トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

ブレードシルバー

2009-08-31 20:04:55 | TF・ALTERNITY

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ごきげんようでござる!

車が売れない昨今において、自動車メーカーもイメージ戦略で新車をアピールしたいもので、有名人等が乗る事により、イメージアップするものも有れば、犯罪に使われた事によりイメージは下がるが知名度がアップする場合もあり、何かと大変でござるよな。 (笑)

そう、トランスフォーマーでは善悪がハッキリしているので、ヴィークルモードとなった実車メーカーは自社のイメージ戦略とは別に、影響をうける訳でござるよ。

まあ、大概は正義のサイバトロンであれば、OKも出やすいでござるが、悪のデストロンとなるとOKは出しにくく、バイナルテックではサイバトロンでOKを貰ったメーカーの商品をデストロン使用として販売した訳でござるよな。 (笑)

故に劇場版効果により、知名度が上がったとしても最初からデストロン商品として販売される事は難しいはずでござるが・・・

日産自動車は実に協力的というか快挙というか・・・ 

日産自動車製スポーツカーの代名詞と呼ぶべき、フェアレディZメガトロン様(A-02、NISSAN FAIRLADY Z、メガトロン・ブレードシルバー、4725円)として販売されたでござる!

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本品は2009年に1 / 32リアルスケールの「トランスフォーマー オルタニティ」商品第2弾として、銀色ボディと青色ボディ(A-02、NISSAN FAIRLADY Z、メガトロン・プレミアムルマンブルー、4725円)及び、黒色ボディ(MA-02、NISSAN FAIRLADY Z、メガトロン・ダイヤモンドブラック、4725円)の3種が販売されたでござるが、先ずはイメージカラーであるブレードシルバーの紹介でござる!

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いや~ それにしても、よくぞ日産自動車がメガトロン様のヴィークルモードで最新の6代目フェアレディZ34型で許可が下りたものだと感心するでござる。

まあ、実在の人物でなく、エンターテメントでござるから、どうせ悪役なら一番目立つ大ボスで妥協したのでござろうか。 (笑)

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しかし、トランスフォーマーにて、フェアレディZのヴィークルモードとは、2代目S130型のストリーク(08、ストリーク、1800円)やプロール(09、プロール、1800円)及び、スモークスクリーン(45、スモークスクリーン、1800円)だったり、3代目Z31型風なのがストリートワイズ(C-73、ストリートワイズ、880円)なので、Z34型でストリークを見たかった事はファン心理でござるが、バイナルテックでは富士重工業(BT-03、ストリークfeat.スバル インプレッサ WRX、5229円)や本田技研工業(BT-15、プロールfeat.ホンダ インテグラ TYPE-R パトロールタイプ、5229円)だったので、日産自動車の逆襲でござろうか。 (笑)

まあ、初代ストリーク達も正式なライセンスが有ったのか不明でござるが。 (?)

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まあ、日産自動車としても「トランスフォーマー」の顔であるコンボイ(A-01、NISSAN GT-R コンボイ・バイブラントレッド、4725円)も販売されたわけでござるから、悪いイメージには成っていないはずでござるよな。 (笑)

自社製品が善悪に分かれる車内抗争は問題があると思うでござるが・・・

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さてさて、本品は左右のドア及びボンネットが開閉し、スケールモデルとしても完成度は高いのでござるが、変形機能が有るために分割線が目立ってしまうことが少々残念でござる。

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しかし、武器パーツ(テセラクタルソード)を車体下部に取り付けたり、ステアリング機能はないが、前輪には遊びがあるため、少々動いて見えるなどの見えない拘りは、流石にバイナルテックの後続商品であることが窺える商品でござるよな。

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ロボットモードのデザインも既存のメガトロン様にはない、鎧を着た武士的なイメージでござるが、雰囲気の良いデザインでござるな。

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ただ・・・ 本品は複雑な変形機能であるために、脚部構造には少々問題があり、接地バランスが悪いのでござるよ。

まあ、拙者の購入物は個体差だとは思うのでござるが、右膝が緩く立たせにくいのでござるよ。 ゆえに立たせる場合は微調整が必要なのでござるよな。

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そう! 本品のセールスポイントである連動変形(シンクロテック)は、「トランスフォームを行うなかで、次に変形させる部分は何処なのかが、直感的にユーザーに伝えるギミック。」なのでござるが、ハッキリ言って素人向けの設計ではなく、中堅ユーザー向けの商品なのでござるよな。

無論、拙者も説明書なしで変形できなく、説明書に記載されていない部分の変形箇所が何処かが、直感的には分かる程度なのでござるよな。 (笑)

まあ、ドチラかと言えば立体パズル的な要素も強いのかもしれないでござる。

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さて、オルタニティメガトロン様の設定はヤヤコシク、簡単に説明できない以上に拙者も理解しがたいのでござるが・・・ どうやらオルタニティ版コンボイとは別種のオルタニティと同等の能力を持ったオルタニティぽい存在(ハイセリオン)らしいでござる?

毎度思うのでござるが、もっと単純な設定にできないものでござるかな・・・

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で・・・ 両腕に装備されたグラビタルブレードは「空間を切り裂き、時間流を分断する刃」だそうで、ビームも撃てるという反則な武器なのでござるよな。 (笑)

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更に、テセラクルブレードは、超次元生物ハイセリオンの牙より造られた剣であり、空間距離を無視して離れた敵を斬る事ができるそうでござる。

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う~む・・・ 神がかりな設定でござるが、能力値は体力(10)、知力(10)、速度()、耐久力(10)、地位(10)、勇気(10)、火力()、技能(10)であり、+や無限大()の表記が無いのでござるよ。 (笑)

まあ、火力が下がった事はデザインを見れば一目両全でござるよな。

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う~む・・・ 様々な次元の存在するメガトロンの集合体であるオルタニティでござるから、本デザインでも悪くはないのでござるが・・・

問題は何故にフェアレディZなのでござろうか?

その辺の事情は分からないでござるが、フェアレディZである必要性は無いのでござるよな。

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なお・・・ 更なる問題は「オルタニティ」は日本自動車メーカーとのコラボであるために、以後のデストロン商品が販売されるか否かでござる。

まあ、メガトロン様以外販売されなくとも、「他人を信用しないメガトロンは、別次元の自分と自らのクローンによりオルタニティ軍団を作り上げた。」とかという設定になるのでござろうな。 (笑)


時空を駆けるコンボイ

2009-03-09 00:42:17 | TF・ALTERNITY

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ごきげんようでござる!

高年齢層をターゲットにしたバイナルテック・シリーズの後をついで「トランスフォーマー・オルタニティ」シリーズの第1弾であるコンボイ・バイブラインレッド(A-01、NISSAN GT-R / コンボイ・バイブラインレッド、4725円)が販売されたでござる!

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本品は日産自動車の全面協力により、NISSAN GT-R を1/32サイズの国際スケールに縮小したプラスチック製の商品であり、銀色のカラーバリエーション(A-01、NISSAN GT-R / コンボイ・アルティメットシルバー、4725円)が同時販売されたでござるが、商品番号は共通なれど、スケルトン仕様の外箱はそれぞれ別写真・イラストが使用されており、タカラトミーの商品としては凝った外箱になっているでござる。 (笑)

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まあ、プラスチック製の外箱は強度が心配でござるが、ブリスターパックに比べれば高級感があり、場所をとらない良いデザインの外箱でござる。

しかし・・・ 説明書は共通で、キャラクターカードは付属しないでござる。 (残念!)

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さて、商品はプラスチック製でござるが、ボディ及びダイキャスト製のシャーシは塗装仕上げであるために、質感が良く変型するとは思えない精巧なミニカーとしても通用する造形はバイナルテックの後続商品らしい完成度でござる。

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しかし、バイナルテックが1/24スケールだったのに対し、オルタニティでは1/32スケールに改められ、並べられないのが辛いでござるな。

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しかも、前輪のステアリングやサスペンション等のギミックは再現されていないでござる。

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が! 小型化された為に、取り扱いしやすくなった事は事実で、新規ファンには好評のようでござるな。

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なお、各ドア類は開閉でござる。

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しかも、エンジン部も作りこまれていることも然ることながら、拙者には4輪ともホイール内のディスクブレーキまで再現している芸細な職人芸には感動するでござるな。

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見えないところこそ、手を抜かないのは流石、対象年齢15歳以上でござる。 (笑)

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なお、本品は日本販売商品と云う事もあり、右ハンドル仕様でござるが・・・

パーツ構造を観察しても、海外で販売されても左ハンドルに変更される事はないでござろうな。

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まあ、カラーリングとかマーキングは変更されるかもしれないでござるが。 (笑)

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さて、ロボットモードへの変型はバイナルテックの後続商品らしく複雑に折りたたまれており、売りモンクであるオートモフ機能を進化させた「シンクロテック」でござるが、あまり感動するほどのぎみっくではなく、オートモフ然程変わらない感じでござるな?

