トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

銀の蛇

2010-07-12 18:09:45 | TF・ALTERNITY

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ごきげんようでござる!

前回は低年齢向き商品(対象年齢3歳以上)だったので今回は大人の鑑賞にも答える商品(対象年齢15歳以上)の紹介でござるが・・・

拙者的には玩具ちゅーモノに大人向き等という玩具はなく、大人の玩具とは実生活には関係ない実用の自動車・船舶・航空機などの娯楽用品の一種などなどで、玩具はそれ以外の商品であり、大人の鑑賞に堪えうる玩具とは単にメーカー側の販売層の拡大やユーザーの購入動機の正当性などなどの逃げ言葉だと思うのでござるよな。 (笑)

ちゅー事で今宵は、2010年販売の「トランスフォーマー オルタニティ」より、光岡自動車のオロチに変形するデストロン軍団クエスター指揮官、スタースクリーム(A-04、MITSUOKA OROCHI スタースクリーム・ホワイトパール、4725円)の紹介でござる!

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いや~本品は実在メーカーとライセンスをとり1/24スケールのバイナルテックに変わり、1/32スケールで商品化された第4弾商品になる訳でござるが、まさか航空機系デストロンの代名詞であるスタースクリーム(22、スタースクリーム、1980円)に白羽の矢が当たるとは・・・

しかも、光岡自動車でござる。

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う~む・・・ 日本車限定(?)のシリーズとはいえ、田舎では外国産スポーツカー並みに見ることがないであろう光岡自動車のトランスフォーマー化には2度も驚かされた商品でござるよ。

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拙者はミニカーコレクターではないので詳しくはわからないで、オロチのミニチュアカーの存在は分からないでござるが、拙者的には初の光岡自動車商品でござる。 (笑)

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確かに本品は大人の鑑賞にも堪えうるミニチュアカーでござるが、開閉するドアの中身にはロボットの腕などがギッシリ詰まっているでござる。

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まあ、変形ロボット玩具なので仕方がないでござるが、変形ロボット玩具をバカにしている大人相手の商売ではどのような反応があるか楽しみでござるよな。 (笑)

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しかし・・・ トランスフォーマーを知らない一般人は騙せても、コレクターである拙者には地べたを這い回るオートボットをバカにしているスタースクリームがスポーツカーなのはキャラクター的に納得がいかないのでござるよな?

スタントロン等のデストロン兵士であれば納得がいくのでござるが、一般人をターゲットにいれた商品だと知名度が無いのでメジャーな名前で商品化したいのでござろうな・・・

で、キャラクター的に納得させるための強引なギミックでござるが・・・

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後輪よりインパルス・スラスターを展開したフライトモードおよび星間航行形態なのでござるよな。

う~む・・・ ダブルチェンジャーというかなんと言うか強引な商品でござる。

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しかしまあ・・・ 羽を出せば飛べるという発想は安易というか幼稚で、大人の鑑賞に堪えうる商品としては如何なものでござるかな?

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まあ、確かに男とは子供心を忘れぬ生き物でござるから幼稚な発想もアリなのかもしれないでござるな? (笑)

さあ、本品のキモであるロボットモードの変形でござるが、相変わらず直感的に次の変形箇所が理解できる”シンクロテック”のギミックがイマイチ理解できず、説明書なしではとても変形させずらく初心者にはお勧めできない商品でござるよ。 (笑)

あくまでも本品は多数の変形玩具で経験を積むことで養われる直感を必要とする変形ロボット玩具でござる!

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しかも、ボールジョイントを使用した腕と腰アーマー(ドア)や後部ナンバープレートは破損防止の為に外れやすく、変形途中やポージングの際にはポロポロ外れるのでストレスが溜まり気が短い人には尚更変形させにくい商品でござる・・・

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しかし!

本品は、確かにスタースクリームらしくないデザインなが、なかなかがんばっており、ドアではなく車体上面部を羽に見立てた大胆なデザインとソレっぽい肩や両腕の武器(レトロアクティブ・ナリファイヤー)、マイクロン伝説版(MD-02、スタースクリーム、2980円)を想わせる脛の翼などなどニヤリとさせられるロボットモードは劇場版(MD-08、スタースクリーム、3675円)などよりもスタースクリームらしいでござるかな?

