東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

初雪でオリキャラ(こと)作ってみました。

2022年01月08日 12時28分23秒 | 2022リレーブログ

お世話になっております。新2年マネージャーの高田凛々子です。

関根くん。ハードルを上げるタイプのバトンの渡し方でしたね、ありがとう。

とはいえ、日頃から考えていることを記すだけで精一杯なので、とりあえずそうします。

人が何かに夢中になっている姿は素晴らしいですね。それが何であれ、一生懸命に打ち込めるってすごいです。そして羨ましい。

それにしてもなぜ、ヨット部のみんなはヨットに乗るのか。ヨットの魅力ってなんなのでしょうか。これは、私が東大ヨット部のマネージャーになったときから思っている疑問です。

かの、白石康次郎さん(26歳で単独無寄港無補給世界一周史上最年少記録樹立保持者)は言いました。

「そもそも自分は船酔いする体質で、ヨットはものすごく苦しいもの。でも、好きだ。好きになるのは理屈じゃない。」と。

できれば白石さんにはもっと具体的に話して欲しかった。ヨットのどんなとこが好きなのかを。そうすれば、陸にいる私にもヨットの魅力がわかるはずだから。

私にとって、ヨットに乗るということは、海獣が潜んでいるかもしれない大海原にエンジンもない乗り物で出向き、相当肌に負担がかかるであろう強力な日差しと、海風の中に身を晒すこと。そして、ちょうど良い感じにふくとも限らないばかりかいたずらに強すぎたり弱すぎたりする風を活用し、じぶんの思い描いた軌道で海の上を移動してみようとすること。そのためには帆やロープなどを駆使すべく格闘技さながらに頭も体も動かし続けねばならないことです。しかも海と太陽と風という大自然を相手に。

これは並大抵のことではないはず。だってあの白石さんでさえ、ヨットはものすごく苦しいと言っているし。

でも、それに果敢に挑戦し続けているのが、東大ヨット部のみんななわけです。きっと、みんなも相当ヨットが好きなんだろうなと推測してます。

新年が明けて私はまた、考えます。タッパーによそったご飯の上に炒めた肉を乗せるときに「今日もみんなは大好きなヨットに乗るために頑張っている。フラフラになりながら頑張っている。」と。そして、次はどんなメニューがいいのか、そしてみんなのためには何をすべきかを考えます。きっと、これを続けることによって、私自身も、いつかみんなと同じようにヨットの魅力を体感する日がくるはずと期待しながら。

だから今年も皆さんよろしくお願いします。

そして、最後にやはりヨットのピタっとしたウエアはかっこいいと思います。なんならフェスに行くときも着て欲しい。

拙い文章ですが、読んでくださってありがとうございました。

次は、「だいき」ではなく「ひろたか」こと田中大貴です!お楽しみに!

 

 

 


1月、雪が降りました。

2022年01月07日 12時00分00秒 | 2022リレーブログ

 

お世話になっております。新2年クルーザー班の関根佑樹です。今年もよろしくお願いいたします。

 

初めてのリレーブログということで昨年のヨットライフを振り返っていきたいと思います。

 

4月、2回新歓に行きました。ヨットには1回しか乗れなかったけど、ここで大学4年間を過ごしたいなと思いました。

 

5月、春インカレなどがありヨットに乗ることは少なかったけど、座学をしたり、レスキューで大会を間近で見たりと、ヨットに乗るための土台とヨットに対するモチベーションが高まりました。仰秀には2回乗りました。1回は新入生練習、もう1回は自主練です。

 

6月、ホッパーに本格的に乗り始め、ヨットの楽しさをひしひしと感じ始めました。ただ、乗れる時間は少なかったです。

 

7月、初めてのオフ。入部したばかりだったのでオフ感はあまり感じませんでした。

 

8月、クラス分けがありました。悩みました。ディンギー班で同期のみんなと同じ土俵に立って切磋琢磨したいという気持ちもあったし、クルーザー班で一つの船をチーム全員で動かすところに魅力も感じました。結局クルーザー班を選びましたがそれは間違っていませんでした。クルーザー班になった後はただただ楽しかったです。学ぶことも多かったし、学びたいことを思い切り学べる、そんな環境が最高でした。何より週に4日もヨットに乗れる、風の強い日も雨で土砂降りの日も七人で練習できることが何より幸せでした。

 

