トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

投石

2010-11-14 07:11:33 | マシンロボ

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ごきげんようでござる!

11月14日は「いい石の日」だそうでござる。

まったく日本人は語呂合わせな記念日が好きだと嘆きたいでござるが、「パチンコの日」などという風情もない記念日のことを思えば、拙者は断然「いい石の日」を推奨したいでござる! (笑)

ちゅー事で今宵は日本未販売の岩石超人、ロックショット(ロックローズ、ロックショット、日本未販売)の紹介でござる!

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拙者が本品を箱および説明書なしの状態で入手した為に詳細は分からないでござるが、本品は1986年頃(?)にバンダイが「岩石超人」の新作として米国で販売された「ROCK LORDS」商品の1種でござる。

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日本での岩石超人は「マシンロボ」に組み込まれたでござるが、米国販売(トンカより販売)では「GOBOTS(日本名、マシンロボ)」とは独立したシリーズだそうでござる?

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本品は日本で販売された岩石超人と異なりアクションギミックを内蔵したショックロックスと呼ばれるカテゴリーで、ロックショットは引き出した石球をスイッチ操作で巻き取るリールギミックを内蔵しているでござる。

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岩石らしいギミックではないでござるが、岩石形態にしか変形できない日本版商品よりも優れているでござる。 (笑)

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変形は簡易でござるが、プロポーションは標準的な岩石超人体形でござるが、なんとも生物的なデザインでござるよな。

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マシンロボでの岩石超人と違いロックローズは設定的にヒロイックファンタジーに登場する怪物(?)とかの登場キャラクター的な存在のようで善と悪に分かれて戦っていたようでござる?

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なお、ロックショットは悪側の商品のようでござるが、説明書が無いうえに海外作品である「ロックローズ」の情報が殆ど無いので詳細は分からないでござる?

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そう・・・ 拙者も当初は本品の説明書が無い為に正しい遊び方が分からず、左肩のスイッチはダミーだと思っていたのでござるが・・・

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石球を乗せた左手を後ろに回せばロックがかかり、左肩のスイッチで石球を投げるアクションが隠されていたでござる!

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右肩のスイッチはリール巻取りのスイッチになっているでござる。

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なお、本品(ショックロックス)には武器パーツが付属しないでござる。

アクションギミック内蔵でござるから武器パーツなどの付属品を無くす心配はないでござるよな。

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これで可動範囲が広ければポージングの幅が広がるのでござるが、そこは当時の岩石超人なので仕方が無いでござるよな。

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ちゅー事で、日本での岩石超人はイロモノ的存在で人気もイマイチだったでござるが、米国では独立したTVアニメや劇場用映画まで製作されたそうでござるから、日本人と米国人では趣向が違う事を象徴する商品でござるよな。

しかしまあ、拙者は岩石超人が好きでござる。 (笑)


祭だ! ドリルロボ

2010-10-27 23:36:59 | マシンロボ

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2003年トランスフォーマーは従来のシリーズを一度リセットして「超ロボット生命体 トランスフォーマー マイクロン伝説」として再スタートしたのと同じく、マシンロボも「出撃!マシンロボレスキュー」として新たにスタートしたでござる!

マシンロボレスキューは過去のシリーズとは全く関係ない独立したシリーズ展開でござるが、ロボットデザインは600シリーズ商品のリメイクを兼ねたデザインでござる。

まあ、十分「トランスフォーマー マイクロン伝説」を意識したようなシリーズ復活でござるが、アニメ自体はサンライズが製作している為に、過去の「マシンロボ クロノスの大逆襲」「マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ」のノリよりも「絶対無敵 ライジンオー」の様なエルドラン・シリーズのノリに近い感じがするでござる・・・

ちゅーか、拙者は「マシンロボレスキュー」のアニメは全く見ていないのでアニメネタは分からぬでござるから、玩具中心で話を進めていくでござる。

出撃! ドリルチーム(レスキュー合体シリーズ03、ハイパードリルロボ、2500円)

