21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

未来を想像しない子どもたち

2011-01-01 11:53:17 | 雑記帳
 謹賀新年

 こんなブログですが、よろしかったら今年もお付き合いください。


 さて、21世紀が10年目を過ぎてみて、子供の頃に描いた未来は確かに現実になっていることを感じた。

 先日、友人に勧められて、スカイプを始めたのだが、友人と他愛のない会話をしていて、これってガキの頃想像していた未来なんじゃないかと思った。そう思うとパソコンや携帯など、何気なく使っているが、すんげえ未来なんだとあらためて思った。

 道具の進化は順調に未来形をたどっているが、社会はどうなのか。どうも、進化していない気がする。それはたぶん、仕組みが変わっていないからなのだろう。どうして、人間は仕組みを変えることを恐れるのだろう。政権交代はまさに、仕組みを変える絶好のチャンスだったはずだが、一向にはじまらない。それどころか、スキャンダルと政局ばかりで、今や民主党政権は風前の灯だ。

 政治家がアホなのか、国民がアホなのか、それともそんなことを思う自分がアホなのか。

 20世紀の子どもは21世紀の未来を想像しまくったが、21世紀の子どもたちは果たして未来を想像しているのだろうか。でも、そんな気配は感じられない。もし未来を想像する力が子どもたちに備わっていないとしたら、それはわれわれの責任だ。子どもから夢を奪ったツケが、果たしてどんな形でめぐってくるのだろうか。

 歳を重ねると、新年の抱負より不安に方が先に立つ。いやだねえ。

 

 
コメント
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