東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

選択@1月リレーブログpart18

2019年01月18日 18時20分40秒 | 2019 リレーブログ
お久しぶりです。クルーザー班3年の磯野洋佑です。

ブログはイタリアワールド以来ですね…。クルーザー班は全然ブログを書かないと親によく指摘されてしまっているので、今年は頑張って書きたいです。

さて、クルーザー班も昨年11月の全日本選手権をもって代替わりし、ついに僕が主将となりました。ヨット部に入ったのはほんのつい最近のような気もするし、もうそんな時期になったのかと時の流れの速さを感じています。クルーザー班を復活させた大先輩松山さんと代が被っているのはついに僕が最後になりますが、クルーザー班の安定とさらなる発展をめざしてこの1年活動に臨みたいです。

ところで、タイトルにもある通り、代替わり早々ある選択に迫られました。例年3月には学生マッチとANIORU'S CUP(クルーザーの学生全日本選手権)が開催されるのですが、今年は両大会の日程が被っているということで、どちらに出場するか苦渋の選択となりました。

結論から言うと今年はANIORU'S CUPに出場することにし、優勝、そしてフランス大会への出場を目標としました。この選択は今年一年だけでなく今後のクルーザー班の方針をも決めかねてしまうものだったので、これでよかったのかと思うことが時々ありますが、何が正解かは分からないので決めたことに向かってやれることはすべてやりたいと思います。


話は変わりますが、「選択」と言えば(?)明日からセンター試験が始まるみたいですね。これももう3年前なのが信じられませんが、受験を思い返してみると、東大に来てよかったと思うし、そのために浪人したこともよかったと心から思います。受験生の皆さん、気負わず頑張って下さい。応援しています!


さて、ここで終わってもいいのですが、ブログなのでどうせなら何か写真を載せたいなと思ったのですが、フォルダには残念ながら試験対策プリントしかなかったので、最近した個人的にいい買い物を撮って載せます。ヨットは全く関係ないですが悪しからず。





ここ1年くらい乃木坂46にハマっているのですが、2017年の初の東京ドームライブのDVDを買いました。同期の多賀谷と観たのですが最高でした。

このライブの最後で「きっかけ」という歌を歌うのですが、僕が乃木坂の歌の中でもかなり好きな曲で、人生における「選択」を後押ししてくれる、そんな歌になっています。ぜひ聴いてみてください。


以上、後半はこじつけた話ばかりになってしまいましたが(笑)、これで終わろうと思います。読んでくださりありがとうございました。

クルーザー班主将 磯野洋佑

青い。@1月リレーブログ Part16

2019年01月16日 15時36分16秒 | 2019 リレーブログ

あけましておめでとうございます。
もう年明けから16日が経ちましたが、未だに新年感の抜けていない新2年470クルーの下重です。

今年私は成人式を迎えました。
年末年始に実家の札幌に帰り、一度授業の為に東京に戻ってから、再び成人式で帰省しました。
地元に帰り、久しぶりに会う人々と昔話をを語り、とても感慨深い気持ちになりました。あの頃の話をすると、当時は気付かなかったけれど私達は確かに青い日々の中にいたのだと感じます。
間違ったこととか、後悔してることとか思い出したくないけど思い返すと青くて。
もちろん正しくあるのが理想かもしれないけど、その過ち含めで青い日々だったなと包括出来ました。
懐かしかった。



まだ気持ちは懐古から戻れていないのですが、テストが近づいてるんですね。怖いことに。どうしたらいいのかわからないです。
進路もどうすればいいんでしょうか。

もう大学ではレールは敷かれていません。
高校の時までは何も考えずに勉強をしておけばなんとかなる。どの大学を選ぶのかは選択ですが、大学に行くことに対しての疑問はなく、レールの上を歩いていたんです。
でも今は違う。
特に東京大学は2年生まで学部が決まりません。私達は自分が何をしたいのか、どのような分野を学びたいのか、選択しなければなりません。ここで選択に迫られる。
昨日の白江くんのカミングアウトもそうなんですよね。自分が何をしたいのかの選択。
純粋に自分のやりたいことだけで選べることはほとんどなくて。現実と気持ちとの折り合いを考えて悩んで。
難しいんですよね。何選んでも後悔しそうだし、逆にしない気もするし。うーん。

