもヤラレ役ぽいデザインでござる。
しかも、商品の完成度としては如何に廉価版と云えど車体後部から足が丸見え状態だったりと残念な完成度でござる・・・
本品には武器パーツ取り付け用の凹ジョイントが3か所設けられており、付属の武器パーツを取り付ける事が可能でござる。
ただ・・・ 付属の武器パーツが凹ジョイント1か所と凸ジョイント2か所の特殊なデザインの為に取り付け方の工夫はし難いでござる?
更にロボットモードへの変形は簡略で、外装部と一体になった手足を展開するだけで面白味のない変形でござる・・・
まあ、何処を如何したらあんな細身のロボットに変形するのか難しいデザインではあるものの、よくぞ簡略変形で誤魔化したと感心するでござる。
しかしまあ、同じような簡易変形のバ〇ダイ製「超〇変形ジャイ〇ゼッター」のモー〇ィングミニカーシリーズの事をおもえば、ロボット頭部は折り畳み式に成っているし、フロントパーツのアレンジも邪魔にならないまま設計されているので、変形ロボット玩具の完成度としては勝っているでござるよな。 (笑)
拙者的にはヤラレ役の量産型であった場合、本品くらいのデザインで妥当だと思うのでデラックスクラス商品よりもEZコレクション版は脚部の色を除いて好きだったりするのでござるよな。
可動箇所に関しては、並みのEZコレクションと同等で最低限度しか動かせず、膝が動くものの接地バランスの関係でポージングしにくいのも欠点でござる。
付属の武器パーツは凸ジョイントの向きを変えることにより、打撃系武器として保持させたり、ジョイントを使って別売りの武器を合体させたりする事が可能でござる。
ディセプティコンビーコンの設定は、プログラムされた命令を忠実に働く戦闘兵で仲間との連携行動を得意とするようでござる。
なお、能力値は体力(6)、知力(5)、速度(6)、耐久力(5)、地位(3)、勇気(7)、火力(5)、技能(4)、と設定されており全員共通(?)のようでござるが、独自の自我をもっているようでござる。
単なるヤラレ役と云っても、単体での戦闘力は強めに設定されており、劇中でも一撃で死ぬような事もすくないでござる? (笑)
敵役とはいえ、レギュラーキャラクターをバンバン殺していては玩具販売促進アニメの意味がないから同型多数のヤラレ役は必要だったりするでござるな。
はっきり言ってしまえば、EZコレクション版ディセプティコンビーコンの魅力は、人気でも玩具としての完成度ではなく、多数買いによる軍団再現にあるのでござるよな。
「戦いは数だよ兄貴!」
ちゅー事で、EZコレクションのパーッケージに書かれた「キミだけの軍団を作り出せ!」のキャッチコピーとは如何に多数買いで大軍団を作る事にあるのでござるよな。 (笑)
拙者の場合は本品をチビチビ買い揃えていき、現在で4体目だったりする訳でござるが、軍資金さえあれば更に増やしていきたい商品でござる。