じぇじぇじぇ! 「あまちゃん」準ヒロインの橋本愛、若手俳優と熱愛報道
今日発売の写真週刊誌「フライデー」が、「NHK連続テレビ小説『あまちゃん』で準ヒロインの足立ユイ役を演じている女優の橋本愛が、若手イケメン俳優の落合モトキと熱愛中」だと報じている。
橋下愛は現在17歳。2009年にファッション雑誌「Seventeen」のミスセブンティーンで最年少グランプリを受賞してモデルデビュー。松たか子が主演した映画「告白」や「桐島、部活やめるってよ」といった話題作に立て続けに出演しており、第36回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞している。
まさにブレイク中、そしてテレビ「あまちゃん」の視聴率も順調な中での今回の「熱愛騒動」。お相手とされた落合モトキのブログは、炎上してコメント欄閉鎖。ネットにはスレッドも立ち、ファンの間では驚きの声が多数あがっている。
私の目についたものを紹介する。「橋本愛、フライデーされたってよ!…しかもお相手は『桐島』のパーマ野郎→『それでも俺たちは生きていかなければならない』」、「じぇじぇじぇ!橋本愛熱愛報道 生きる気力を失いかけています 誰か助けて」、「婚約発表しないと未成年者淫行で男は逮捕だな」等々。
人を好きになるのは誰に求められないし、どこかのように「恋愛禁止令」等はもってのほかだろう。しかし、今テレビでの連続ドラマの放送中の熱愛騒動には、いささか軽率すぎると思うのだが・・・。
執念とも言える熱意で金子みすゞを世に送り出した矢崎節夫著『金子みすゞ物語』
私と小鳥と鈴と(金子みすゞ)
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面を速く走れない。
私が体をゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
2001年8月27日 に放送された、TBS創立五十周年記念番組『明るいほうへ明るいほうへ~童謡詩人金子みすゞ~』。ポスターには主演した松たか子の顔が特大でアップされている。そのポスターが我が部屋に置かれてから、もう10年を超えたことになる。
加えて我が部屋には、ありがたくもいただいた篠山紀信撮影の化粧品のポスターも加わっている。もう一つ、松たか子が初めて「アルドンサ」役を演じた父・松本幸四郎の「ラ・マンチャの男」の初の博多座公演のポスターもドーンと座っている。
さて、何だかバタバタしているが、日々のあれこれやその時々の思いを書いていると、読んだ本の紹介などは後回しになる。読んだ本のいくつかは、メモをしておくのだが、アップせずに終わることも少なくない。最近松たか子が登場しないので、少しだけ寂しく、そして少しだけ無理があるが、矢崎節夫著『みんなを好きに 金子みすず物語』(JULA出版局刊)を読んだ感想を書いておこうと思う。
「前夫から最愛の娘を奪われないために自死の道を選び、26歳という若さでこの世を去ってしまった金子みすゞ。彼女の残した作品は散逸し、いつしか幻の童謡詩人と語り継がれるばかりとなっていた。
その死から50余年。長い年月埋もれていたみすゞの作品を、執念ともいえる熱意により再び世に送り出されたのが児童文学者の矢崎節夫(現金子みすゞ記念館館長)。『みんなを好きに 金子みすず物語』の著者だ。
天才童謡詩人、金子みすゞ。自然の風景をやさしく見つめ、優しさにつらぬかれた彼女の作品の数々は、21世紀を生きる私たちに大切なメッセージを伝え続けている」(ネットから拝借、感謝)。
その誕生から成長していく様を、ていねいに書いている。その筆は、とても愛情に満ちている。金子みすゞの詩も優しいが、金子みすゞについて書く矢崎節夫も優しい。ニニキネで本を読みながら、優しさに包まれた。そしてまた、まだ行ったことのない「金子みすゞ記念館」を訪れてみたいと思ったりもした。
「壇密さんが前なら私は後ろから」と松たか子が背中ざっくりのセクシードレス
金子みすゞに扮した松たか子のポスターに見つめられて暮らしている。一昨日に壇密の話題を取り上げたが、壇密との関連でその松たか子のエピソードがネットにあるので、紹介させていただく。ただしそれは、東京スポーツ紙に掲載された記事であり、「真偽の程」に疑念がないではない。
さて、話は去る2月24日に開催された「第22回東スポ映画大賞」の授賞式でのことだ。この授賞式で、主演女優賞を受賞した松たか子は、「背中がザックリと開いたセクシードレスで登場した」そうだ。
授賞式後記者の「(エンターティメント賞を受賞した)壇密を超えているのでは」との質問に対して、胸元を強調した壇密を意識しながら、「『“彼女が前なら私は後ろから”という気持ちでした。彼女に勝つには背中を見せるしかないぁーって(笑い)』と、堂々と言ってのけた」とある。
そして、その記事では「(自慰シーもある)主演女優賞を獲得した演技はもちろん、晴れの授賞式にも見られることを意識して臨んだプロ意識とサービス精神」と、松たか子を評している。
「私は後ろから」発言はいささか眉唾もので、本当に松たか子が語ったのだろうかと少しだけ疑問にも思っている。しかし、松たか子の「プロ意識」は間違いなく、本物だと私は確信している。