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本品は2002年レスキュキュー合体シリーズとしてリダーロボのドリルロボとブルドーザー型サポーターロボ4体の5体セットで販売されたでござるが、2003年の7月に行われた「おもちゃ未来博」にてリーダーロボとサポーターロボのバラ売り(レスキュー合体シリーズEX、シングルコレクション、リーダーロボ5種、各800円、サポーターロボ20種、各400円)が行われており、同年末にはムゲンバイン導入に合わせてリーダーロボの単品販売(レスキュー合体、ドリルロボ、800円)が行われたでござるる。

商品上の違いは無いと思われるでござるが、単品版のサポーターロボには一部のシールが貼り付けられていないかもしれないでござる?

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先ずはドリルタンクに変形するリーダーロボのドリルロボでござる!

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マシンモードのデザインは600シリーズ版ドリルロボ(MR-17、ドリルロボ、600円)の面影をを残したリニューアルデザインで、黄色のボディも建設重機的なイメージでござる。

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単体でのギミックは転がし走行で、ドリルに回転軸はあるものの顔が造形されているので手動回転が躊躇われるでござる。 (笑)

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商品自体はダイキャスト製パーツを使用しているものの、マシンロボ600シリーズの特徴であったメッキやクリアパーツは一切使われておらず、全て塗装処理でござる。

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変形方法は600シリーズ版と似ているでござるが、合体機能を追加したおかげでコクピット位置の移動が追加されているでござる。

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なお、両足はハの字に開き、両腕も5指のマニュピレーターに変更されているなど19年越しのリニューアルを感じるデザインでござるな。

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因みに商品サイズは大型化しており、単品800円を正当化しているでござるが、600シリーズと比べるとコストダウンが丸見えな商品でござる。

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そう・・・ 商品サイズ的には顔を反転させて隠したり、肘に可動軸を取り入れるなども可能なはずでござるが、出来ていないのでござる。 (残念!)

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さて、ドリルロボの性格設定は、義理と人情に厚い、べらんめえ口調の江戸っ子キャラで、パワーと出力は他のマシンロボをも凌駕するそうでござる。

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アニメ設定では土砂崩れ、道路陥没などで活躍するイエローギアーズのドリルチームを率いるリーダーロボで、極度のカナズチだそうでござるな。

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ドリルチームはドリルロボをリーダーとして、ブルドーザー型のサポーターロボ・ドーザーロボ(2号機~5号機)4体から編成されるでござる。

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ドーザーロボ4体は同型の為、車体番号で区別されているでござる。

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なお、ブルドーザー型のマシンロボと言えばブルドーザーロボ(MR-11、ブルドーザーロボ、600円)が存在するでござるが、ドーザーロボのデザインは全く異なるでござる。

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ドリルは漢のロマンだ!

2010-10-26 20:18:50 | マシンロボ

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ごきげんようでござる!

「トランスフォーマー」のライバル商品である「マシンロボ」の魅力は完全に日本人向けの商品展開であり、連動したTVアニメ「マシンロボ クロノスの大逆襲」も日本人感覚で製作された作品でござる!

ゆえに玩具よりもアニメの方が人気が出てしまい、玩具の方はトランスフォーマーのパチモン扱いする輩もいるでござるが、実はマシンロボの方が1982年にポピーより販売されているので「マシンロボ」のブランド名は1984年展開の「トランスフォーマー」より先になるでござる。

今宵は1986年にバンダイより「マシンロボ クロノスの大逆襲」商品として販売された、準主役キャラの一人、ロッドドリル(MRB-1、ロッドドリルロボ、600円)の紹介でござる!