でも、この迷いもまた将来振り返ってみると青かったなと思える気がするんですよね。
ふとそう思いました。

話変わりまして

世間は狭いもので
八景島にいる他大の同期で私と同じく北海道出身の人がいまして
会ったんですよ、成人式で。

あと、私の高校の同級生にひとり、中学の同級生にひとり、奇遇にも470に乗っている人がいました。
北海道と神戸で離れてはいるけれど、いつか全日本で戦うことを約束しました。

地元でもヨットの話が出来たことがすごく嬉しくて、やっぱりヨット好きだなぁって思いました。まだまだ知らないけど、本当の魅力は分かってないけど。それでも彼ら3人とヨットを通じて、また会えるのかなと思うとワクワクします。頑張ります。



ゆらゆら @1月リレーブログpart15

2019年01月15日 17時21分46秒 | リレーブログ
新2年スナイプクルー白江です。


テストラッシュが近づいてまいりました。落単の予感。ほんとにヤバいので短めでちゃちゃっと書きます。


とここでカミングアウト。これをこの場で言うのもなんですが、僕は今、部活を続けようかどうか迷っています。サークル入りつつバイトやりつつ遊んでる周りを見て単純に羨ましくなりました。あと、他にやりたいことがあってもできないなっていう。


しかし、辞めた後に関してはまだほとんど何も決めてません。今まで部活やってきて、自分が本当にやりたいことなどほとんど考えずに過ごしてきました。このまま辞めるのもいかなるものか。


いろいろ考えてみてわかったことは、「ヨットが楽しい」という理由だけで僕はヨット部を続けてきたのでは無いのかなと思いました。もちろんヨットは楽しいです。しかし僕がヨット部を続けてきたのは、人とかチームとか部そのものが好きだったからなんだなと気づきました。僕は小さい頃から何かしらスポーツをやっていて、中高も部活をやってきたので、部活という空間にいることがデフォルトになっているのかもしれません。それを失うのが怖いというのも続けている理由の1つです。部活に残った方がいいような、、、うーん

あと、この時期に辞めるのももったいないですよね。ヨットについて何もわからない状態で、本当の楽しさとかもまだ味わってないと思いますし。


わああん困った。どうしたものか。いずれにせよ何かを得て、何かを失う、その「何か」を決める、自分にとって大事な選択だと思います。ゆっくり考えて答えを出そうと思います。



p.s. 何かアドバイスなどがございましたら教えていただけるとありがたく存じます。



東京大学運動会ヨット部 新2年スナイプクルー 白江将之



紡いでいくもの @1月リレーブログ part. 14

2019年01月14日 20時55分14秒 | 2019 リレーブログ

2年470の斉藤太朗です。

今日は、筋トレのせいできつくなってしまったスーツを着て、成人式に行って参りました。20年間、沢山の方にお世話になりました。本当にありがとうございました。私という人間は今まで一緒に過ごしてきた方々でできています。これからもよろしくお願いします。

 

(掲載許可済。私は写真右です。)


昨日、一昨日は、天木と自主練してきました。コンスタントに強い風が吹いている中、早稲田のコール練形式のハンドリング練習に飛び込み参加し、小松コーチにもたくさんアドバイスを頂けて、有意義な土日でした。

スタートの加速から1stタックまでの走りだけは、早稲田のスキッパー+1年クルーペアか、クルー+クルーペアとなら並んで出て戦えて、たまにちょっと勝てることが分かりました。ただ、動作とか周りを見る力がヘボすぎて、結局2日間ともビリ以外の順位を取れませんでした。

でも、ヨットレースの7割とか8割はスタートというので、もう勝ったようなもんですよね笑。プラス思考でいこうと思います。

 

あのめちゃくちゃハードな練習についていってる早稲田のヨット未経験の一年生たちは、本当にすごいと思います。これからもがんばっていってほしいです。

小松さん、早稲田の皆さんありがとうございました。あと自主練誘ってくれた天木もね。

 

