21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

安倍首相の靖国参拝のでたらめ

2013-12-30 00:58:28 | 政治にモノ申す
 2013年も残すところあと1日となったが、どうにも腹の虫がおさまらないのが安倍首相の靖国参拝だ。中韓のご機嫌を損ねることは言わずもがなだが、はっきり言って、重要なことは安倍首相が靖国を参拝した真意は戦没者の慰霊と不戦の誓いなどではなく、むしろ合祀されているA級戦犯の慰霊ではないかという疑いがあることだ。

 かねてより安倍氏は、先の戦争を肯定する発言を繰り返してきた。そんな人間が、真摯に不戦の誓いなどするものか。むしろ首相は、A級戦犯者は東京裁判の被害者と認識していてもおかしくない。だから、平然と靖国に出向いたのだろう。首相にとっては合祀問題などくそくらえなのだろう。

 でなければ、お隣さんを刺激してまで靖国なんぞに行けるわけがない。いくら戦後っ子の首相とはいえ、頭に乗ってねじ曲がった歴史観を暗に押し付けるのは問題である。

 正直、同じ戦後生まれとして、諸外国に対しては靖国参拝ごときでがたがた言うなという気持ちはある。だからといって、合祀神社になど参拝には絶対に行かない。つまり、政治家やマスコミが真っ先に中韓との関係悪化を懸念するが、むしろ国内の問題として取り上げるべきではないのか。外圧に屈した形で分祀や無宗教の慰霊施設を建立するのではなく、戦争の犠牲者である国民の心情を最優先すべきなのだ。

 とにかく、戦争肯定論者である首相をのざばらせておくのは危険極まりない。
 
コメント
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