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本品は1983年にポピーよりドリルロボ(MR-17、ドリルロボ、600円)として販売されており、同年のバンダイグループの再編成により「BANDAI」の社名変更となるでござる。

その後の1986年TVアニメ化により、パッケージ及び商品番号と商品名をロッドドリルロボとして名を変えたでござる。

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なお、ドリルロボロッドドリルロボの外見は同じでござるが、メーカー刻印が異なるでござる。

写真はシールを貼り付けていない状態でござるが、付属のシールはMR-17版のままでメーカー表記もPOPYのままでござる。

因みに説明書はMRB-1仕様でござるな。

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さて、ロッドドリルロボはイオノイド・スーパードリルを備えたドリルタンクに変形するマシンロボであり、そのデザインはモチーフのない架空車両でござる。

しかし、日本に置けるドリルメカの歴史は1963年公開の映画「海底軍艦」の轟天が最初(?)でござるが、ドリルタンクでは1965年の英国のテレビドラマ「サンダーバード」に登場する支援車両のジェットモグラ(ザ・モール)が最初と云われているるでござる。

ジェットモグラは主人公メカ以上に人気が出た為に数多くの亜流プラモデルや玩具が販売され、日本の玩具タイアップアニメや特撮ドラマでは登場シーンが少ない(本編未登場メカすらある)にも関わらず強引にドリルタンクが組み込まれたりしたおかげで、日本人は無類のドリル好き民族になったでござるな。 (笑)

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そう! SFマシンを中心に展開してきた初期のマシンロボでは、SFメカニックの代表であるドリルタンクは実用性は二の次にしても日本人には需要のあるメカノックなのでござるよな。

しかし、600円の商品サイズでは転がし走行しかできず、ドリルタンクの魅力である回転するドリルやキャタピラが再現されていないのが残念でござる!

が、600円でダイキャストパーツとメッキパーツを使用した変形ロボット玩具は、商品としてみれば見事でござるな。

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ロボットモードの変形は簡易でござるが、単純ながらに直接的なデザインは誰が見てもドリルロボと認識してしまう王道デザインでござる。

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そう、円錐螺旋のドリル頭は単純なデザインである為に、後発のドリル系ロボはなかなかマネが出来ないデザインでござる。 (笑)

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アニメ化に際して主人公格の一人に選ばれた理由も、日本なら如何様な世界観でも通用するデザインの強みであり、ドリルタンクの根強い人気があるからでござるな。

なお、TVアニメ化前の設定ではマグマエネルギーを吸収・増幅して敵にぶつけるイオノイド・マグマ・フラッシュと云う技をもった地中では最強のマシンロボであり、デビルインベーダーが登場していない時期では、一部の読み物(?)にて乱暴モノのガキ大将的扱いだったそうでござる?

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しかし、TVアニメでは所謂「気は優しくて力持ち」で腹ペコな食いしん坊の三枚目キャラクターの立ち位置が与えられ、クールで二枚目なブルージェット(MRJ-1、ブルージェットロボ、600円)と対照的な名コンビが登場するでござる。

しかし、ロッドドリルの場合は天空中心拳を修行したとはいえ力任せな戦い方をキャラクターであり、見た目も格闘技とは縁遠いデザインでござるな。 (笑)

なお、助さん格さんの王道とも云えるコンビネーションこそ日本人感覚のキャラクター配置であり、さすがは日本のアニメ制作会社が書いたアニメだと納得するでござるが・・・ 当時のアニメ制作会社側には玩具好きが少なかった為に、玩具事情が分からずにアニメを製作していたようでござる?

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まあ、「トランスフォーマー」に対抗する為に、与えられた玩具で好きなようにアニメを製作してもいい条件だったとはいえ、肝心の玩具(600シリーズ)が置いてけぼりを食らったのは失敗でござる。 (笑)

そう、本来はユーザーのイマジネーションで自由に遊んでもらうマシンロボが、アニメ化によりアニメの偏ったイメージが付く事を恐れた結果でもあるでござるが、玩具好きとしてはアニメ・オリジナルキャラよりも、もうすこし何とか成らなかったかというのが本音でござるな?

故に「マシンロボ クロノスの大逆襲」は玩具販売促進アニメ」としては失敗でござるが、トランスフォーマー人気に報いる逆襲には成功しているでござる!

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トランスフォーマーファンの拙者でさえ、アニメの「マシンロボ クロノスの大逆襲」には大きく学ぶところがあり、トランスフォーマーに足りないモノを補完しているアニメだったでござる!