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が・・・ 顔のデザインは少々イメージが異なり、子供相手ではないキャラクターなのは分かるとして4つ目にする必要があったのでござろうか?

見たものに恐怖を与え、動けなくする4連邪視力は見た目のインパクトは強いでござるが、歴代スタースクリームにはない機能でござる。

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う~む・・・ 設定からして神の領域であるオルタニティでござるか邪神にでもなったつもりなのでござろうか?

一応設定上は、メガトロン(A-02、NISSAN FAIRLADY Z メガトロン・ブレードシルバー、4725円)がオルタニティ候補者からなるエリートで構成されたエージェント組織・クエスターズの指揮官で、標的を過去にさかのぼって抹消する時空平気のレトロアクティブ・ナリファイヤーなどチートな反則武器を与えられているので、自分が何かの実験台にされているのではないかと疑っているが、メガトロンを妥当する野望は常に抱いているようでござる。

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しかしまあ、これだけ反則な能力をもっていれば、誰も見ていないところでチョコっと工作すれば世界の壊滅など容易いもののはずなのにバカ正直にサイバトロンと対決する設定とか世界観は矛盾だらけで、難しい単語や理解できにくい設定をつかえば大人向けの作品になるなどと思い込む中学生レベルの世界構成が本当に大人に通用すると思っているのでござろうか?

拙者的には大人なSF的世界設定とは、多少無理すれば実現するくらいの世界観のほうがリアルだと思うのでござる。

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拙者的には「オルタニティ」の世界観は大人の鑑賞には堪えないのではと思うのでござるよな?

実際、映画でも漫画でも大人に支持される作品とは、ごくごく普通の世界観に何らかの要素を加えた作品だったりするので、日常とかけ離れすぎるとギャグ漫画と紙一重なのでござるよ。

まあ、大人の鑑賞に堪える玩具とは、大きな子供用の玩具だったりするのでござるよな! (笑)


シュプリームレッドパール

2010-03-14 18:56:11 | TF・ALTERNITY

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ごきげんようでござる!

トランスフォーマーを代表するキャラクターで、バンブル(11、バンブル、500円)とクリフ(13、クリフ、500円)は共に人気のあるキャラクターでござるが、明るく人なっこい性格が幸いしてバンブルの方が圧倒的に人気を博しているでござる。

その為にバンブルは多くのリニューアル商品や名前を引き継いだ商品の多く販売されたのでござる。

が、昨今クリフバンブルは同型扱いされており、バンブルの新商品が販売されると成型色変更品でクリフも販売される流となっているでござる。

クリフのファンとしてはバンブルと同一視される事には不満を持つ御仁も存在するようでござるが、世の中同型でも販売すらされないハブキャップ(C-57、ハブキャップ、500円)な存在もいるので、クリフは恵まれているのでござるよ!

ちゅー事で今宵は、2009年販売の「TRANSFORMERS ALTARNITY」版クリフ・シュプリームレッドパール(A-03、SUZUKI スイフトスポーツ / クリフ・シュプリームレッドパール、4725円)の紹介でござる!

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本品は同時販売されたバンブル・チャンピオンイエロー(A-03、SUZUKI スイフトスポーツ / バンブル・チャンピオンイエロー、4725円)と金型を同じとするバリエーション商品でござるが、頭部パーツは個別に製作されているでござる。

なお、商品番号は共通のA-03でござるが、専用パッケージや説明書が用意されているでござる。

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本品のヴィークルモードはスズキのスイフトスポーツでござる。

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毎度の事ながら「TRANSFORMERS ALTARNITY」は国産自動車メーカーと制式ライセンスを得た商品でござるから、国産車中心になるのもわからないでもない話しでござる。

故に先ずはキャラクターありきで車種を選んでいるのか、車種の選択によりキャラクターを当てはめているのか分からないでござるが、バンブルクリフを現行日本車に置き換えた場合は違和感の無い商品でござる。

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しかしまあ、商品的には販売価格相応な完成度なのでござるが・・・

ちと販売価格は高く、一般消費者には敷居の高い商品に成っている事が残念でござるよな。

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商品はシリーズ統一の1/32スケールで製作されており、4ドア・ボンネットなども開閉するでござるが・・・ 販売価格を考えれば無理にバイナルテックの統一スケール1/24スケールを縮小せずともプラスチック製ボディで展開していらが統一感があつて良いような気がするのでござるが・・・ 保管場所やコレクション性を考えた場合は1/32の方が収納スペースには優しいでござるかな? 