 

自分が上手くなることは大事だけど、大学ヨット部をやってるからには、マネジメントも学んでいきたいです。

この2年間、「自分が東大ヨット部を続けてる目的って何なのかな?」と、問い続けてきました。それはこれからも変わらない僕のテーマです。去年のインカレ最終日に掴みかけたその答えの一端は、「一年間かけてインカレで勝てるチームを作っていくこと」です。

極端な例ですが、どんな強豪校も、もしインカレ当日の朝にレースメンバー12人を集合させて、船6艇を与えて出艇させても、インカレに勝つことはできないでしょう。勝つには、それなりの準備と、レースメンバーに劣らないシーマンシップを持った部員たちと、彼らも含めたチームプレーが必要です。

 

僕は、チームとは、ただがむしゃらに練習したり、厳しい練習をすることでも、リーダーが人望を振りかざして牽引していくことでもなくて、小野さんも新体制挨拶「354日後に向けて」(11/16)に書かれていましたが、たくさんの人たちの相互作用を結んでいくことだと思ってます。

良いチームとは、人材がいいというより、そういう関係性を醸成する慣習とか仕組みのできている組織のことです。だから、ミーティングが非効率だとか、会計がうまくいかないとか、合宿所が過ごしづらいとかの諸問題も、その関係者が無能とか無責任だとかいうことでは片付けずに、そもそも誰でもこなせるようなシステムができあがってるのかということに目を向けていけば、インカレに向けた40人のチームプレーができてくるのではないでしょうか。

そういうのはすごく手間がかかって大変だけど、ミーティングの要領が悪くて疲れるからってまじめに参加しないのとか、整備せずに船に乗って新艇もレース艇もどんどん使い潰していくようでは、何を目指してがんばってるのか分からないから、真剣に向き合ったほうがいいと思う。そういう焼畑的時間消費や、焼畑的な船の消費でも、練習時間さえ稼げば全日本で通用すると思ってしまっているんだろうけど、それは間違ってる。

インカレで戦えるようなチームを紡いでいくことに、一年一年を費やしていけることは、かけがえのない経験です。これだから、もう大学ヨット部は辞められません。

 

ひとつ、おとなになった斉藤太朗

2 470チーム


けしき@1月リレーブログpart12

2019年01月12日 12時00分19秒 | 2019 リレーブログ
あけましておめでとうございます!
といってももうリレーブログは12人目なので、そろそろ飽きてきた頃ではないかと思います。

お正月に帰省し、家でゆっくりしながらこの大学2年間のことを振り返ってみました。
皆さんはどのような気持ちで東大に入学し、どのような部活になると思い描いてヨット部に入部しましたか?



そもそもヨット部に入部することなんて、ヨット部の新勧に参加するまで考えたこともなかったし、部活にここまで時間とお金と労力を割くとは思ってもいませんでした。
もう少し、ヨット部の中の小さなスケールで見てみると、本当に想像もしてないようなものばかりでした。
一年生の秋までは、ヨット部の一つの駒でしかなかったと思います。これは、先輩方が一年生を駒のように扱っていたということではなく、僕自身が先輩に言われたことをただこなすだけで、ヨット部がどうやったらいい組織になるかなど全く考えず、ヨットになれないなぁとぼぉーと考えていました。ヨットに関してはもちろん素人ですが、ヨット部に関してもヨット部のヨの字も知らなかったのです。
そして、1年の冬、4年生の先輩たちが引退していってから、僕の470スキッパーとしての道がスタートしました。ここでかなりヨットに対する気持ちというか責任感が大きく変わったと思います。ヨットというスポーツは安全、衝突しないことが最優先され、どれだけクルーが上手いとしても、最後の最後に衝突を回避できるのは舵を握るスキッパーしかいないわけです。それまで全くしてこなかった船の整備やルールの勉強などもしました。正直、そこからの道は決して楽ではなかったです。周りで練習しているのは、全日本のレースを経験した東大の先輩スキッパーや、全日本トップの早稲田の猛者ばかりです。日々あらゆるところで、レベルの違いを見せつけられました。しかし、幸い部員が少ないことで自分はたくさんレースに出させてもらい、いろんな経験が積めて良かったと思います。