9月、夏休みの後半です。仰秀の勝手が何となく分かって、クルーザー班に馴染んで、クルーザー班の一員になりました。ヨット漬けでした。

 

10月、初めてのフリートレースがありました。自分の乗っている艇と他の艇がスタートラインに並んで一斉にスタート。そして同じマークを目指すという今では当たり前に思えるけれど、その真っ只中にいる時、言葉が出ませんでした。レースを知りました。

 

11月、全日本選手権がありました。何から何まで楽しかったです。船底磨きからセールを巻くところまで。そして刺激を受けました。自分よりも何倍も何十倍もヨットに触れてきた人たちと同じレースで競い合うことができました。そして何より、最後のレースが終わった日の落合さんと中野さんの顔。3年後に自分もそんな顔になっていたいと思いました。

 

12月、新体制での初レースがありました。ここからいちから新しいチームを作っていくんだという気持ちで気合が入りました。いいチームを作ります。

 

1月、雪が降りました。

 

 

 

今年はついに後輩が入ってきます。良き後輩に恵まれますように。もちろん、良き先輩になれるように精進して参ります。

 

寒さの厳しい日々が続きますが、体にお気をつけてお過ごしください。今年も仰秀の応援のほど、よろしくお願いいたします。

 

さて、次のリレーブログは「リリー」ことマネージャーの高田凛々子です!独特な感性を持っている彼女はどのようなブログを書いてくれるのでしょうか。お楽しみに!

 

2年 クルーザー班 関根佑樹


スキー三昧

2022年01月06日 12時25分00秒 | 2022リレーブログ
こんにちは、新2年470スキッパーの澤田です。

雑談のようにダラダラと書いたのでまとまりはありませんが、ご了承下さいw

オフシーズンとなりヨットから離れている今は、年末年始で地元富良野に帰省しています。約8ヶ月ぶりの帰省となりましたが、相変わらずのどかな街ですねえ。

さて、富良野には結構大きなスキー場があって、僕は子供の時から足繁く通っています。小学生の頃はアルペンスキーチームに入って毎日6時間くらい滑っていた時も…。今回の帰省でも早速連日滑りに行って、もう太ももが筋肉痛になってます。🤣

そんなこんなで山には昔から親しんできました。山にどんな動物が住んでいるかや、山の天候にどんな特徴があるのかは割と把握しているつもりです。

でも富良野には海がなかった!!

どんなに高いところからでも海はちっとも見えないのです。

だからこそヨット部で4年間ヨットに乗って、海も制覇してやろうという気持ちが強くあります。ヨットに乗って海を縦横無尽に行き来できるようになって、海も自分のテリトリーにしてしまおう、的な発想ですかね。

大航海時代の人々の思いに近いかもわからないですが、大海原に出ると誰しもが興奮しますよね。夏の晴れた日に江ノ島から葉山まで相模湾をレスキューで駆け抜けた時の清々しさ、爽快感は忘れられません。

また夏が来てほしいってこの時だけ思います。

夏の暇だった時期にワンピースを見てました。ワンピースに出てくる海賊船もヨットとは違いますが、帆を張って風で進むものですよね。

でもヨットに乗ってる人なら絶対違和感を持ちませんか?だってあれ、いっつもランニングしか走ってないんですから!島から出る時も島に向かう時も都合よく後ろから風が吹いてるわけがないですよね。

はい、どうでもいい。

どうでもいいけど、ヨット部に入って以前とはちょっと違う視点を持つことって結構あるんじゃないでしょうか?

少なくとも僕は、風のことを意識することが多くなりました。風の強さとか向きとかから、今ハーフトラの風だなぁ、とか。

なんかの紐を結ぶ時も、より一層手慣れた感じで結べるようになったりとか。

今後もヨット部の活動を続けていくことで、こうしたことが増えていくんじゃないかなと思ってます。

まあ、まずはオフが明けるのを待って、活動再開となったら、470の熱い仲間と競い合って上達していけたらなと思ってます。

次はクルーザー班の関根です!
お楽しみに〜


【今すぐ読みたい!】 東大ヨット部名ブログ

2022年01月05日 09時00分00秒 | 2022リレーブログ

みなさんご無沙汰しております。新2年スナイプクルーの神田陸人です。

 

突然ですが、みなさん東大ヨット部のSNSをご存知でしょうか?

