昨日の読書ルームは畠瀬本店、憩うのにも語らうのにも最適のカフェだ
今ランチでとても人気なお店の一つに「畠瀬本店」がある。そのHPには「ちなみに食堂ではなくカフェです」と、お店の紹介がされているのだが。この畠瀬本店のランチが人気で、予約しないで行くと、お店の開店時間である11時30分前に行っても、満席なんてこともあるくらいの人気だ(因みに、予約は半分の席数だけ受けているとのことだ)。
私は、そのランチもお野菜たっぷりで大好きだが、午後2時からのカフェタイムもお気に入りだ。静かなお店で美味しいコーヒーとデザートで、まったりとする時間を持ったり、読書をして過ごすのが大好きだ。
昨日の「読書ルーム」は、その畠瀬本店とした。窓際のお席に座って、眺める中庭の風景に癒やされる。その中庭には、今はマンサク、さんしゅうやツバキを始めとして、とても沢山の花々が咲いている。どの季節に行っても、いろんな花々咲き誇っていて、とても素敵な時間を過ごすことができる。みなさんも、是非とも畠瀬本店の「カフェタイム」で、過ごされることをオススメする。
ところで、私はつい最近までお店の横に咲くマンサクも知らず、また黄色いつぼみをつけていたさんしゅうも知らなかった。「さいしゅう」は、そう「稗搗き節」の「庭のさんしゅうの木 なる鈴かけて 鈴の鳴るときゃ 出ておじゃれよ」という「さんしゅう」だ。「梅の香りに誘われる時期に、葉の出る前に黄色の小さな花をたくさんつける。早春を代表する花木のひとつ」だそうだ。まさに、春はそこまで来ている。
「いつまでも元気でいてくださいね」、偶然会った昔の同僚に言われて気づいた
早いもので前期高齢者の仲間入りをさせていただいて、今月で丸二年となる。その高齢者について、「幸せの四つ葉のクローバ」というのがある。①朝起きていく場所がある、②自分が役に立つことがある、③それが社会的な役に立つことであれば嬉しい、④なにがしかの報酬があればもっと嬉しい、の4つだ。
私は原発性アルドステロン症という難病とお付き合いをしつつも、ともあれは「健康」で、週一回とは言え働く場をいただいている。その他「おかやま・歌舞伎・観る会」、「NPO法人 バンクオブアーツ空間創造委員会」や「岡山市子どもセンター」等のお役をいただいてもいる。そのことを考えれば、様々様々な悩みは抱えているものの、ある意味「幸せの四つ葉のクローバー」を手にしているのかなとも思う。
そんなことを考えたのは、一昨日「MOVIX倉敷」で、以前に同じ職場で一緒に働き、ずいぶんとお世話になった女性とお会いをし、交わした会話からだ。余談だが、その彼女とは実に久しぶりの再開だったが、結果として観た映画は同じだった。
その女性と席を同じにした当時の職場は係長と私、そして女性が二人(内一人が彼女)、加えて退職嘱託の方一人の五人の小さな職場だった。当然だがみんな若く、昨日再開した女性は20代で、とても魅力的だった。いつも憧れていた。あれからもう、30年近い時間が流れている。
そうした中で、当時の同僚だった女性職員の内一人が退職前に突然亡くならた。加えて、昨年は当時の係長と嘱託の方が一日違いで亡くなられたとのことだ。再会したその彼女に、「私たちの係は二人だけになったので、是非、いつまでも元気でいてくださいね」と言われた。
そう考えた時、私はまだまだ元気でいたいと思うと同時に、ともあれは「幸せの四つ葉のクローバー」を手にしているのかなと考えた次第だ。そのことを自覚し感謝しつつ、これからも「健康第一」で暮らして、その彼女とも時にお互いの元気を確認できればと願った。