21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

秘密より明日の値上げ地獄が怖い!

2013-12-06 09:04:43 | 政治にモノ申す
 いまメディアも国会も秘密保護法案一色だが、その隙に政府は国民生活に直結する消費税値上げに対応するための、経済対策を閣議決定した。

 もちろん、ろくでもない秘密保護法案も無視はできないが、やはり明日の生活を揺るがす税金アップは看過できない大問題だ。
 来年4月に消費税が上がれば、向こう1~2年は消費が大幅に手控えられるのは目に見えている。だから、景気の低迷を何とか防ごうと政府はばらまきカンフルを打つ。いままで繰り返してきたダメ政治だ。政権が代わろうが議員が変わろうが、懲りずに繰り返される無能な政治にあきれ返るばかりだ。

 今回は住宅購入者や低所得者に現金をばらまくという。

 だったら、年金を下げるな、消費税など上げるなと声を大にして言いたい。

 もちろん、年金、医療費は大改革が必要だが、それならなおのこと場当たりの現金給付など愚の骨頂ではないか。

 やることをやらないで税金を上げるでは理屈が通らないとどこぞの大物政治家が言い続けてきたが、この国の国民もメディアもそんなまっとうな声に耳を貸すつもりはないようだ。政治を変えるのは、流行語大賞ではないが、じぇじぇじぇで今でしょうである。そのためには消費税はもっともっと深い議論が必要なはずだが、この国は疲労しきった旧態依然のシステムをそのままに、目先の金の帳尻合わせの議論に終始している。

 メディアが保護法案で馬鹿騒ぎする間に、安倍内閣は順調に国民の首を絞める政策を推し進めている。

 
コメント
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