そして、新勧を終え新たな一年生が沢山入部しました。夏休みは、一年生練習やワールドカップ運営の手伝い、レスキューの運営など僕個人の練習はあまりできませんでしたが、レスキューから見ていて、先輩方は頼もしく、同期のクルーも1年で大きく成長したななんて思ってました。W杯で練習環境に制限はありましたが、その中でも出来る限り練習しているわけだし、きっと蒲郡でいい結果を残してくれるだろうと思っていた矢先の、敗北。全日本インカレ出場を逃しました。
僕は全日本行くことなんて当たり前だと思っていたので、その現実を受け入れられず、夢なんじゃないかと何度も疑いました。ただ、レースに出ていたレースメンバーは、違う思いを感じていたり、違う景色を見ていたのかもしれません。

ヨットレースにおいて、景色という言葉はかなり大事な言葉だと思います。


初めてビッグフリートに出る景色
90番目にマークを回航する景色
初めてシングルで回航した時の景色
水色スピンがトップフォーンを鳴らした時の景色
全日本出場を逃した時のレスキューから見た景色





全く同じ景色がやってくることは2度とないですが、この景色を見たことがあるかないかで、その人の気持ちの持ちようや行動は大きく変わります。人によっても、見ている場所からでも景色の見え方は違うと思います。
ヨットレースに限らず、上級生と下級生とでは景色の見え方が違うとよく言われますが、それまでの練習やレース、組織運営の経験値の差が何倍にも異なるからでしょう。
だからといって、上級生が目標を達成するために頑張っている時に、下級生が全く違うことを考えていたら、その組織は結果を出すことはできません。
部員一人一人がみな同じ方向を向いているチームが強いし、永く強くあるための要素だと思います
そうであるためには、下級生が責任感を持ち、自発性がなければなりません。ただ、下級生に責任感を持てっと言ってもうまくいかないでしょう。綿密に意思疎通を行い、しっかりと情報が全員に伝わり、やる気や意義が見出せて、責任感がうまれると思います。


あと292日

今年の秋、西宮の地で部員全員が同じ景色を見れるようにしたいです。

東京大学運動会ヨット部 新3年470スキッパー 松前亮平

2019年01月11日 19時49分32秒 | 2019 リレーブログ
こんにちは。
新二年の鈴木智貴です。

皆さんは年末年始をどのようにお過ごしでしょうか。

自分は年末年始に一週間ほど宮城にある祖父母の家に行っていました。祖父母の家では、美味しいものを食べては寝て、食べては寝てとニート生活を満喫していました。僕は、ヨット部という体育会系に所属しているわけですが、実はダラダラするのが大好きなんですよね。何もしないでただぼーっと過ごしている時間が自分にとってはやたらと心地良いんです。

そんな自分ですが、一週間もいれば流石に何日かは外出するもので、昨年末には蔵王にスキーに行ってきました。スキーをするのは実に3年ぶりだったので非常に楽しみにしていたのですが、その日の午前はあいにくの吹雪で滑ると顔が痛い痛い。あまりの痛さに午前は山の上の方へ行くのは諦めました。午後は予報通り晴れてきていたので、山頂までいこうとしたのですが、途中でスキー場のすべてのリフトが止まってしまい、スキー自体ができなくなる事態に。原因を調べてみると停電とのこと。よりによってなぜ自分が行った日に…。

昨年末には、このように運が悪い出来事があったので、きっと今年は幸運の年になってくれるでしょう。

今年が良い一年でありますように。

継続は力なり@1月リレーブログpart10

2019年01月10日 20時58分49秒 | 2019 リレーブログ

こんばんは、新4470チームリーダーの塚本です。

 

約1週間前くらいにこのブログ用の文章をしたためていたのですが、この1週間のみんなの発想が自由で楽しいブログを読んでいると、自分はまた真面目っ臭い、堅い文章を書いているなと溜息をついてしまいますが、まあこれも自分らしいのかなと、、、笑

