停滞を続ける日本経済の不思議:成長経済はどこへ行った
去る5月29日、「長期不況:米戦略の成果か日本の自責失点か?」を書きました。これはずっと気になっていた問題ですが、ここまで勤勉に働く日本人が創っている日本経済がなぜ30年もの長きにわたって停滞を続けているのか、というのがここでのテーマです。
この問題に解りやすく答えてくれる経済学者や政治家がいるのでしょうか。日本人の1人として残念でなりません。
経済成長というのは、今年生産した付加価値を投資と消費に分け、投資(研究開発投資を含む)によって労働の資本増備率を上げ、労働生産性を高めて、翌年の付加価値生産をより大きくするという事の繰り返しです。
経済成長がうまくいかないといいう場合、主な原因は、
<内的要因>
① 生産した付加価値を投資と消費に配分する「配分関係」がうまくいかない
② 生産性を上げる力(イノべーション)がうまくいかない
<外的要因)
③ 経済が国際化する中で、国際関係(為替レート、紛争など)がうまくいかない
等が考えられます。
こんなことを手掛かりにして、この30年ほど、日本の経済成長が止まってしまった原因を考えてみたいと思います。
中世といわれる時代には、何百年も経済成長がないこともあったようです。しかし、産業革命以来、「経済は成長するもの」というのが常識になって、経済成長がないと国民は不満です。
政権も、いかにして、国民が納得するような経済成長を実現するかがいわば最大の使命でしょう。
日本はそれに失敗してしまったのです。アメリカには大きく引き離され、中国には抜かれ、先端技術でも次第に遅れていく部分が目立つようになりました。
何とか抜け出したいものです。
日本人が駄目だからという意見もあるようです。しかし、tnlabo はそうは考えていません。日本人は真面目で勤勉に働いていると思っています。
何が狂っているのでしょうか。
去る5月29日、「長期不況:米戦略の成果か日本の自責失点か?」を書きました。これはずっと気になっていた問題ですが、ここまで勤勉に働く日本人が創っている日本経済がなぜ30年もの長きにわたって停滞を続けているのか、というのがここでのテーマです。
この問題に解りやすく答えてくれる経済学者や政治家がいるのでしょうか。日本人の1人として残念でなりません。
経済成長というのは、今年生産した付加価値を投資と消費に分け、投資(研究開発投資を含む)によって労働の資本増備率を上げ、労働生産性を高めて、翌年の付加価値生産をより大きくするという事の繰り返しです。
経済成長がうまくいかないといいう場合、主な原因は、
<内的要因>
① 生産した付加価値を投資と消費に配分する「配分関係」がうまくいかない
② 生産性を上げる力(イノべーション)がうまくいかない
<外的要因)
③ 経済が国際化する中で、国際関係(為替レート、紛争など)がうまくいかない
等が考えられます。
こんなことを手掛かりにして、この30年ほど、日本の経済成長が止まってしまった原因を考えてみたいと思います。
中世といわれる時代には、何百年も経済成長がないこともあったようです。しかし、産業革命以来、「経済は成長するもの」というのが常識になって、経済成長がないと国民は不満です。
政権も、いかにして、国民が納得するような経済成長を実現するかがいわば最大の使命でしょう。
日本はそれに失敗してしまったのです。アメリカには大きく引き離され、中国には抜かれ、先端技術でも次第に遅れていく部分が目立つようになりました。
何とか抜け出したいものです。
日本人が駄目だからという意見もあるようです。しかし、tnlabo はそうは考えていません。日本人は真面目で勤勉に働いていると思っています。
何が狂っているのでしょうか。