こんにちは。新2年マネージャーの菅野涼音です。私は無事に(?)後期試験を終え、本日実家のある鹿児島に帰省しました。
やはり桜島を見上げると心が落ち着きますね。あ、うそです…。久しぶりに桜島を見てテンション上がりました。あたかも篤姫になったかのような気分です。あ、これも少し違いますね…。篤姫は江戸の大奥へお輿入れして以来、薩摩へ里帰りすることなく生涯を終えていますから。
その昔、江戸から薩摩まで移動するには約40日を要したと言われていますが、文明が発達した今、飛行機で羽田から鹿児島までのフライトは約1時間45分。私の自宅の最寄り駅からクルーザー班の合宿所がある小網代(三崎口)への移動時間とほぼ同じです。京急線に揺られる何倍も空の旅は快適です。あっという間に錦江湾が見えてきます。
↑今日の桜島
前置きはこれくらいにして、ここからは私が機内で爆睡する前の話をします。
飛行機に搭乗して窓際の座席に座り、ふと窓越しに外を見ると、滑走路の端の方に整列した5人の整備士さん達が、ゆっくりと走り出す機体に向かって手を振っています。
機内のお客様は必ずしも外を見ているとは限らないのに、安全な運航を願って手を振る整備士さんの姿は逞しく輝いて見えました。
私もそれに応えようと、笑顔で手を振り返したところ、気づいてくれたようで整備士さん達も満面の笑みを浮かべ、深々とお辞儀をして空の旅へと送り出して下さいました。
言葉は交わしていないけれど、心が通い合った瞬間…。「いらっしゃい」の気持ちが全身から伝わってきました。
圧倒的ヨット部脳の私は、なんて気持ちのいいお見送りなんだ…‼︎ 私も“出艇”のときに、自信を持って最高の「いってらっしゃい」が伝えられるようになりたい!! などと思い、このようなエピソードをブログに書いている訳です。
正直、今だに出艇のお手伝いで船台を受け取るとき緊張してます。どんな表情しようかなとかなんて言おうかなとか色々考えてしまいます。レース前の少し緊張している真剣な表情を見ると、「頑張って下さい」とか「いってらっしゃい」とかそんな軽々しい言葉を掛けて良いものかと思ってしまいます。特に「頑張って下さい」という言葉はあまり好きではありません。だって、今まで頑張ってる姿知ってるから…。近くで見てるから…。
マネージャーとはなにか、どうあるべきなのかを部活を始めてからずっと考えてきました。
マネジメントとは物事を管理したり運営したりすることであり、チームの持っている力を最大限活用して目標を達成出来るように務めることだと認識しています。
今の私に出来ることは、常に自分が部に対して出来る最大限のパフォーマンスを発揮できるように向上心を持ち続けること、自分のモチベーションを保つようにすることなのではないかと考えています。
5月からは後輩も出来ます。憧れの先輩とまではいきませんが、この人には相談しやすいなとか本音で話せるなと思われるような存在でありたいと思います。今の私が部活を続けることが出来ているのは、心の底から尊敬し信頼している先輩がいるからです。
長くなりましたが、寒さやインフルエンザに負けず、2.3月を乗り越えて行きたいと思います。
厳しい冬を乗り越えたその先にはきっときれいな花が咲くと信じて…。
新2年マネージャー 菅野涼音
↑昨日行った水曜日のアリスにて
Photo by Saki Tagaya
やはり桜島を見上げると心が落ち着きますね。あ、うそです…。久しぶりに桜島を見てテンション上がりました。あたかも篤姫になったかのような気分です。あ、これも少し違いますね…。篤姫は江戸の大奥へお輿入れして以来、薩摩へ里帰りすることなく生涯を終えていますから。
その昔、江戸から薩摩まで移動するには約40日を要したと言われていますが、文明が発達した今、飛行機で羽田から鹿児島までのフライトは約1時間45分。私の自宅の最寄り駅からクルーザー班の合宿所がある小網代(三崎口)への移動時間とほぼ同じです。京急線に揺られる何倍も空の旅は快適です。あっという間に錦江湾が見えてきます。
↑今日の桜島
前置きはこれくらいにして、ここからは私が機内で爆睡する前の話をします。
飛行機に搭乗して窓際の座席に座り、ふと窓越しに外を見ると、滑走路の端の方に整列した5人の整備士さん達が、ゆっくりと走り出す機体に向かって手を振っています。
機内のお客様は必ずしも外を見ているとは限らないのに、安全な運航を願って手を振る整備士さんの姿は逞しく輝いて見えました。
私もそれに応えようと、笑顔で手を振り返したところ、気づいてくれたようで整備士さん達も満面の笑みを浮かべ、深々とお辞儀をして空の旅へと送り出して下さいました。
言葉は交わしていないけれど、心が通い合った瞬間…。「いらっしゃい」の気持ちが全身から伝わってきました。
圧倒的ヨット部脳の私は、なんて気持ちのいいお見送りなんだ…‼︎ 私も“出艇”のときに、自信を持って最高の「いってらっしゃい」が伝えられるようになりたい!! などと思い、このようなエピソードをブログに書いている訳です。
正直、今だに出艇のお手伝いで船台を受け取るとき緊張してます。どんな表情しようかなとかなんて言おうかなとか色々考えてしまいます。レース前の少し緊張している真剣な表情を見ると、「頑張って下さい」とか「いってらっしゃい」とかそんな軽々しい言葉を掛けて良いものかと思ってしまいます。特に「頑張って下さい」という言葉はあまり好きではありません。だって、今まで頑張ってる姿知ってるから…。近くで見てるから…。
マネージャーとはなにか、どうあるべきなのかを部活を始めてからずっと考えてきました。
マネジメントとは物事を管理したり運営したりすることであり、チームの持っている力を最大限活用して目標を達成出来るように務めることだと認識しています。
今の私に出来ることは、常に自分が部に対して出来る最大限のパフォーマンスを発揮できるように向上心を持ち続けること、自分のモチベーションを保つようにすることなのではないかと考えています。
5月からは後輩も出来ます。憧れの先輩とまではいきませんが、この人には相談しやすいなとか本音で話せるなと思われるような存在でありたいと思います。今の私が部活を続けることが出来ているのは、心の底から尊敬し信頼している先輩がいるからです。
長くなりましたが、寒さやインフルエンザに負けず、2.3月を乗り越えて行きたいと思います。
厳しい冬を乗り越えたその先にはきっときれいな花が咲くと信じて…。
新2年マネージャー 菅野涼音
↑昨日行った水曜日のアリスにて
Photo by Saki Tagaya