あけましておめでとうございます。仰秀バウマン新3年の美間です。
出身が大阪なので今週末はまた帰省です!あべのハルカスの階段1600段ぐらいをのぼってきます!
これについて書くのも何なので他の話題を。。。
僕は2年生なので去年夏に進振りがあり、無事第一希望の計数工学科に内定しました。
計数工学科は3年から数理とシステムの2つのコースに分かれるのですが、その希望調査が12月にありました。そろそろその結果がでるということで
僕が希望したシステムコースの各研究室について紹介したいと思います!
進振り前の1年や、そろそろセンターでソワソワしてきている(?)受験生などの参考になれば幸いです。
研究名をタップするとその研究室のホームページに飛ぶようにしています。気になったものがあれば覗いてみてください!
システム情報工学研究室
1研(猿渡・小山研究室)
主に音に関する研究室。独立性分析(例えば、オーケストラの中からある一つの楽器だけ抽出する)や深層学習を用いた音声の人工的な合成などをやっています。
2研(眞溪研究室)
認知神経工学をやっている研究室。BMI(ブレインマシンインターフェース。脳活動から意思を推定して、手など身体を用いずに機械を操作すること)を目指して脳の機能の計測&解析したり、それを用いて脳機能の向上などを行なっています。
3研(奈良研究室)
逆問題を扱う研究室。逆問題とはある原因(たとえば癌細胞による導電率の変化)→結果(たとえば磁場)において結果を観測して原因となる場(分布)を求めるようなものです。教授が数理出身だったりと、比較的数学よりな印象です。
4研(篠田・牧野研究室)
主に触覚を扱う研究室。超音波による刺激で何もないところに触覚を与えたり、機械学習によって、物体を押す視覚映像から触覚情報(かたさなど)を推定する研究などがあります。これに関連して0.5msec先の行動予測などもやっているようです。
5研(津村研究室)
制御論に関する研究室。制御論というのは、たとえばcubliのような動きのプログラムの設計などという話。 ここ特有(?)のテーマとして、計測や制御といったローカルな操作で、ローカルに解析するのではなくネットワークといったグローバルな対象を扱うというグローカル制御というものを扱っているようです。
6研(石川・妹尾研究室)
感覚運動統合に関する研究室。となっているのですが個人的には動いている服や顔にプロジェクトマッピングさせたり、じゃんけんロボットといった高速画像処理の研究が盛んな印象があります。空中映像を操作するAIRR Tabletなど新しいディスプレイの研究などもあるようです。
8研(中村・近藤研究室)
計算システムに関する研究室です。コンピュータの消費電力を低減させるために回路実装やアーキテクチャ、システムソフトウェアを開発しようという話です。生物、機械などいろいろなもののデータを情報世界で集約して活用するIoT社会の設計なども取り扱っているようです。
9研(生田・池内研究室)
ナノマシンによる医用工学に関する研究室。化学反応回路を内蔵する化学ICを用いて分析や解析をマクロにするマイクロデバイスをする研究や、外部から操縦可能でヘビのようになめらかに動くため苦痛が伴わない能動内視鏡などの研究などを行なっています。
先端研(稲見・檜山研究室)
身体情報学に関する研究室です。VR、AR、テレイグジスタンスなどによって人間の能力をひろげる人間拡張工学や、主観的体験の共有による超人スポーツや技能伝承へ向けた研究などがあります。4本腕を操れるようになるMetaLimbsや触覚をドローンを用いて表現するLevio Poleなどがあります。
これで以上です!(厳密にはまだ他にもあるのですがあまり把握していないので割愛) ところで、7はどこ行ったんやってなりますよね?
ラッキーナンバーだから外した。のではなく…
もともと7研で生体と機械の融合について研究されていた星野准教授が弘前大学に移られたということで空いている状況です。今後どうなるのでしょうか…?
気になった方はパンフレットなどを見てみてください!
ここまで読んでいただいた方ありがとうございました!