・・・財布には優しくないでござるが。 (笑)

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しかしまあ、現在は3車種8バリエーションでござるから、今後どのような車種で誰が販売されるか分からないでござるがデストロン側商品は今まで以上に強引な解釈が必要になるでござるな。 (笑)

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まあ、拙者としては一人のカラーバリエーションで販売されるよりも、同型(?)の別人で販売されるほうが良いでござるよな。

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さあ! ロボットモードへの変形でござるが、細かく折りたたまれている為に複雑で、最初に説明書を読んでも分かりにくい商品でござる。

オルタニティの特色である連動変形「シンクロテック」も、次の変形箇所が直感的にユーザーへ伝わるという新たな試みも、どちらかと言えば熟練ユーザーが変形の途中過程を如何解釈するかが試される商品なのでござるよな?

変形だけでも初心者向きじゃない商品なのでござるよな。

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拙者も先にバンブル・チャンピオンイエローで変形経験が合ったので、すんなりと変形でき気になっていたボンネット部収納と腰部の収縮位置が把握できたでござる。

如何も個体差により腰部の収縮が硬いものがあるようでござるな?

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まあ、ロボットモードのデザインは頭部を変更したとはいえ、バンブル・チャンピオンイエローと同型でござるが、悪くは無いデザインでござる。

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やはり、カラーバリエーションでも専用頭部があると違うでござるよな~

3色目は黄色でなくとも、新造頭部でハブキャップを販売してもらいたいでござる。 (切実)

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さて、本品の設定は「バイナルテック」世界出身のクリフのようで、バンブルと同じ共通フレームのオートアバターを使用しており、プロテクターズ(オルタニティ支援組織)の一員としてオルタニティに協力しているそうでござる。

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特殊能力としては、オルタニティが立ち入れない時間領域でのミッションを行い、波動ポインター・ガンにより、オルタニティの遠隔時空兵器を誘導するそうでござるが・・・

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拙者には付属の説明書に記載された設定や物語を読んでも何がなんだか分からないのでござるよな?

何が言いたい?

ちゅーか、「理解してもらえない設定を考えても面白いのか?」ちゅー問題でござる?

対象年齢15歳以上でも、難しい専門用語な南海のストーリーを導入しても受ける要因ではないのでござるよな?

玩具設定は単純明快が一番なのに、わざわざ難しい方に設定を作り上げて初心者置いてけぼりのシリーズを組み立ててしまうのは如何な物かと常々考えさせられるでござる。

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まあ、自覚が有るの如何か分からないでござるが、付属ストーリーにてクリフが・・・

「オルタニティってのは、つくづくデタラメな連中だよ」

と言わせているので、コレが本音なのかもしれないでござるよな?

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まあ、願わくば外国車もシリーズに加えてもらいたいものでござるが如何なのでござろう?

拙者としては国産車ばかりで神がかり的な能力設定を持つオルタニティの存在は、日本贔屓で日本人の驕りだと思うのでござるよな?

少なくとも「TRANSFORMERS」は日本だけのモノじゃなく世界ブランドでござるから、あからさまに米国車に偏る事にも問題でござるが、もっとイロイロな国の自動車にも変形してもらいたいでござる。


スーパーブラック

2010-01-27 15:04:08 | TF・ALTERNITY

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黒いコンボイ3連発!

今宵は成型色変更品の黒色仕様でござるが、限定販売品ではない黒いコンボイ

2009年販売の「TRANSFORMERS・ALTERNITY」版

コンボイ・スーパーブラック(A-01、NISSAN GT-R コンボイ・スーパーブラック、4725円)の紹介でござる!

