ごきげんようでござる!
今宵は前回と同じくバンダイより1999年に販売された「ダイノゾーン」より、敵側商品のデスイーター・シャドーウォーリア戦士、シャドープテラ(DE-6、シャドープテラ、980円)の紹介でござる!
本品は1998年に販売された、ダイノプテラ(DZ-5、ダイノプテラ、980円)の成型色変更品で、敵側商品として販売された商品でござる。
同一シリーズにおいて、敵・味方共に共通構造(デザイン)は、普通に考えれば有り得ない(?)事でござるが、生産側玩具メーカーから見れば、同一金型により、敵味方を生産できれば安上がりで、手間の掛からない商品であり、設定により何故に同一システムであるかを説明してしまえば、善・悪商品でも納得させてしまうモノでござる。 (?)
この、善悪共通商品を正当化させる技は、タカラの専売特許(?)だったのでござるが、このシステムまでも真似るとは流石にバンダイであると納得してしまうでござる。
敵側であるデスイーターも、ダイノソルジャー側と同じく、恐竜化石を元にした為に同じ姿になると云う正当性(?)な理由で、シャドーウォーリアという悪のプログレス戦士を誕生させたのでござるな。
しかも、ただパクるのであれば、可愛いモノでござるが、ソコはバンダイでござる。
ウチこそが本家といわんばかりか、ダイノゾーンのオリジナルアニメ(全5巻)の声優は、「トランスフォーマー」で聞いた事が有るようなキャストで・・・ 兼ね役でござるが、敵側総大将ダイモンリューグ(未販売)の声は、玄田哲章師匠なのでござるよ。 (笑)
もう、コレは喧嘩を売っているようなものでござるな。
そういえば・・・ 某「セーラームーン」のライバル作品である「ウェディングピーチ」では、セーラームーン役の三石琴乃嬢を、敵側のポタモスの声優に起用していたでござるな。 (笑)
まあ、マイナーな方がメジャーをオチョクるのであれば、反骨精神というか、強者に戦いを挑むチャレンジャーなのでござるが・・・
大手が行なえば嫌がらせ以外のナニモノでもないでござるな。 (笑)
不人気となる敵側商品の販売を控え、売れそうなモノにのみで勝負するバンダイと違い、同じ商品でも敵として設定できるタカラは、如何に敵側商品を大事にしていると思われるでござる。
まあ、ソコはキャラクター帝国であるバンダイらしいでござる。
シャドーウォーリアーは、悪のプログレス戦士なので、漆黒のカラーリングに仕上がっており、より化石に近いイメージとなっているでござる。
しかも、ただ成型色を変更したのではなく、プログレスモードの頭部を変更した事は大いに評価できるでござる。
まあ、バンダイにもプライドが有ると云うことでござるな。 (笑)
しかし、商品は同じ金型なので、使用する武器も同じでござるから、武器名もダークブーメランという何のヒネリも無いネーミングでござる。
しかし、箱は勿論の事、ダイノプテラと異なり、別系統のデザインなのでござるが、付属説明書も、ほぼ同じながら、ちゃんと文字表記を変えた別モノを用意しているあたりが、バンダイらしいサービスでござるな。
ここは、タカラトミーも見習ってもらいたいモノでござる。
さて、ダイノゾーンの商品にはキャラクター設定がなされており、シャドープテラは、どう猛で卑劣な性格だそうでござる。 ふむ・・・ 悪役定番の性格でござるな。
それと・・・ 確信はないのでござるが、シャドーウォーリアは同型のプログレス戦士が多数存在する(?)という設定を何処かで見たような気がするのでござるが・・・ 公式設定で無いのか有るのかイマイチ思い出せないないでござるな?
まあ、デザインとカラーリングを見れば、複数存在している方が、似合いそうなキャラクターでござるな。
と・・・云うのも、拙者はオリジナルビデオは玩具付属の4巻までしか見ておらず、5巻目の掲載雑誌による有料配布分の5巻は見ていないのでござる。
ちゅーのも、当時は5巻目の存在を知らなかった事が原因でござるな。
日本版ダイノゾーンの事も、完璧とは言えないでござる。 すまぬ!
ブンビーさんの場合は、ライバル商品云々じゃなく3連続で、登場してほしいでござるな。