 

 

↑今年の筋トレの相棒たち、内容とは関係なし。

 

平成最後の年末は旧470チームで長野までスノーボード旅行に行きました。スキーを高校の頃に一度やったくらいでスノボは人生で初めての経験。この人生初のスノボ体験で自分がヨットを続けている理由はこれなのかなというようなものが不思議と見えてきました。

最初はゲレンデにスノーボードという足枷をかけられ、一体どうやって動けばいいのか、どうやって止まればいいのか、全くわからずにコントロールできない状態に。そこからコースを走っているうちにだんだんと慣れてきて、体の動かし方もこうやればこうなるというのが頭の中で理解できるようになってくる。でも少しスピードがついてしまうと恐怖心からか体の動かし方が分からなくなって転倒、この頭ではわかっているはずなのに転倒してしまうということが本当に悔しくて悔しくて、何回も滑っているのになんで行きたい方向を制御できないのか情けなくて、「次こそは!」と意気込んでチャレンジをして、また転倒。いやー転びまくりました笑。楽しむために来たのになんだか本気になっちゃって。周りの雰囲気も悪くしたかもしれない

 

これが私の性格というのかなんというのか、一言で言えば負けず嫌いなんですね。本当に昔から自分は運動神経はよくなかったですし、体格も周りと比べて明らかにひ弱。家系的に見ても運動しているのは自分くらい。何をやるにしても覚えが悪く本当に時間がかかるんだなと今でも思ってます笑。ヨットも同じでした。呆れるくらい下手でした。そんな強くない風で何回も沈してました。普通はこの場合ヨットが嫌になってやめてしまうのが普通な気がしますが、自分では「何くそっ!」と思っていたらいつ間にかずっとやり続けていたんですよね。ただ見返したい一心で。いや、嫌にならないというのは嘘ですね、嫌になることは何度もありました。ただそんな理由でやめてしまう方がもっと嫌だったので辛くてもやり通してきたんだと思います。いや本当に意地っ張りなんだな。

 

「ヨットを楽しんで!!」って結構いいますよね。最初のうちは動作に一生懸命で楽しむことはできないと思います。というか今でも自分は楽しんでヨットに乗っているのかというと、まあそうではないのでしょう。だっていつも今の自分に満足することは無いですし、勝負に徹している以上そんな感情は芽生えません。「それでは楽しみが無いことをなんでやっているの?」そんなこと答えは決まっています。「成長していくことが楽しみだから」なんだと。

 

継続って不思議なもので、これまで全くできていなかったことが続けていくうちにある日突然できるようになる。それまでなんでできなかったのかが不思議と思えるくらいに。そうです、「ブレイクスルー」です。

 

結局今までのくだりは今年のこのスローガンに結びつけたかったわけになりますが自分にも何回かブレイクスルーを経験してきたことがあります。もちろんヨットに限らずにです。その時の記憶はやはり鮮明に今でも残っていて、その体験はものすごく貴重で大切にしていきたい記憶だと感じています。おそらく部員全員そんな経験はしていることでしょう(なんてたって東大に合格している訳だし)。全員に切り拓いていくポテンシャルが備わっていると確信しています。ただそこには膨大なエネルギーが必要になってきます。以前、LBの望月様より新艇4692の進水式の際に「四六時中ヨットのことを考えて!」と言葉を頂きました。その時はずっとヨットのことを考えるなんて大変だなと単純に思ってしまいましたが、限られた時間で人間の有限なエネルギーをどれだけヨットに注げられるのか、そこを突き詰めないといけないよと言われたように今は考えています。そしてそこがブレイクスルーする上で最も大事なことなのではないでしょうか。

 

去年までは正直自分のことで精一杯なところばかりでしたが、最上級生でチームリーダーの今、自分のことだけと考えているわけにはいけません。下級生が多く上級生が少ないこの現状ではなかなか下級生一人一人の気持ちを汲みあげることは難しいことだと思っています。だからといって無碍にすることはありえません。どこまで自分ができるのか、人間的にブレイクスルーすることも今年の一つの目標です。

 

最後に、この一年は自分が本気で打ち込むことができる競技ヨット最後の一年になると思います。全てやりたいことをやりつくして最後のインカレを迎えられたらどれだけ幸せなんだろうかと今から想像しています。

 

 

真面目くさいこと書いてしまいましたね。少しでもみんなのモチベupに貢献できてたらいいけどな笑。ここから楽しいブログが続いていくことでしょう!というわけで次、智貴、頼んだ!

