今月の月刊「タウン情報」誌に掲載された畠瀬本店、今日はランチを楽しんだ
今月号の月刊「タウン情報おかやま」の表紙には、大きく「カフェに行こう」と大書されている。「今回は、読者の8割を占める女性の方に向けて『カフェ特集』を展開します。続々新店がオープンし、岡山のカフェシーンはまだまだ盛り上がりを見せています。読者が最も気にするここ1年内にオープンしたNEWフェイスのカフェはもちろん、眺めがよくお出かけ気分を味わえる郊外型のカフェや『え!こんなところに』と驚かされるような場所に位置するカフェ、フードやアルコールメニューを取り揃え使い勝手バツグンな夜カフェなど、シチュエーション別にカフェを50件紹介しています」(PRより)。
その50件のカフェの中に、今日ランチを楽しんだ畠瀬本店食品部も1ページ全部が使われて、とてもステキな感じで紹介されている。素晴らしい。ただ「この人に会いに行こう」のページには、紹介されたカフェのオーナーやスタッフ12人が名前入れで写真入りで掲載されているが、その中に畠瀬本店の店主さんは入っていなかった。店主さんファンとしては、いささか悔しい。
そんな月刊「タウン情報」で紹介されたためか、今日も満席の賑わいだった。自分のお気に入りのお店が賑わうのは、我がことのように嬉しい。頑張れ、畠瀬本店食品部。頑張れ、畠瀬本店店主・輝子さん。
映画「約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」、冤罪は絶対に許されない!
昨日は映画を観に行った。観た映画は「約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」、実写部分も入っている映画だ。この映画の原作本は、東海テレビ取材班編『名張毒ぶどう酒事件死刑囚の半世紀』(岩波書店刊)であり、過日読んでいた。この本には「奥西勝が犯人でないことは明白」と書いている。
検察側の「証拠」なるものを一つ一つ崩していき、、再審請求を何度も出し続けるものの、「請求棄却」の不当な判決が出され続ける。今や、「犯人とする証拠は何一つなく、不当な取り調べで強制された自白のみ」という状況となっている。そうした過程を、カメラは熱い思いで回され、明らかにしていく。それでも、まだ最新の道は開かれていない。
仲代達矢が演じた、死刑囚・奥西勝さんはもう86歳。絶対に獄中死させてはならない。生きている内に、無罪の判決を出させ、殺人犯&死刑囚の汚名をそそがなければと思う。そして同時に、今後一人も冤罪で苦しむ人を出してはならない、強く思った。
ともすれば「再現映画」と揶揄される、この映画「約束」に、出演された仲代達矢さんと樹木希林さん、そしてこの映画を製作した東海テレビのクルー、加えて上映して観る機会を私たちに保障してくれた「シネマクレール」に心からの敬意と感謝を表す。
重ねて書くが、「名張毒ぶどう酒事件」は冤罪だと私も考えている。本人のみならず家族を途端に苦しみに陥れる冤罪、決してあってはならないことだ。映画の中の、奥西勝と特別面会人の語った「しぶとく、しぶとく、生き抜きましょう」と言う言葉が心を打った。この世の中、いろんなことがあるが、「抗い」かつ「しぶとく、しぶとく」生きていきたいと思う。今朝になってもまだ、冤罪への怒りが収まらない。