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本品は2009年より実車メーカーとの連携による国内展開シリーズ「オルタニティ」第1弾商品、日産GT-Rに変形するコンボイ(A-01、NISSAN GTーR コンボイ・バイブラインレッド、4725円 / A-01、NISSAN GT-R コンボイ・アルティメイトメタルシルバー、4725円)に次ぐ3色目の商品で、先に販売された2色より販売次期がずれてしまったでござるが、パッケージイラストや付属説明書は別物になっているでござる。

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まあ、商品的にはカラーバリエーションなのでカラーリング以外の違いはないでござる。

故に限定販売品ではなく通常販売の商品なのでござるが、純国内展開商品は生産数が少ないのか限定販売品なみに入手しにくいのでござるよな。 (笑)

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しかしまあ、オルタニティ商品は完成度は高いが作品設定の世界感やキャラクターに無理強いさせているためか、人気はそれほど高くない様でござる。

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まあ、いくらフィクションの作品設定とはいえ、現実味を飛び越えすぎた設定には親近感が湧かずに呆れるだけでござるよな。

そう、なんでもかんでも超越した特殊能力ばかりだと、パワーのインフレ状態で面白味もないのでござるよ。 (笑)

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まあ、何事もホドホドのフィクションの方が現実味があって面白いものでござるよな。

実神がかりな能力を持つトランスフォーマーが何故に日本車なのかというツッコミが海外から聞こえてきそうでござるが、実際に海外のトランスフォーマーファンは「オルタニティ」を如何考えているのでござろうか?

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少なくとも自国車で無い事には反感を抱くでござろうな。 (笑)

まあ、コレが元で日本車バッシングが始まってもしょうがないでござるが、少なくとも日本人は劇場版「TRANSFORMERS」の露骨な米国車タイアップに関しては批判していないでござる。

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そう、日本人でも「オルタニティ」が国産車だけの展開であり、スタースクリーム(A-04、光岡 オロチ、スタースクリーム・ホワイト、4725円)までがスポーツカーにトランスフォームしてしまうキャスティングには納得がいかないのでござるよな。 (笑)

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さて、コンボイ・スーパーブラックのロボットモードのカラーリングは、「トランスフォーマー・カーロボット」版ブラックコンボイ(D-012、ブラックコンボイ、3980円)を模しており、コンボイ・ブラックバージョンとは異なるコンボイ本人ではない別人のコンボイでござる。

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そう!

オルタニティ版コンボイは、各次元に存在するコンボイが次元を超えて行動するオートアバターであり、同型機が多数存在するようでござる。 (?)

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黒いGT-Rのオートアバターはベクター704と呼ばれており、かっては悪の使途であった者が救済され、オルタニティの一員となった得意な存在のようでござる。

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出所シリーズは明かされていないでござるが、彼は怪物惑星ユニクロンにより、「とある世界の滅んだ世界」のコンボイから複製された存在らしく、数千年に渡って加えられた責め苦により、心を破壊された兵器として作り上げられた存在らしく、激闘の末サイバトロンに敗れた彼は、90万年後の未来において、コンボイの集合体に迎えられたそうでござる。

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まあ、彼はコンボイを名乗っているがブラックコンボイなのでござるよな?

その為に、再起動後はオルタニティの使命に忠実な担い手と成り、思慮深い性格となったが、戦闘経験が豊富故に、無意識に非道な戦法を用いるようでござる。

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まあ、言うなれば正義のサイバトロンの戦いは、敵と対等条件で戦う「武道」なのでござるが、ブラックコンボイは勝つ為なら手段を選ばず丸腰の敵でも武器で戦うような戦闘なのでござるよな。 (笑)

付属説明書に描かれているコミックにも「やり方が少し、えげつないんじゃなくて?」とツッコミが入れられるほど、日本人がもつ正義の味方の価値観では遣り過ぎだと思うのでござるよな。

まあ、敵を倒すという行為は結果的に殺人でござるから、キレイに殺そうが酷く殺そうが同じ事で、他国の考え方では敵は無残に殺される方がスッキリする正義感もあるようでござる。

正義も価値観により異なるのでござるよな?

