地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

浜田真理子

2013年05月17日 | 音楽・コンサート

 

松江在住の浜田真理子ライブ、透明感のある歌声とトークに魅了された夜

 テレビ「情熱大陸」にも出演するなど全国区の人気なのに、変わらず島根県松江を拠点に活動を展開しているシンガーソングライター・浜田真理子のライブに、友人に誘われて行った。11日(土)の夜のことだ。

 この夜のライブは、彼女のライブツアーの初日。今回のライブツアーでは、5枚目のオリジナルアルバム「But Beautiful」収録の全曲を、しかも収録順に歌うというプログラムだ。そしてアンコールでは、島根の応援ソングとも言える「水の都に雨が降る」も歌ってくれた。

 音楽音痴の私であり、どこがいいと具体的に書けないのが切ないが、素晴らしいピアノの弾き語りを楽しませてもらった。ライブが終わって、その余韻に浸りながら、この夜はアルコールに少しだけ酔った。心地よい時間を過ごすことができた。とても素敵な夜だった。

 

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国家賠償訴訟

2013年05月17日 | ひとりごと

裁判員裁判で心配されていたことが現実に、殺人事件の裁判でストレス障害に

 私は制度発足以来「裁判員裁判」には懐疑的な立場だ。裁判員制度については「司法に市民感覚を導入する」というのが導入の理由だ。しかし、裁判は「人を裁く」ものであり、それは極めて高度かつ専門的な知識と、人としての深い洞察力を必要とすると考える。

 そうした裁判に全くの素人を参加させ、「死刑」など人の「命」を奪うことに強制的に加担させることは許されるはずがないと考えてきた。従って、もし裁判員に選任されても、私は例え「罪になる」としても絶対に引き受けるつもりはない。

 そんなことを常々考えていたら、危惧していたことが現実のものとなった。「強盗殺人罪などに問われた被告に死刑を言い渡した裁判員裁判で裁判員を務めた福島県内の女性が急性ストレス障害(ASD)と診断された問題で、女性が慰謝料などを求める国家賠償訴訟を仙台地裁に起こした」との記事に接した。

 この裁判員裁判では、私の住む岡山の地でも今年2月に、元同僚を殺害した事件で、「性的被害を伴い計画的」との理由で死刑判決が出されている(現在控訴中)。この死刑判決は、「被害者一人、初犯」での初めてケースであり、「市民の常識が反映された」との報道もある(2月15日付山陽新聞)。

 さて、先の仙台地裁の裁判に関する新聞報道によると、「女性は福島地裁郡山支部に呼び出され、裁判員に選任された。3日後の初公判で遺体のカラー写真約25枚のスライドなどを見せられ、何度も吐き気を覚えたが、『退室しては迷惑がかかる』と我慢した。その結果、食欲の減退や、写真がフラッシュバックするなどの症状に悩まされるようになり、3月22日に総合病院でASDと診断された。現在も薬物治療を受けながら自宅で療養中」という。

 訴訟で女性側は、「『裁判員は憲法18条で禁じる苦役に当たる』と指摘し、「裁判員制度は苦役からの自由などを定めた憲法に違反する」と主張し、「立法府としての国会の責任も追及する方針」と聞く。私は「裁判員裁判」について問題視していたが、憲法違反という観点は持ち合わせていなかった。恥じ入る。そして同時に、是非とも頑張って欲しいと考える。

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お墓さんぽ

2013年05月17日 | 読書

『お墓さんぽ』を読んだ、北鎌倉の東慶寺の小林秀雄の墓を訪れた記憶が蘇った

 私は定年退職以後本は買わず(買えず、ついでに衣類なども買えない貧しい年金生活)、公民館経由で市立図書館から借りている。その他、貸し出し数が全国一位の県立図書館からも借りて読んでいる。入り口にある新刊展示コーナーから、抜き出して借りている。

 最近県立図書館で借りたものでは、『東京 有名人のお墓さんぽ』(人文社刊)がある。副題に「訪ねてみたい有名人三百余名の掃苔録」とあるように、東京の谷中霊園や青山霊園などの霊園にある有名人のお墓を、マップ付きで案内している。世話になった人や感銘を受けた方のお墓を訪れて、その後の生き様を考えるのもいいのかなと思ったりもする。以前は「歴女」というのが話題になったが、今は「掃苔」(お墓参りをする)が静かなブームを呼んでいるとのことだ。

 この本を読んでいて、ずいぶんと以前だが、友人と一緒に北鎌倉にある東慶寺の小林秀雄の墓を訪れたことを思い出した。友人は小林秀雄の著作が大好きで、鎌倉へ行ったのでそのついでにと東慶寺へ行った。この東慶寺は文化人の墓が多いことでも有名で、墓地には小林秀雄のほかに、鈴木大拙、西田幾多郎、岩波茂雄、和辻哲郎、安倍能成、、田村俊子らの墓もある。

 ところで、この東慶寺は縁切寺で有名であり、私にとっては今では少しだけビターな思い出となっている。

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