そう! シンクロテックを使用しても、細かい変型工程は手動でござるから、大袈裟に騒ぐ画期的なギミックじゃないでござるな。 (うん!)

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しかし、全体的なプロポーションは、やや腕が短いような気がしないでもないが・・・

概ね良好でござるかな?

可動指でないのが残念でござるが・・・

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なお、コンボイ自身のデザインもドチラかと言えば劇場版オプティマスプライム(MA-01、オプティマスプライム、6825円)の様な感じで、手持ち武器はなく、両腕に対ハイセリオン徹界タキオンブラスターが折りたたまれているでござる。

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さて・・・ 商品上の設定でござるが、コレがややこしく、オルタニティ版コンボイ・バイブラインレッドは、90万年の時を費やして進化した上位次元物質(オルタニウム)で構成された身体を持つ存在であり、「天井の存在」と呼ばれているそうでござる。 (?)

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まあ、分かりやすく言えば・・・ 神 でござるかな?

そう! オルタニティの力は各個人のパラレルワールドの自分自身と結合し、各次元・時代のコンボイに干渉して現実操作・タイムラインの修復・複製を行うための姿なのでござる。

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銀色のコンボイ・アルティメットシルバーベクター01と呼ばれ、オルタニティ発祥の地であるバイナルテックの世界に現れた最初のオルタニティ版コンボイであるらしく、赤のコンボイ・バイブラインレッドは現行世界(現代の地球?)のコンボイが進化したベクター109と呼ばれる存在で正確にはどのシリーズのコンボイなのか語られておらず、各々がお気に入りの時代のコンボイと姿を重ねよちゅー配慮なのでござるよ。

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従って、同型のオルタニティ版コンボイが多数、同時に存在していても、各次元より時間・時空を飛び越えて集結した各パラレルワールドのコンボイ達で、オルタニティのボディは時空間移動用に適した形体(デザイン)らしいのでござるが・・・ 何故にNISSAN GT-Rなのかわ、大人の事情でござるな。 (笑)

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まあ、しかし・・・ 何故に複雑な設定を付けたがるのでござるかな?

各トランスフォーマーのシリーズを繋げてみたいのもわからないでもないでござるが。 (笑)

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因みに、オルタニティ・コンボイ一人では世界を破壊するだけの力はなく、各次元・時代に干渉してパラレルワールドの自分自身を手助けすることしか出来ないようでござるな。

まあ、神様も全能では無いという事でござる。 (笑)

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しかし、主武装である対ハイセリオン徹界タキオンブラスターは過去や未来・別世界の目標物まで狙撃可能な最強ちゅーか反則な超遠距離射程武装なのでござるよ。

流石は神様でござる。

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なお、この設定を活用するのであれば、現存するNISSAN GT-Rのカラーバリエーション、タイタニウムグレー、ダークメタルグレー、ブリリアントホワイトパール、スーパーブラック等のコンボイも販売できそうでござるし、頭部を変更したストリーク(08、ストリーク、1800円)系でオルタニティのサポートにあたるプロテクターズ(非オルタニティのエージェント)として販売されるかもしれないでござるな。 (?)

なお、本品はヴィークルモードでは「変型!ヘンケイ!トランスフォーマー」版商品とは若干大きいでござるが、ロボットモードでは違和感の無い大きさになるでござる。

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現在、本品の購入を迷っている御仁に忠告!

赤か銀か迷うのであれば、迷わず両方購入するでござる! (笑)

まあ、予算的に無理でもシリーズの初回出荷の販売によっては、次の新商品で打ち切りになる可能性もあるので、シリーズ継続を願うのであれば本品の早期購入を勧めるでござる。