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しかしまあ、御国事情が変わっても、散々悪さを行っておいて、改心したから善人になりましたならゆるせるでござるが、そのうえに「神様」にまで成っちゃうのは許せないのでござるよ。

拙者は宗教的に「唯一神」を信じる訳でもないでござるし、いくら過去の過ちを悔いた正して守護神となるのは良いでござるが、鬼子母神を神様として崇拝したうのはマズイだろうと思うのでござるよ!

鬼子母神の犠牲に成った子供の事を考えれば、後の行動は許されても改心するまでの行いは許されないので神様と同格に崇拝しちゃうのは八百万の神を崇拝する日本でもオカシイと思うのでござるよな?

故に拙者はオルタニティであるブラックコンボイを「神様」と呼ぶのには抵抗があるのでござるよ。

まあ、コミックでもコンボイ・スーパーブラックは「神と呼ぶな、闇の騎士、と呼んでくれ!」と言っているので自覚はあるのでござるが・・・ 自分で騎士を名乗るのは自意識過剰でござるよな。 (笑)


次元の探索者

2009-12-04 19:24:04 | TF・ALTERNITY

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トランスフォーマー屈指の人気キャラであるバンブル(11、バンブル、500円)は実車メーカーと協力し正式なライセンスを取得した「バイナルテック」にてニュービートルのボディで企画・設計(?)されていたようでござるが・・・

ライセンス許可がおりず、別メーカーの車種に変更されることなく未販売に終わったでござる。

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しかし!

2009年遂に「バイナルテック」の直系後続シリーズである「オルタニティ」にて、SUZUKIスイフトスポーツのヴィークルモードにてバンブル(A-03 SUZUKIスイフトスポーツ / バンブル・チャンピオンイエロー、4725円)が販売されたでござる!

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本品はバイナルテックより小型な1/32スケールで設計されており、同時販売のクリフ(A-03、SUSUKIスイフトスポーツ / クリフ・シュープリームレッドパール、4725円)と共同ボディでござるが、カラーリングと頭部は異なる仕様でござる。

なお、商品番号は共通のA-03でござるが、付属説明書は別個のモノが封入されているでござる。

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さて、ヴィークルモードはニュービートルではないのが残念でござるが、様々なバンブルのリメイク商品を見てきたせいか、スズキのスイフト(2代目ZC31S)でも、違和感無く受け止める事が出来たでござる。

ふむ。 拙者的にはニュービートルで拘っていたでござるが、慣れと云うものは怖いでござるな。 (笑)

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商品は一部ダイキャスト製でゴム製タイヤや細かい塗装により精密なミニカーに匹敵するのでござるが、黄色いボディが災いし、分割線が目立つ事やリアウィンドー部分に変形構造のパーツが露出するなどの欠点が目立つでござる。

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しかし、4ドア全てが開閉し、ボンネット及びリアハッチも開閉するでござる。

直接、ロボットモードの変形に関係ないドアパーツが開閉するギミックには感心するでござる。 流石は対象年齢15才以上でござるな。

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まあ、拙者も日本人でござるから、違和感があってもバンブルが日本車であるこちには嬉しいでござるが、相変わらずオルタニティのぶっ飛んだ設定には戸惑うでござるよな。 (笑)

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日本車ばかり商品化して恥知らずとか卑怯だとか、「我が国の車も商品化するニダ!」とか言われそうでござるが、トランスフォーマーは日本発だし「オルタニティ」は国内シリーズが前提でござるから外国人には関係ない事で、勝手にコピーしたパチモンの車両でトランスフォーマーの名前を名乗らず勝手に販売すればよいだけでござる。

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なお、本品の問題点は国内販売でござるから販売価格を高めに設定されており、下手すれば同スケールの別シリーズ商品であれば2体購入できる事でござる。

日本販売品は高年齢・コレクター層を狙っているからこそ、高価格でござるから海外仕様で販売できたとしても、大衆仕様の日本車で何処まで受け入れられるかが問題でござる。

ここは、是非に映画のリベンジの意味でもアウディとかの欧州メーカーとライセンス契約を取ってもらいたいでござるよな。 (笑)

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さあ! ロボットモードの変形はキャラクターに似合わず、激ムズで初心者お断りの変形方法でござる。

拙者も説明書と格闘しつつ変形させたのでござるが、如何も腰周りが気になるのでござるよな?

