最大の株価対策はなにか?
昨日のニューヨーク市場は2300ドルを超える過去最大の暴落でした。今日の東京市場も当然その影響を受けるというところで、朝から市場は騒然としていたようです。
案の定、東京も暴落、後から多少戻しても、先行きは不安ばかりです。その原因は単純で、新型コロナウィルスがどこまで広がるかがまだまだ解らないからです。
その中で、トランプさんと安倍さんの電話会談が50分にわたって行われたというニュースが流れました。
アメリカでも日本でも、みんなが期待するイベントは中止、遊園地は閉鎖、今シーズンのプロスポーツなども、軒並み開始は延期です。当然東京五輪も、必ず開催できるなどと言える人はいないでしょう。
こうした状況では経済活動は当然停滞します。経済活動というのは、人間が大勢集まったり移動したりすると活発になるもので、みんなが静かにしていたら、経済は停滞です。景気を先読みする株価は当然下落でしょう。
この所国際間の人の移動などが大変不自由になっているところに、トランプさんがヨーロッパからのアメリカへの入国禁止と言ったものですから、それが直接の引き金になって昨日の2300ドルを超えるダウ平均の暴落になったというのが解説です。
トランプさんが何故突如としてヨーロッパからの入国禁止を言ったのか解りませんが、その時、トランプさんは、それで、株価が上がると思ったのでしょうか、それとも暴落を覚悟で言ったのでしょうか。結果は大暴落で、トランプさんは吃驚で困惑の極かなどと考えてしまいます。
そんな中で、トランプ・安倍電話会談のニュースが入ってきたものですから、さて一体何を話し合ったのだろうかと興味津々でした。
あとから詳しい報道がありまして、会談は米側の要請だそうで、日本の対応策を聞きたかったのでしょうか。安倍さんは学校の休校や財政・金融援助などの内容を説明し、加えて、ウィルスに打ち勝って、東京五輪をぜひ成功させたいと強調したとのことです。(トランプさんが、前日ですか、記者会見で延期の選択にも触れたことを意識?)
電話会談では、トランプさんは、日本の行動を適切と評価し、今後も緊密に連携していくと言ったとのことです。
この報道を聞いて、何、そんな事だけ?と感じたのは私だけでしょうか。
もちろん首脳同士が直接話し合うことは極めて大切です。しかし、それはそれとして、もっと重要なことがあったのではないでしょうか。
アメリカと日本の首脳が直接話し合うのですから、新型コロナ問題の周辺対策や、仮定(新型コロナが制圧できればという)の上での五輪開催努力で合意するよりも、新型コロナウィルスそのものに対する研究、薬品やワクチンの早期開発での両国研究機関の協力の可能性(研究情報の共有化など)などの根本対策へ言及はなかったのでしょうか。
所詮、首脳会談というのは、政治的な取り組みだけで、本質問題には踏み込まないという事なのでしょうか。
新型コロナウィルスそのものの性質が解明されない限り、WHOが認めたパンデミックがどこまで広がるかは予測不可能でしょう。
その中で何を論じてみても、あくまでも仮定の問題(タラレバ=コロナに勝ったら、コロナに勝てれば)でしかないのです。
仮定の問題を論じ合っても役には立ちません、株価の今後も、東京五輪の開催可否も、いずれ現実になるわけです。黙ってそれを待つのでしょうか。
当面する株価の問題も、経済社会の安定も、東京五輪の開催も、先立つのは新型コロナウィルスの性格の解明、制圧の可能性の展望でしょう。
となれば、大事なのは、新型コロナウィルスの研究に、各国が(協力して)どれだけの資金を注ぎ込めるかにかかっているのではないでしょうか。
昨日のニューヨーク市場は2300ドルを超える過去最大の暴落でした。今日の東京市場も当然その影響を受けるというところで、朝から市場は騒然としていたようです。
案の定、東京も暴落、後から多少戻しても、先行きは不安ばかりです。その原因は単純で、新型コロナウィルスがどこまで広がるかがまだまだ解らないからです。
その中で、トランプさんと安倍さんの電話会談が50分にわたって行われたというニュースが流れました。
アメリカでも日本でも、みんなが期待するイベントは中止、遊園地は閉鎖、今シーズンのプロスポーツなども、軒並み開始は延期です。当然東京五輪も、必ず開催できるなどと言える人はいないでしょう。
こうした状況では経済活動は当然停滞します。経済活動というのは、人間が大勢集まったり移動したりすると活発になるもので、みんなが静かにしていたら、経済は停滞です。景気を先読みする株価は当然下落でしょう。
この所国際間の人の移動などが大変不自由になっているところに、トランプさんがヨーロッパからのアメリカへの入国禁止と言ったものですから、それが直接の引き金になって昨日の2300ドルを超えるダウ平均の暴落になったというのが解説です。
トランプさんが何故突如としてヨーロッパからの入国禁止を言ったのか解りませんが、その時、トランプさんは、それで、株価が上がると思ったのでしょうか、それとも暴落を覚悟で言ったのでしょうか。結果は大暴落で、トランプさんは吃驚で困惑の極かなどと考えてしまいます。
そんな中で、トランプ・安倍電話会談のニュースが入ってきたものですから、さて一体何を話し合ったのだろうかと興味津々でした。
あとから詳しい報道がありまして、会談は米側の要請だそうで、日本の対応策を聞きたかったのでしょうか。安倍さんは学校の休校や財政・金融援助などの内容を説明し、加えて、ウィルスに打ち勝って、東京五輪をぜひ成功させたいと強調したとのことです。(トランプさんが、前日ですか、記者会見で延期の選択にも触れたことを意識?)
電話会談では、トランプさんは、日本の行動を適切と評価し、今後も緊密に連携していくと言ったとのことです。
この報道を聞いて、何、そんな事だけ?と感じたのは私だけでしょうか。
もちろん首脳同士が直接話し合うことは極めて大切です。しかし、それはそれとして、もっと重要なことがあったのではないでしょうか。
アメリカと日本の首脳が直接話し合うのですから、新型コロナ問題の周辺対策や、仮定(新型コロナが制圧できればという)の上での五輪開催努力で合意するよりも、新型コロナウィルスそのものに対する研究、薬品やワクチンの早期開発での両国研究機関の協力の可能性(研究情報の共有化など)などの根本対策へ言及はなかったのでしょうか。
所詮、首脳会談というのは、政治的な取り組みだけで、本質問題には踏み込まないという事なのでしょうか。
新型コロナウィルスそのものの性質が解明されない限り、WHOが認めたパンデミックがどこまで広がるかは予測不可能でしょう。
その中で何を論じてみても、あくまでも仮定の問題(タラレバ=コロナに勝ったら、コロナに勝てれば)でしかないのです。
仮定の問題を論じ合っても役には立ちません、株価の今後も、東京五輪の開催可否も、いずれ現実になるわけです。黙ってそれを待つのでしょうか。
当面する株価の問題も、経済社会の安定も、東京五輪の開催も、先立つのは新型コロナウィルスの性格の解明、制圧の可能性の展望でしょう。
となれば、大事なのは、新型コロナウィルスの研究に、各国が(協力して)どれだけの資金を注ぎ込めるかにかかっているのではないでしょうか。