中山巧者4頭で勝負する。GⅠ馬揃いだけに、最後は中山での勝ち方を知る馬を信頼したい。
①ソールオリエンス
道悪の皐月賞で大外一気を決めた力が際立っているが、京成杯、セントライトSの走りを見ても、中山の対応力は確かなもの。最内枠だけに、直線である程度バラける展開が理想だが、そこは名手川田が何とかしてくれそうだ。
④タイトルホルダー
とにかく中山で単騎で逃げたときはめっぽう強い。前々走のオールカマーこそ、春天競走中止からの復帰戦とあって、最後はロンシャムパークにかわされたが、それでも2着は強さの証明。今回はワールドリバイバルもパンサラッサもいないので、マイペースの逃げに持ち込める。本来の逃げたら強いタイトルホルダーが戻ってくる。
⑫ウインマリリン
6歳になっても衰え知らず、米国帰りはさすがにキツイだろうが、中山が舞台なら話は別。とにかく中山はめっぽう走る。好位にさえつけられれば、チャンスはある。
⑮スルーセブンシーズ
中山では7戦4勝、2着1回、3着2回、すべてが馬券圏内という、まさに中山の申し子といっていい。凱旋門4着からの復帰初戦、調教での動きはまさに覚醒の印象。イクイノックスに肉薄した宝塚の走りこそ、この馬の本来の姿だったのだろう。遅咲きのの女優が夢舞台を華麗に締めくくる。
てな具合に、グランプリは中山が似合うオトコ馬とオンナ馬の4頭の競演に夢を託す。
馬券は3連複と3連単のフォーメ①④⑮ー①④⑮ー①④⑤⑩⑫⑬⑮⑯で勝負する。