そう、エプロン状(?)のボンネットの位置と、腰部が更に1~2ミリほど伸ばせそうな気がしないでもないのでござるが、破損の恐れが有るのでコレで断念したでござる。

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オルタニティには「シンクロテック」と呼ばれる新感覚の連動変形ギミックが組み込まれており、直感で次に変形させる場所が伝わるという事でござるが、素人には無理でござる。

最低でも、何種類かのトランスフォーマーを変形させた経験値と、説明書の理解しにくい場所を直感で変形させると云うものが正解でござろうな。 (笑)

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しかし、苦労して変形させただけあり、ぷっくらとしたボディや頭部デザインはバンブルらしい愛嬌のあるデザインでござるよな。

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なお、日本人は単一色の車を好む為に、車体にはマーキングすら無いでござるが、本デザインを見ていると・・・ 白と紺のツートンカラーでも似合いそうでござる。

そう! 「おかえりなさいませ御主人さま!」

のようなボンネット部分のエプロンや背中の羽を白くすればメイドさんぽくなりそうでござる。 (笑)

無論、頭部はカチューシャ風のデザインの新造形品に変更してでの事でござるが。

・・・タカラトミーもこれくらい痛車仕様のトランスフォーマーで暴走してもらいたいでござるよな。

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さてさて、本品の武器はクロノヴェノム・スティンガーガンと呼ばれる二丁拳銃で、グリップを折りたたんで脚部内側に収納される珍しい短銃身の火器でござるが、設定では「局所時間流を麻痺させて、物体の動きを止める特殊粒子弾を発射する。」そうでござる。

相変わらず、ぶっとんだ武器設定でござるが、バンブル自身はサイバトロン情報員の役職で、「バイナルテックの世界」出身の90万年を経てオルタニティ化したバンブルらしいでござる。

商品は未販売でござるが、「バイナルテックの世界」ではバイナルテック化していたのでござろうな?

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設定では、多世界の複雑な構造を見極める感覚をもっており、オルタニティの有用な先触れ、メッセンジャー、あるいはスパイとして活動しているそうでござる。

他の能力としては、軽度のタイムパラドクスを補完・分解可能で、時空干渉に伴う人的・物質的損害を無効化する装置を有しているそうでござる。 ・・・まったく、次元を超えた攻撃は無いものの、反則技ののオンパレ-ドでござるな。 (笑)

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なお、付属の物語では、オルタニティの支援組織であるプロテクターズの隊員エリータセブン(未販売)と共に、2009年の「バイナルテック・アスタリスクの世界」の四国地方に調査に訪れたようでござる。

エリターセブンは、地球人に似せた合成人間の身体をもつトランスフォーマー(?)のようで、後姿のイラストが描かれているでござる。

バンブルいわく、「バイナルテック・アスタリスクの世界」は余所にくらべてハッピーな世界だそうでござる。

まあ、確かにデストロン商品が販売されていない訳でござるからハッピーなのでござろうな。

しかし、そこに現れた謎の3人組みは・・・

プリテンダー機能を会得したリフレクター(21、リフレクター、1980円)だったのでござるよな。 おお・・・ 拙者的には好みの展開でござる。

まあ、彼等が販売されるような事はないでござるが、何らかのかたちで関連商品が販売される事は期待したいでござるな。

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しかしまあ、バンブルって誰かとペアを組んでいるほうが似合うキャラクターだと実感したでござるよ。

問題は今後の展開が如何なるか分からないでござるが、スイフトスポーツ3色目の商品でござるよな。

拙者的には新造頭部と変更したハブキャップ(C-57、ハブキャップ、500円)を期待したいところでござるが・・・ 黄色のボディでござるから・・・ 難しいでござるかな?

まあ、いボディだと頭部も取り替えないで、デストロン偽装工作員、バグライト(84、G1ゴーボッツ、3500円)というネタがあるのでござるよな。 (笑)

う~む・・・ オルタニティの設定を用いないで考えればイロイロと使いまわしが可能な商品でござるよな?


