「最後にお腹いっぱい食べさせられなくて、ごめんね」、何故餓死せざるを得ない
もう何度、こんな切なく辛く悲しいことが起こるのだろうと、怒りに満ちる。今朝の新聞で報道されているが、またまた餓死するという悲惨なことが起こっている。今話題の維新派・橋下さんが市長をしている大阪市でのことだ。
餓死したと思われる母子の部屋のガスも電気も止められ、室内には食べものはなく食塩のみ。預金口座の残金は十数円のみ。室内には「最後にお腹いっぱい食べさせられなくて、ごめんね」のメモが残っていたとのことだ。どうしてこんな状態に陥らざるを得なかったのか。何故生活保護などのセーフティーネットは機能しなかったのか。悲しみとともに、怒りが湧いている。
その一方で、今朝の新聞には、国会議員の資産が公表されている記事を見て驚く。株を保有している議員の、持ち株の含み資産がいくら増加したかを報道しており、保有株の時価総額がトップの鳩山邦夫議員は、株価の上昇率70%で約60億円の「含み益」を生み出したとのことだ。衆議院議員の1/3が上場株を保有していて、147億円と突出する鳩山議員を除く、議員の平均保有額は2970万円とのことだ。こうした議員たちが、今の円高、株価上昇政策を後押しするのは当然と言えよう。
しかし、しかだ。私は貧しく暮らしており、一度も株など買ったこともない。多くの国民はそうした状態なのでは考える。世帯所得の真ん中の人の半分に満たない所得(125万円以下)の人の割合「相対的貧困率」は、「子どもの場合、最新の数値は15・7%。7人に1人が貧困となり、先進国の中では高い部類に入る。1人親に限ると5割強で、先進国で最悪水準』」という報道もある。先の母子も、このフレームの中に入っていたと思われる。
我が国の憲法25条は、「『すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する』と規定して生存権を保障している。そして、それを生活保護法で具体的に実施、生活に窮する国民には生活保護費を国が支給している」筈である。
なのに、28歳の母親が3歳の我が子に餓死を余儀なくさせ、「最後にお腹いっぱい食べさせられなくて、ごめんね」とのメモを残して自身も餓死する。こんな国であって良いのだろうか。こうした実態がある中でも、生活保護法や憲法を「改正」するという。どこか間違っていないだろうか。
一人一人が裕福でなくとも、笑顔で輝いて心豊かに暮らせる社会を保障するのは政治の責任だと思う。国民の暮らし、生きづらさに政治の光を当てて、「餓死」等という言葉が新聞に登場するのはこれを最後として欲しいところから願う。何としても切ない。
一ヶ月も間隔が空いた「たのたの庵」のランチ、今度は是非夜飲みに行きたい
昨日「中国地方が梅雨入りしたとみられる」と気象庁が発表がした。平年よりも11日も早い梅雨入りだ。梅雨明けも、早くなりそうだ。近年、春と秋の期間がとても短くなっている。四季折々の美しさが楽しめ国は、もうどこかへ行ってしまっているかのようだ。少しだけというか、相当に切ない。
ところで、このところこのブログとともにフェイスブックなるものに挑戦してみている。ブログを更新すると、それがフェイスブックに反映させる機能があるらしいが、私にはまだ設定できないでいる。それ故今朝の話題は、フェイスブックとかぶるがお許しを。
それは昨日は、久しぶりに麦酒バー「たのたの庵」でランチとした話題だ。「たのたの庵」は麦酒バーであり、夜、吉備土手下麦酒の生を飲みながら、料理に舌鼓を打つのが嬉しい。だが、いかんせん我が家からは遠く、なかなかその機会に恵まれない。吉備土手の麦酒も美味しいし、「たのたの畑」の自家製のお野菜も格別美味しい。夜行きたい、と強く思うのだが・・・。
夜は難しく、いきおい「たのたの庵」では、ランチを楽しむということになる。それにしても前回行ったのは4月16日なので、一ヶ月以上も間隔が空いてしまった。ホント、久しぶりだ。
相変わらずとても魅力的な庵主さんと語らいながら、楽しむ「野菜の玉手箱ランチ」は格別だった。そして「挽き立て・入れ立て」の「幸せの珈琲」を飲むと、心が温かくなる。文字通り、幸せなひとときだ。
その「たのたの庵」はお天気にも恵まれたGWなど、ずいぶんと賑わったようで、最近少しだけ落ち着き「やっとGWが終わった感じ」だそうだ。今「たのたの庵」は、ランチも夜も完全予約制なので予約してから行かれることをオススメする。私も梅雨が明けたら、夜飲みにいければと願うのだが・・・。いつもお願いするのだが、“だれか私を連れて行って”。