 

 

P.S.

本当にどうでもいいけど、新しい元号を予想するのって、新しく来る新艇のナンバーを予想するときとなんだか似ている気がする。これわかる人いないかな?どっちもなぜかワクワクする。


計数工学科について@1月リレーブログPart9

2019年01月09日 21時29分40秒 | 2019 リレーブログ

あけましておめでとうございます。仰秀バウマン新3年の美間です。

出身が大阪なので今週末はまた帰省です!あべのハルカスの階段1600段ぐらいをのぼってきます!

これについて書くのも何なので他の話題を。。。

 

僕は2年生なので去年夏に進振りがあり、無事第一希望の計数工学科に内定しました。

計数工学科は3年から数理とシステムの2つのコースに分かれるのですが、その希望調査が12月にありました。そろそろその結果がでるということで

僕が希望したシステムコースの各研究室について紹介したいと思います!

進振り前の1年や、そろそろセンターでソワソワしてきている(?)受験生などの参考になれば幸いです。

 

 

 

研究名をタップするとその研究室のホームページに飛ぶようにしています。気になったものがあれば覗いてみてください!

システム情報工学研究室

1研(猿渡・小山研究室)

主に音に関する研究室。独立性分析(例えば、オーケストラの中からある一つの楽器だけ抽出する)や深層学習を用いた音声の人工的な合成などをやっています。

2研(眞溪研究室)

認知神経工学をやっている研究室。BMI(ブレインマシンインターフェース。脳活動から意思を推定して、手など身体を用いずに機械を操作すること)を目指して脳の機能の計測&解析したり、それを用いて脳機能の向上などを行なっています。

3研(奈良研究室)

逆問題を扱う研究室。逆問題とはある原因(たとえば癌細胞による導電率の変化)→結果(たとえば磁場)において結果を観測して原因となる場(分布)を求めるようなものです。教授が数理出身だったりと、比較的数学よりな印象です。

4研(篠田・牧野研究室)

主に触覚を扱う研究室。超音波による刺激で何もないところに触覚を与えたり、機械学習によって、物体を押す視覚映像から触覚情報(かたさなど)を推定する研究などがあります。これに関連して0.5msec先の行動予測などもやっているようです。

5研(津村研究室)

制御論に関する研究室。制御論というのは、たとえばcubliのような動きのプログラムの設計などという話。 ここ特有(?)のテーマとして、計測や制御といったローカルな操作で、ローカルに解析するのではなくネットワークといったグローバルな対象を扱うというグローカル制御というものを扱っているようです。

6研(石川・妹尾研究室)

感覚運動統合に関する研究室。となっているのですが個人的には動いている服や顔にプロジェクトマッピングさせたり、じゃんけんロボットといった高速画像処理の研究が盛んな印象があります。空中映像を操作するAIRR Tabletなど新しいディスプレイの研究などもあるようです。

8研(中村・近藤研究室)

計算システムに関する研究室です。コンピュータの消費電力を低減させるために回路実装やアーキテクチャ、システムソフトウェアを開発しようという話です。生物、機械などいろいろなもののデータを情報世界で集約して活用するIoT社会の設計なども取り扱っているようです。

9研(生田・池内研究室)

ナノマシンによる医用工学に関する研究室。化学反応回路を内蔵する化学ICを用いて分析や解析をマクロにするマイクロデバイスをする研究や、外部から操縦可能でヘビのようになめらかに動くため苦痛が伴わない能動内視鏡などの研究などを行なっています。

先端研(稲見・檜山研究室)

身体情報学に関する研究室です。VR、AR、テレイグジスタンスなどによって人間の能力をひろげる人間拡張工学や、主観的体験の共有による超人スポーツや技能伝承へ向けた研究などがあります。4本腕を操れるようになるMetaLimbsや触覚をドローンを用いて表現するLevio Poleなどがあります。


これで以上です!(厳密にはまだ他にもあるのですがあまり把握していないので割愛) ところで、7はどこ行ったんやってなりますよね?