アルティメイトメタルシルバー

2009-09-21 07:38:40 | TF・ALTERNITY

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ごきげんようでござる!

今宵も、前回に続いて銀色のネタで、NISSAN GT-Rに変形する2009年販売の「トランスフォーマー オルタニティ」版コンボイ・アルティメイトメタルシルバー(A-01、NISSAN GT-R / コンボイ・アルティメイトメタルシルバー、4725円)の紹介でござる!

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本品はオルタニティ商品第一弾として、赤いボディコンボイ・バイブラントレッド(A-01、NISSAN GT-R / コンボイ・バイブランレッド、4725円)と共に販売された訳でござるが、設定上はカラーバリエーションではなく、別次元の同一人物と云うヤヤコシイ存在でござる。

故に、商品番号や付属説明書は共通でござるが、箱は専用の物が用意されているでござる。

まあ、販売価格を考えると、スペックカードの1枚くらい付属してもらいたかったでござるが・・・

販売価格には日産自動車との使用料も含まれているのでござろう。 (笑)

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なお、商品は日産自動車の監修も受けているようで、変形機能の分割線を除けば、1/32サイズの精密模型としての完成度は高いでござる。

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そう! 本体フレームにはダイキャスト製パーツを仕様する事で、重量感を保ち、プラスチック製の外皮は塗装仕上げとなっているのでござるよな。

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なお、本品はドアやボンネットが開閉する仕組みになっているでござる。

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流石はバイナルテックの後継商品でござるが、サイズを落とすことによりコレクション性の向上と販売価格を抑えたハズでござるが・・・

販売価格は4000円以下に抑えるべきだったでござるよな。

まあ、これも日本販売戦略が、米国と違い子供向き玩具でも大人が買う商品展開ではなく、子供向きと大人向き玩具を区別して販売する日本の商品展開の価格設定でござるよな。

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故に本品は対象年齢が15才以上と成っており、設定もヤヤコシクすれば本格SFになると思っているのか分かりにくい多重次元の世界感を導入しているのでござるよな。

拙者的には分かりにくいSF考証を導入するより、一般人を取り込むためは、シンプルなネタの方が良いと思うのでござるよな。

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そう!

本品は、ウルトラマグナスとして販売したほうが、トランスフォーマーファンには受けが良いはずでござるが、商標的には一般人にも知名度があるコンボイの名を優先させたのでござろうな。 (笑)

まあ、多重次元の同一人物は、みんなコンボイである為のコジツケな設定でござろうな?

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さあ、ロボットモードはイメージカラーのもさることながら、銀色のボディも似合っているデザインでござる。

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一応、コンボイ・アルティメイトメタルシルバーの設定では、通称「ベクター01」と呼ばれるオルタニティ発祥の地「バイナルテック」の世界で造られた1号機らしいのでござるよな。

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まあ、様々な「トランスフォーマー」の世界には同種のコンボイが存在しており、次元を超えて超次元生命体のハイセリオンと戦う事がオルタニティの存在意義らしいでござる?

分かりやすく云うと・・・ 某「通りすがりの仮〇ライ〇ー」みたいなものでござるかな? (笑)

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まあ、各パラレルワールドに存在するコンボイが集結(?)する場合はオルタニティのデザインに姿を変えるらしいのでござるよな。

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なお、本品は両腕に、過去や未来、別世界に存在する標的を狙撃可能な超遠隔射程武装「対ハイセリオン徹界タキオンブラスター」なる反則武器が装備されているのでござるが、手持ち武器がないのがデザイン的に残念でござる。

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まあ、拙者も本設定を見たときには、「あちゃ~ やっちゃった・・・ 」と思ったものでござる。

何事もホドホドにしないと後から話を続けるには無理がでてくるものでござるよな。 (笑)

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なお、現在オルタニティ版コンボイは3種が販売されていたりするのでござるが、NISSAN GT-Rのボディカラーは6色が販売されていたりするので、スーパーブラック(A-01、NISSAN GT-R、コンボイ・スーパーブラック、4725円)と同系列(?)のチタニウムグレーとダークメタルグレーの販売はなくとも、ブリリアントホワイトパールはウルトラマグナスで販売してもらいたいでござるな。 (笑)