tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

2025年、日本の再生に動き出す年

2025年01月01日 14時42分02秒 | 政治経済

「明け2025年、日本の再生に動き出す年ましてお芽出とう御座います。」

今日も晴天で、いい元日になりました。今年は、今日の天気の様な晴れやかな年になってほしいと思っています。

ほぼ30年の雌伏の時期を経て、昨年は日本にとって、何か新しい動きが見えて来た年でした。今年は何とか、その新しい芽を育て、日本の再生が動き出す年になればと思っています。

年頭に、3つほど、大きな問題を上げておきたいと思います。

第一は、国際関係、外交の問題です。新年早々アメリカではトランプさんの大統領就任があります。その前か後か解りませんが多分、石破総理の訪米、トランプさんとの首脳会談があるのでしょう。

アメリカは日本を再び戦争をする国にしたいと思っているのでしょう。これはトランプさんでなくてもそうです。

日本国民の殆んどは、日本は戦争しない国でなければならないと思っています。

この問題は日本にとっては、その歴史上の最重要な問題です。しかし、アメリカにとっては国際関係の中での便宜的な問題でしょう。

この問題での動きが(公式か密約か)、あるかどうかです。あった場合、石破さんは如何なる態度を示すのでしょうか。

第二は、経済で、長期不況からの脱出の問題です。消費不況脱出の鍵は「賃金決定」にあるようです。年が明ければ春闘です。連合要求は、昨年と同じ5%以上ですが。中小は6%という格差解消への方針を明確にしました。単産レベルでは定昇込みではなくベースアップ表示での実額要求が多くなって来ています。

一方、企業サイドで既に7%の賃金上昇を発表するところが出てくるという、労使関係としては新たな問題も見えています。

第三は政治問題です。自民党一強多弱額と言われる状況が、昨年に至って、自民党の驕りから崩壊しました。

今年は、多弱と言われた野党サイドが、正面から自民に対抗できる組織の再編を進められるのかが焦点でしょう。

嘗ての労働4団体が連合に統一したという実績を持つ連合も動くのでしょうか。

今年は色々なことが起こりそうです。経済面の数字の動きとともに、そうした動きも追っていきたいと思っています。

本年も、何卒宜しく申し上げる次第です。


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