アメリカの混迷はどこまで行くのか
このブログでも、トランプ大統領の就任演説から、その後の動きを追ってきましたが、状況はますますひどくなるようです。
「三権分立」が「三権相克」といった状況にまで発展しそうな、成熟した先進国では考えられないような事態にまで発展しつつあるというのでは、アメリカはどうなってしまうのかと案じざるを得ません。
大統領選の最中から、「アメリカは途上国に戻ってしまったのか」という感覚を持っていましたが、今、アメリカの世論は二分し、半数の先進国マインドと半数の途上国マインドがせめぎ合うようなことになっているようです。
ツイッターというごく短い文章で、極めて大事な事を言おうとする「言語文化の退化」も一役買っているようです。
言語は人間の相互理解に極めて重要な役割を持っていますから、これは大変恐ろしいことのように感じられます。
さきに、「第一に、トランプ氏本人の発言や行動が選挙戦の中でのものからどう変わっていくか、第二に、共和党の主流派との関係がどのように収まるのか、第三に、反トランプ・デモの今後、「アメリカの融和」がどう進行していくのか、の 3つが今後の推移を決めるのではと書きましたが、事態は混迷の一途のようです。
トランプ現象はフランスにも飛び火しそうな様相も見えます。しかし、世界の主要国が、内向きになっていったら、世界はどうなるのでしょうか。二度の世界大戦の苦い経験を経て国際からグローバルへと進歩してきた人類の知恵はどうなったのでしょうか。
今のトランプ政権の状況では、このブログが提唱して生きた「 NGR」などは一顧だにされないでしょう、企業には社会的責任を求めても、国には地球的責任を負う必要はないというのでしょうか。
道義的、社会的責任は個人から企業までは進歩しましたが、国レベルになると「必要ない」というところで、人類の知恵の進歩は止まってしまっていいのでしょうか。
まだまだ未熟なホモ・サピエンスです。進歩をやめてしまったら、世界はどんなことになるのか、終末時計がジョークであり続けて欲しいものです。
このブログでも、トランプ大統領の就任演説から、その後の動きを追ってきましたが、状況はますますひどくなるようです。
「三権分立」が「三権相克」といった状況にまで発展しそうな、成熟した先進国では考えられないような事態にまで発展しつつあるというのでは、アメリカはどうなってしまうのかと案じざるを得ません。
大統領選の最中から、「アメリカは途上国に戻ってしまったのか」という感覚を持っていましたが、今、アメリカの世論は二分し、半数の先進国マインドと半数の途上国マインドがせめぎ合うようなことになっているようです。
ツイッターというごく短い文章で、極めて大事な事を言おうとする「言語文化の退化」も一役買っているようです。
言語は人間の相互理解に極めて重要な役割を持っていますから、これは大変恐ろしいことのように感じられます。
さきに、「第一に、トランプ氏本人の発言や行動が選挙戦の中でのものからどう変わっていくか、第二に、共和党の主流派との関係がどのように収まるのか、第三に、反トランプ・デモの今後、「アメリカの融和」がどう進行していくのか、の 3つが今後の推移を決めるのではと書きましたが、事態は混迷の一途のようです。
トランプ現象はフランスにも飛び火しそうな様相も見えます。しかし、世界の主要国が、内向きになっていったら、世界はどうなるのでしょうか。二度の世界大戦の苦い経験を経て国際からグローバルへと進歩してきた人類の知恵はどうなったのでしょうか。
今のトランプ政権の状況では、このブログが提唱して生きた「 NGR」などは一顧だにされないでしょう、企業には社会的責任を求めても、国には地球的責任を負う必要はないというのでしょうか。
道義的、社会的責任は個人から企業までは進歩しましたが、国レベルになると「必要ない」というところで、人類の知恵の進歩は止まってしまっていいのでしょうか。
まだまだ未熟なホモ・サピエンスです。進歩をやめてしまったら、世界はどんなことになるのか、終末時計がジョークであり続けて欲しいものです。