地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

『女子刑務所』

2013年03月24日 | 読書

 

私のポシェットは函館少年刑務所の逸品、外山ひとみ著『女子刑務所』にも登場

 東京での桜の満開が話題になっているが、今日我が岡山でも桜の開花宣言があった。しかし、桜の名所である旭川土手の桜は、まだまだ咲いていない。今週末くらいが「桜カーニバル」のオープンであり、なんとかそれまではあまり咲かないで欲しいと願う。と言うのも、少しだけ訳ありだからだ。

 ところで話は変わるが、私は日頃「終末期」や「逝き方」に関わる本を多く読んでいるが、もちろんそうした本ばかり読んでいるわけではない。日頃知らない世界に足を踏み入れることができるのも、読書の楽しみの一つだ。最近読んだ外山ひとみ著『女子刑務所 知られざる世界』(中央公論社刊)も、(女子)刑務所という閉ざされた世界について知り、考える機会を与えてもらった。とても興味深く読んだ。

 この本の中で、「作業製品のなかでも若者に人気の『マル獄シリーズ』の前掛けやバッグは函館少年刑務所(北海道)の逸品。このシリーズの生みの親・川村成昭技官は、デパートの紳士服売り場に勤務していただけあって、作業製品らしからぬオシャレなデザインを考案した」と本文の中で書かれている。何を隠そう、私のポシェットは、その函館少年刑務所の製品であり、こよなく愛用している。今二代目も購入している。また前掛けも購入している。

 その本には、2007年に開所した「民間の資金やノウハウを活用するPFI方式を採用した全国初の官民協働型の刑務所」である「美祢社会復帰促進支援センター」の実態が書かれている。他にも「島根あさひ社会復帰促進支援センター」(写真)などが建設されているが、何故「刑務所」の名称が使われないのか、民間に運営を委ねて大丈夫かという疑問が生じる。

 ともあれ、この『女子刑務所』の「はじめに」で著者は、「犯罪は減らせるし、減らしたい」と書いている。そしてまた、「『塀の中は社会の縮図』 --安心安全な社会づくりへの一歩として、本書をごらんいただければと思う」とも書かれている。私も「犯罪のない社会」を願う。その意味でも、この本はとても示唆に富んでいた。昨・23日の朝日新聞に同じ著者のオールカラーの『ニッポンの刑務所30』(光文社刊)の広告が掲載されていた。早速予約カードを書いて申し込んだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

刺激を受けた

2013年03月24日 | ひとりごと

 

ポジティブシンキングとはこうした考え方、ずいぶんと刺激を受け学んだ

 私が訪問させていただいている訪問介護事業所「えくぼホームヘルパーステーション」のFB(フェイスブック)に、以下のような書き込みがある。

 「介護は3K?  きつい、汚い、危険?  そんなに危険じゃないから、きつい、汚い、甲斐がない? 裏返して、『簡単、きれい、甲斐がある。』なら、楽々だ。 しかも、『金になる』(給料がちゃんとしてれば)なら、いうことないですね」。

 私も介護事業所の業務監査をさせていただいているので、少しだけだがヘルパーステーションなどの仕事や厳しい労働の実態を見聞きしている。それだけに、「介護は3K!  きつい、汚い、危険!」として「?」ではなく「!」を付けてしまう。

 そんな介護の仕事を「愛する」故だろうが、「『簡単、きれい、甲斐がある。』なら、楽々だ。 しかも、『金になる』(給料がちゃんとしてれば)なら、いうことないですね」と表現する感性に心打たれる。
 「ネガティブに物事を見ないで、ポジティブに考える」、言葉ではその通りだが、現実には難しい。しかし、それを見事に表現されている。まさに「いいね」だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする