映画「おだやかな日常」を観た、現実の東電原発事故が大きくのしかかっている
表面上は「おだやかな日常」が続いているが、それは怖い事実から目をそらしているから。東電原発事故により、当該地域のみならず、日本人全体が塗炭の苦しみに陥っている。それまでの「おだやかな日常」は、覆されてしまった。
しかし、東電原発事故で垂れ流される放射能汚染から目を背けて、表面上は「穏やかな日常」を過ごしている人は少なくない。かく言う私も、その謗りは免れない。昨日観た映画「おだやかな日常」を観て、いささか反省した次第だ。
「放射能の見えない恐怖に翻弄されていく女性や子どもたちの姿を描いたドラマ。東京郊外のマンションに暮らすフリーライターのユカコは、東日本大震災後、福島原発から漏れた放射能に不安や危機感を募らせ、会社勤めの夫に引越しをすべきだと主張する。一方、隣の部屋に住むサエコは、夫が他の女のもとへ行ってしまい、ひとりで娘の清美を育てていた。しかし、放射能から娘を守りたい一心で取ったサエコのある行動が、周囲から非難を浴びてしまう。挨拶を交わす程度の付き合いだった2人の人生が、原発事故により思いもよらないかたちで交錯していく」(映画のHPより)
青く晴れた空を見ながら、昨日は友人と「SORA」でランチを楽しんだ
クレドビルにあるウェディング「THE STYLE」内のレストラン「SORA」、平日のみの営業だ。21階にあるから、眺望は抜群だ。昨日は少しだけ寒かったが、青空が広がっていた。そんな青空を見ながら、友人とランチを楽しみながら、語らった。料理も眺めも素晴らしく、素敵な時間を過ごした。
岡山市内中心部を走る「循環バス ぐるりん」、昨日始めて乗ることができた
昨年7月から運行を開始している「循環バス ぐるりん」。岡山駅から市役所、大学病院、清輝橋、NTT、柳町を巡って走る。料金は100円で、障害者などは無料だ。
その「ぐるりん」になかなか乗る機会はなかったが、昨日始めて乗った。現役時代は飲んだりすると頻繁にタクシーで帰宅していたが、定年退職以降、今ではタクシーに乗ることはなく、市内中心部はほとんど全て歩き。「ぐるりん」の路線程度なら、日常的には歩きだ。バスに乗ることすら少ない。「健康のため」を標榜して、貧しい身故に節約、節約だ。
しかし昨日は、ちょうど「ぐるりん」の路線でいくつのか所要もあり、歩いてもいいけどという感じで利用した。心地よい乗り心地だった。ドライバーさんにお聞きすると、「最近は便数も増やしたりもし、次第に利用者が増加している。もっとたくさん乗って欲しい」とのことだった。正直に、「今日初めて乗りました」と告白した。