そう、「マシンロボ・炎」や「勝利のマシンロボ」などの主題歌は、トランスフォーマー作品の主題歌以上に燃える名曲が揃っているでござる。

拙者はトランスフォーマー派でござるが、ライバルのマシンロボを知る事で更にトランスフォーマーが面白くなると思ってマシンロボも収集しているでござる。

やはり、ライバル商品がお互い切磋琢磨することにより磨かれていくので、現在の変形ロボット玩具市場は「トランスフォーマー」だけでなく「マシンロボ」にも頑張ってもらいたいでござるが・・・ 現在、売り上げ第一主義のBANDAIでは無理でござろうな。


悪役さんいらっしゃい!

2010-10-25 03:14:06 | マシンロボ

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グレ~ンドス悪いやつ~♪

ズルさじゃ宇宙のNO.1~♪

デビルサタ~ン♪ キャスモドン♪ 

ファルゴス♪ザリオス♪ ぶ~とばせ!

主人公の見せ場を作る悪役において、TVアニメの主題歌で名前を連呼されるのは悪役みおりに尽きるものでござる!

日本初(?)のラップによるTVアニメ「マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ」主題歌マシンロボ 「ぶっちぎりバトルハッカーズ」は敵対組織の幹部の名ではなく、玩具販売キャラクターを敵として前面に押し出したCMソング的主題歌でござるな。

今宵は敵として名指しされる傭兵コマンダー(デビルインベイダー)から漏れたデビルインベーダーの一人・・・ バルダス(MRGD-5、バルダス、600円)の紹介でござる!

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本品はバンダイのマシンロボ600シリーズの敵役商品として開発されたデビルインベーダー(全5種)の1体で、1985年に販売(MRD-105、バルダス、600円)されたでござるが、1986年のTVアニメ「マシンロボ クロノスの大逆襲」に合わせてパッケージと商品番号を一新したでござる。

1987年の「マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ」でも引き続き同パッケージで販売されたでござるが、商品刻印はMRD-105のままで箱及び説明書以外の変更点はないようでござる。

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さて、バルダス達デビルインベーダーは、別次元空間キャスモゾーンで、異常適応したマシンロボの仲間という設定で、地球外のマシン・・・ ちゅーか・・・飛行形態なUFO(未確認飛行物体?)に変形するするでござる。

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まあ、デザインは最初にロボットモードありきで強引に変形させたようでござるが、地球外マシンという設定なので何でも有りでござる。 (笑)

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商品は600シリーズの特徴であるダイキャストパーツを使用しているでござるが、メッキパーツやクリアパーツは無く、塗装により色数を増やしているでござる。

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ロボットモードの変形は簡易でござるが、デザインだけはドラゴン系怪人を思わせるでござる。

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まあ、人の好みにもよるでござるが、デビルインベーダーでは一番カッコイイと思われるでござる・・・

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が、デビルインベーダーではキャスモドン(MRGD-1、キャスモドン、600円)がリーダー格のようで、TVアニメに傭兵コマンダーとして登場したときも、雑兵なみの役どころでコレといったエピソードが無いのでござるよな?

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一応、バルダスの設定はキャスモゾーンの岩山地帯に適応したデビルインベーダーで、適応した場所によりエネルギーを吸収して、身長、体重が変化(巨大化?)するそうでござる?

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両腕の爪バルド・アイアンはダイヤモンドも粉砕でき、翼のバルド・スレッダーは敵を切断する強力な武器でござる。

商品でもロボットモードのまま転がし走行は可能でござる。

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なお、マシンロボ600シリーズはTVアニメにより特定のキャラクターイメージが付かないように出番が減らされたそうでござるが・・・ 結果的には玩具販売促進アニメにも関わらず、主力商品がアニメ関連キャラとなり、本来の主力商品であるマシンロボ600シリーズの魅力を伝え切れなかった訳でござる。

バルダスを含むデビルインベーダー側悪役商品も、一度倒されてしまうと出番が無くTV画面から消えてしまう為に、完全には死に絶えていない役割となるので、悪役の見せ場となる死に際が描かれていないでござる・・・ 本アニメシリーズにより、バンダイ側も敵役商品は売りにくい事を学習したようで、以後のマシンロボ・シリーズでは完全な悪役商品は販売していないでござる!


選抜!スカイラインロボ

2010-03-13 01:59:07 | マシンロボ

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ごきげんようでござる!

1989年から1986年に亘って販売されたマシンロボ600シリーズ54種は、1986年度のTVアニメ「マシンロボ クロノスの大逆襲」展開により600シリーズはTVアニメに合わせた新ラインアップで新たに商品番号を割り振られたでござるが・・・ 54種中25種が「クロノスの大逆襲」仕様で販売されたでござる。

今宵はTVアニメ「マシンロボ クロノスの大逆襲」仕様のバトルイ族として選抜されたスカイラインロボ(MRB-3、スカイラインロボ、600円)の紹介でござるが・・・

外宇宙のクロノス星を舞台にした世界で、如何に日本車に変形するマシンロボが選抜されたのでござろうか?

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本品は1984年に販売されたスカイラインロボ(MR-42、スカイラインロボ、600円)を「マシンロボ クロノスの大逆襲」仕様に変更した商品で、箱・説明書・シールは新ナンバー表記に変更されているでござるが、本体に変更は無いでござる。

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スカイラインロボは、その名の如く日産スカイライン2000RSターボより変形するマシンロボで、商品はダイキャスパーツやゴム製タイヤ、銀メッキ、クリアパーツなどなどを使用した商品で600円の販売価格を考えれば安いと思える贅沢な商品でござる。

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しかし、ソコは600円でござるから、ヘッドランプやテールランプ類はシール処理でござる。

写真はシールを貼っていない状態でござるが、ボンネットのスカイラインのやドアの部分のシールは最初から貼られているでござる。

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単純に商品完成度で言えば高いほうでござるが、TVアニメの世界感に合わせるとなるとSFデザインなマシンロボより、実車であるスカイラインロボは完全に浮いてしまう存在でござる。

故にTVアニメ本編でも、登場するが背景キャラ扱いだったのでござるよな?

全く・・・ 何のために選抜されたのでござろうか?

選抜に漏れた、同じ国産車のフェアレディロボ(MR-48、フェアレディロボ、600円)に申し訳がないのでござるよな?

しかも、バトル族として選抜されたスポーツカー系マシンロボである、カウンタックロボ(MRB-9、カウンタックロボ、600円)やスーパーカーロボ(MRB-11、スーパーカーロボ、600円)のボディは赤色で、明かに偏っているのでござるよな?

バトル族のイメージカラーと云うか、チームカラーとしての統一性を狙ったのか・・・

それとも担当者の趣味なのか明快な選抜基準が示されてないので全くの謎でござる?

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ロボットモードも両肩にダイキャスト製ボールジョイントを使用している以外はいたって普通のマシンロボでデザイン的にも地味で人気が有るとは思えないのでござるよな?

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まあ、設定上でも一般的な車の外見の為に、敵の目をかいくぐり秘密偵察活動を任務としているそうでござる。

隠密活動は地味が基本でござるが、赤い車は目立つのでござるよな。 (笑)

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なお海外で販売された「GOBOTS」版のスカイラインロボ(海外名、ティルパイプ、日本未販売)はアメリカ販売では赤いボディだったでござるが、カナダ販売では黒いボディに派手なマーキングに変更されたそうでござるから、地味な黒でも目立つ存在だったでござるよ?

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因みに、武器パーツ等は無いでござるが、設定では7色のレーザー光線(レーザーカッター)を操るそうでござる。

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しかしまあ、ホントに何を基準に「マシンロボ クロノスの大逆襲」仕様で選抜されたのか分からないでござるが・・・

選抜に漏れた600シリーズも商品番号は明記されなくなったでござるが、一応ブリスターパック商品で再販されているでござる。

う~む・・・ TVアニメ本編登場でも、エピソードが無いと玩具販売促進アニメとしての意味が無いのでござるよな?