21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

小沢の対決姿勢に拍手!

2011-01-28 08:47:46 | 政治にモノ申す
 小沢一郎が昨日、フリーや記者クラブ外メディアを対象に会見を行った。朝日は結構なスペースを割き、その模様を報じていた。情報源が気になったが、まあ、この際固いことは言わない。

 当然のことながら第三者の言葉として、一部の市民に向けた発言は小沢にとって返ってマイナスではと暗に否定していた。

 マイナスかどうかというなら、もっともらしくあることないこと報じる大マスコミの方がよっぽどマイナスだ。

 ともかくである。小沢が記者クラブと対抗姿勢を貫くなら、かつてマスコミをなりわいとしていた者として、大いに支持したい。

 諸官庁をわがもの顔で闊歩し、部屋まで与えられ、金太郎アメのように垂れ流し報道に終始する記者クラブには、昔から疑問を感じており、大本営発の名残をひきずっているとさえ思っていた。

 小沢が彼らの血祭りにあげられている現状は、国民の意識はもちろん身内の民主党にさえ影響を与えてきた。

 小沢はあらためて議員辞職はしないと言ったようだが、私も現状ではする必要はないと思う。もちろん離党もだ。しかし、部外者ですらそう思うのに、民主党執行部は、小沢排除に血道を上げる。何故なのか。それは小沢が強制起訴されることより、単なる権力抗争にすぎないからではないのか。

 民主党にはもはや挙党一致など絵空事で、菅の露骨な権力拡大は目に余る。本当に力があるなら、結果的に国民のためになるが、力はない。与謝野の起用で明らかな大増税路線など、政権を獲る前の民主党の姿ではない。

 この際、小沢は徹底的に党内の権力抗争に立ち向かうべきなのではないか。確かに党内で争っている場合ではないというのが正論だが、アホバカをこれ以上野放しするくらいなら、ここは一気に潰す方が、党にとっても国民にとってもいいのではないか。

 とにかく、菅の詐欺ぶりは目に余る。岡田や前原ら、かつての代表が菅路線に何も言わないのもどうかしている。大増税政党になるなら、民主党が政権を獲る意味はまったくない。もちろん、北欧並みの高福祉国家をめざすための増税というなら話は別だが、所詮、社会保障の現状維持のための増税である。

 前にも書いたが、民主党への期待は大増税ではなく、霞が関システムの解体だ。これなくして存在理由はない。小沢は今も言い続ける。ならば、それに期待するのは当然だ。がんばれ小沢!

コメント
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