こんばんは。高山さんから紹介にあずかりました、新2年470クルーの天木です。
このリレーブログで何を書くか考えてはみたのですが、ヨットに関しては東北大戦の反省としてブログに書いたので、今回は少し自分のこれまでを振り返ってみたいと思います。
なぜそんなことを思い立ったのかというと、実は先日僕は成人式に参加してきたのです。みなさんお察しの通り、僕は浪人なるものを経て大学に入ったので同期より一年早く成人を迎えました。この成人式で小学校や中高の友達に再会し、昔のことを思い出したくなったんです。皆様少しの間お付き合いください。
小学生の頃はゲームと勉強と水泳に精を出すことしか知らない少年でした。中学に入ってからは昔から続けていたスイミングを続けようとなんとなく水泳部に入っていました。そのままなんとなく中高時代を送り、部活も休みがちになってしまいました。そんななんとなく周りに流されるだけだった僕が変化したのは浪人期です。
浪人時代はどの組織にも属することなく、自分しかいない孤独な時期ですが、自分と向き合う時間だけは沢山あります。そこでこれまでの自分を振り返った結果思ったのは、今までの自分に一つのことを必死にやり抜いたことがないということです。要するに飽きっぽいんです。様々な事柄に興味を持てるのは良いことだと自分でも思うのですが、この飽きっぽさを大学では克服したい。そう思った浪人期でした。
いざ大学に入り、大学生活四年間でやり抜きたいことを探している時に出会ったのがヨットでした。いわゆる意識高い系サークルと少し迷ったのですが、何より先輩方の眼がキラキラしていて楽しそうだったんです。そんな雰囲気に惹かれて大学ではヨットをやり抜こうと決めた時のことを思い出します。
正直同じ動作ばかりの繰り返しでヨットが楽しくなくなった時期もありましたが、自分の動画や先輩方の動作を見ていると改善点が多々あることを痛感させられます。今繰り返している動作練習こそヨット力の全ての土台であり、まずその土台を大きくしなければその上に何を積み立ててもヨット力は大きくならない。何事も基礎固めが最も大事だと思って、辛いことも多々あるとは思いますが地道に努力を重ねていきたいと思います。
後悔を残さないために。
明日は海上ではカッコよく、陸上ではキラキラ女子大生な小野さんです。お楽しみに!
東京大学運動会ヨット部 天木悠太