ごきげんようでござる!
「トランスフォーマー・オルタニティ」版サンダークラッカー(A-04、MITSUOKA OROCHI/サンダークラッカー・ソニックブルー、4725円)が販売されたでござる!
拙者的には、商品は好いのでござるが、厨二病でチートな設定は設定はなんとかならないものかと思っていたでござるが・・・ あれ?
ひょっとして本品がオルタニティ最終商品?
何時もにまして文章が多い説明書を見た第一印象でござる。
本品は2010年5月下旬販売のオルタニティ版スタースクリーム(A-04、MITSUOKA OROCHI/スタースクリーム・ホワイトパール、4725円)のロボット頭部を変更したカラーバリエーション商品で、2010年10月下旬の販売となったでござる。
商品的にはオルタニティ版スカイワープ(A-01、MITSUOKA OROCHI/スカイワープ・ウィッチパープル、4725円)と同じでござるが、箱や説明書は新たに作り起こされているでござるな。
ヴィークルモードは光岡自動車のオロチなのでござるが・・・
実車にもソニックブルーなカラーリングが販売されたのでござろうか?
う~む・・・ 実車は見たことないでござるが、独特のデザインは外国スポーツカーには負けていないでござるよな。
ソニックブルーのボディも良い雰囲気でござるが・・・
商品上パッケージイラストが青い背景と同化していて目立たない欠点があるでござる! (笑)
しかしまあ、商品はドア、トランク、エンジンフードが開閉するので、コレクター向けのミニチュアカーとしても通用しそうでござる。
が・・・ トランスフォーマーファンの場合は車好きも多いでござるが、カーコレクターとか自動車ファンの場合、トランスフォーマーを如何思っているのでござろうな?
少なくとも地べたを走り回る自動車がロボットに変形するのは許せても、中途半端な飛行形態で空を飛んじゃうのは許せなかったりするのではないでござるかな? (笑)
そう! サンダークラッカーの性格設定は逆のパターンで、地べたを這い回るサイバトロンを見下す事で優越感を覚え、空を飛ぶ事を誇りにおもうサンダークラッカーにとっては、フライトフォームに変形できるとはいえ最大級の屈辱なのでござるよな。
そう、己のプライドをズタボロにされて与えられた特性ボディの性能は計り知れないでござるが、使いこなせていないようでござる。
まあ、ダレでも気乗りがしなければ本来の力は発揮できないものでござる。
拙者とてトランスフォーマーは好きでござるが、ぶっとんだ設定のオルタニティには気乗りがしないでござる。 (笑)
ロボットモードの変形は相変わらず複雑で説明書が無いと変形できないうえに、パーツの移動位置が何箇所か分からない部分も多いので初心者には勧められない商品でござる。
そう・・・ 左右非対称ながらルーフ部分を翼に見立てたデザインは良いのでござるが、ルーフ部分の移動位置を何処で固定していいのか分からないのでござるよな?
移動位置によって翼の表情は変わるでござるからキチット固定できるようにストッパーを設けてほしかったでござる。
まあ、このへんが対象年齢15歳以上のハイターゲット層を狙ったにも関わらず、一般ウケが悪い商品なのでござろうな?
ようやくタカラトミーもトランスフォーマー商品でハイターゲット層を意識した商品が無駄である事が気が付いたのでござるかな?
そう、トランスフォーマーファンとしてみれば、わざわざハイターゲット層向きの高額商品を買わなくとも、通常商品で十分満足するのでござるよ。
さて、オルタニティ版サンダークラッカーの能力値は体力(7)、知力(7)、速度(10)、耐久力(7)、地位(5)、勇気(5)、火力(8)、技能(7)で、武装は火炎砲とドローン・ロケットに加えて敵や施設よりエネルギーを吸収・奪取するパワーザップ能力と強力なライトニングストームガンで、宇宙空間でも使用可能なソニックブームと呼べるノヴァ・コンカッション・ジェネレーターを使用するそうでござる。
オルタニティでの立ち居地は、メガトロン(A-02、NISSAN FAIRLADY Z/メガトロン・ブレードシルバー、4725円)直属部隊クエーターズの兵士でござるが、デストロンの大儀には確信をもてないでいるようでござる。
本品に付属する説明書に記されたストーリーでは、何故にオルタニティのオートアバターが現行の日本車であるかの強引な説明とオルタニティの最終決戦(?)が紹介されているでござる。
サンダークラッカーは最終決戦にて大活躍する訳でもないのでござるが・・・
オルタニティ終焉の引き金となる大役が与えられてしまったのでござるよな。
う~む・・・ とりあえずはバイナルテック後半より続く一連のストーリーはコレで終了すると思われるでござるが、まだまだスキマのエピソードをイロイロと挿入できそうでござる。
しかしまあ、オルタニティが本品を最後に終了するか、設定を変えて継続するか分からないでござるが今後のサンダークラッカーが気になるでござる・・・
あまりにも複雑だったため、昔の保守的なシステムに戻った、というのを思い出しました。
長続きするシリーズ・・・
それは、一年間TVで放送されるアニメの関連商品なのかもしれません・・・いや、マジで。
だって、ちょっとした傷にもピリピリする人がいるらしいじゃないですか。オモチャで遊ぶ人は、多少のスレによるハゲチョロ、傷は覚悟してるのでは。
容認出来ないのも多いですが。
なので、欲しい車の立体が無い状態で無い限りミニカー好きは手を出さないでしょ。
実車にきわめて近いTFって、本来TFファンの熱望するラインなんでしょうけど、自分的にはマスターピースを含めて「何かが違う」というイメージです。
リアルを求めた結果、オモチャ的、キャラクター的カラーリングが失われ、単色になりがち、地味になりがちな気がします。
同じ実車を題材にしたはずのムービーのラインとも微妙に違いますよね。
最後の写真は物語が書いてある説明書なんでしょうか?最初球場の上を飛んでるイメージの、背景の群集だと思ってました。スンゴイ文字量ですね。
チートや厨二をやれば喜ぶのだろうと思ったんだろうか?
とりあえず実車を出すシリーズとしてはやはり続いてほしい。
ただ、萌え~やら厨二万歳やらチートと言ったキワモノ設定だけはもう勘弁してほしいですね~。
そうゆうのはトランスファンケットやコミックマーケットとかの同人誌でやってください。
くぼやん殿、次回は先祖がえりした青いスポーツカーでござる!
はたして一般市場ではドチラが支持されるでござるかな? (笑)