ミックは飛んだが、ドゥラはよく粘った。一瞬、差すかなと期待したが、ウシュバテソーロはさすがだった。最後は両テソーロの競り合いとなり、ウシュバが貫録でウィルソンを差し切った。そんな中、ドゥラが粘ったことで、3歳勢の意地を見せた。来年のダート界は今年以上に盛り上がるはず。負けたミックだって、こんなもんじゃない。てなわけで見どころたっぷりの東京大賞典だった。
今年の競馬は今日で打ち止め、来年の金杯に備える。今年も後悔と反省の一年だった。熱くなってついついやらなくれもいいレースに手を出し、それまでの稼ぎを全部吐き出すという愚行を何度犯したことか、改めなくては。
来年の目標は、勝ち逃げ。それが出来たら、きっといい一年になるはず。「調子に乗らず、勝ち逃げ、深追いせずにケン」を来年のテーマに掲げ、2023年をしめくくる。