ラッキーナンバーだから外した。のではなく…

もともと7研で生体と機械の融合について研究されていた星野准教授が弘前大学に移られたということで空いている状況です。今後どうなるのでしょうか…?

気になった方はパンフレットなどを見てみてください!

ここまで読んでいただいた方ありがとうございました!


成人式に向けて@1月リレーブログpart8

2019年01月08日 23時56分35秒 | 2019 リレーブログ
こんばんは。新三年マネージャーの多賀谷早です。

お正月気分の中昨日から大学が始まりました。あと一ヶ月大学があるので気を引き締めて頑張ろうと思います。

さて、何を書こうか迷いましたが成人式に向けイメチェンした話をしようと思います。前撮り2回と成人式で合計3回振り袖を着る機会があるので、どうせなら毎回違う髪型にしたいなと思っていました。
12月半ばにある1回目の前撮りの為に1年間伸ばしていた髪の毛を前撮り終わった翌日にボブにしました。いろんな色にしていたキューティクルボロボロの髪の毛とおさらばできた時は謎の幸福感に包まれたことを覚えています。
1/3にある2回目の前撮りのときはキューティクルが生き返ったツヤツヤの髪の毛で撮りました。そして今日、成人式の為にショートにしてきました。
それと同時に人生初のピアスを開けました。友達にはぜんぜんいたくないよーと言われましたが、自分の体に穴を開ける時点で痛いのは分かりきっていて案の定痛かったです、、、。でも成人式の二次会の時着けるピアスが可愛くて楽しみです。

それと話は全然関係ないのですが、今日京大ヨット部の新三年マネージャーのりほちゃんが家に泊まりに来てます。となりでブログの補佐をしてくれて今とても助かっております。部活の話をしたりそれぞれのプライベートの話ができて楽しいです。京都の友達ができたのは部活のおかげで入部してよかったなーって思いました。いつか京大の合同練習をしたとき一緒にレスキューできたらいいなと思いました。

そろそろ投稿しないといけない時間が迫ってるので終わりにしようと思います。

ヨット初めはいつ?@1月リレーブログpart7

2019年01月07日 23時21分13秒 | リレーブログ

こんばんは。
新三年スナイプクルーの阿部です。

最近ブログを書かずに済んでいて、いい気分で日々を過ごしていたのですが、SNS大臣についに捕まってしまったようです。
リレーブログの後にまた平穏な日々が訪れることを切に願います。

さて、年末年始、活動的な方々は雪と戯れてきたようですが、自分は出不精な気質をいかんなく発揮することができたようで、愛知県に帰省した間に成人同窓会への参加と高校同期との食事以外大した外出をせずに済みました。

 

ここで終わりたいところですが、怒られてしまうのでとりあえず続けます。

 

年末の出来事として強いて言うならば、帰省の前に東京の下宿先から静岡県の沼津までサイクリングをしたことが思い出となるのかもしれません。

深夜に東京を出発したので、早朝に小田原市街を通り箱根の山を越えることになったのですが、一週間後に控えていた箱根駅伝の区間であるということもあって早朝から何人かランナーがトレーニングしていて、何となくうらやましいなと思いつつ横を通り過ぎたのであります。

箱根を越えてから、冬の澄んだ空気を感じつつの山下りで左手に駿河湾の街並み、右手に富士を仰ぐという、年が明けてから見たら縁起が良さそうな景色を年末最後に眺めることができました。大橋と落合も触れていますが、結局富士山が好きなんですよね、たぶん。

 

ここまでサイクリングについてテキトーに話してきたわけですが、残念ながら私はここからセーリング競技にうまく話をつなげるための言語能力を持ち合わせていませんでして、ここらへんで。

 

東京大学運動会ヨット部 阿部佑真