東大ヨット部は、最近SNSの更新に力を入れていて、10人近い体制で FacebookTwitterInstagram を運営しています。

そんなSNS担当の一員として、ブログも多くの人に読んでもらえるように考えたところ、名案を思いつきました💡

 

過去のブログをまとめて紹介したら、みなさんにたくさんのブログを読んでもらえる!そして、どのブログを読めばよいか分からない方が入口のようにこの僕のブログを読んで名前を覚えてもらえる!(もちろん主軸は前者ですよ!?)というWinWinの関係が成立するのです。

 

ということで、これから主観的に僕が選んだおすすめブログをご紹介します!ぜひお時間ある時にじっくりご覧ください🤗

 


いかり結びの力学


一つ目は、誰もが認めるこの名物ブログです!

クルーザー班を引退された斉藤太朗さんがいかり結びを解説しています。

その人気は凄まじく、Googleで「いかり結び」と検索すると、この記事が3番目くらいに現れ、アクセス数は今でも毎回上位に肩を並べるほどです。

多くの人にとって東大ヨット部のブログを知るきっかけともなる力作、ぜひご覧ください!

 


◎ 新入生自己紹介2019 part20 古山晋


東大ヨット部のブログでは、毎年新入生の自己紹介をお届けしています。

そんな中、一際目立っているのがスナイピースキピオこと古山先輩のブログです。

初ブログからトップブロガーかと思わせるような文章力と引用の技術で、そのセンスは部員からも大絶賛です。

テンポ良く楽しめるので、ぜひご覧ください!

 


◎ 引退ブログ


時間がある時に読みたいのが先輩方の引退ブログです。

どれも名作すぎて、選ぶことができなかったので、上記をクリックして、ぜひたくさんご覧ください。

溢れる4年間の熱い想い、苦悩や葛藤、喜び、すべてが詰まったブログは1つの物語かのようです。

 


◎ 番外編:練習報告ブログ


東大ヨット部のブログの大部分を占めるのが練習報告のブログです。毎週の練習後、470、スナイプ、クルーザー、マネージャーの各メンバーが交代で練習内容、決意などをブログにしています。

東大ヨット部のブログのメインコンテンツとして紹介しないわけにもいかないので、タイトルが気になったものを集めました。

各々が趣向を凝らしたタイトルで頑張っていますので、ぜひご覧になって、東大ヨット部の活動を少しでも知っていただけたら嬉しいです。

 


 

いかがでしたでしょうか?

他にも素晴らしいたくさんの記事があります。これからも更新していきますので、皆さんもたくさん読んでお気に入りのものを見つけてくださいね!

 

オフ期間のリレーブログもまだまだ続きます。

次は、自己紹介の時に頑張って紹介したのにも関わらず、あっさり返された澤田健太です。

今回こそ素晴らしい返しを期待して、頑張って紹介しようとしたら、すでにブログ記事が完成して予約投稿されていました😭

僕の予想ではスキーの話をすると思います。当たっていたら褒めてください。

 

長くなりましたが、これからもブログやSNSをお楽しみください👋

それでは、失礼します。

 

神田陸人

 

 


メンタルトリム

2022年01月03日 14時31分01秒 | 2022リレーブログ

あけましておめでとうございます。
お世話になっております。新二年スナイプクルーの大野一帆です。

ちなみに昨日スキーをしたら、風邪引きました。海より寒いっす😥

イメチェンというか、パーマかけただけなんですけどねえ。
パーマかけたらモテモテになるって聞いたんですが、集まってくるのはクリスマスに自主練したことを煽ってくるむさい野郎達ばかりで悲しいです。
やはり大事なのは、内面なのでしょうか。難しい。

内面と言えば、ヨットも精神的な部分が意外と大切だと言うことに気づきました。
まずは冷静でないといけない、どんなときも焦らずルールを含めて、判断しないといけない。
スキッパーが、走りだけに集中できるように、情報を伝え、確認しなければいけない。

前回の八景レースでは、一つのことにしか意識が向かず、気づいたときには手遅れという事態がかなりありました。反省します。

さて今年の抱負としては、「なにも取りこぼさない」をスローガンにあげたいと思います。

これは学校の単位もあてはまるし、日常的な気づきとかを大切にするという意味でもあります。特に単位面では、初年次ゼミナールを今度こそは確実に抑えたいと思います。(対面らしいので萎えてます)

勿論ヨットにおいてもそうで、動作やコール等をより厳しく詰め、小さな気づきを確信をもって自分のものにして成長するという事を大切にしたいと思います。今年頑張れるかどうかが、次の3、4年を左右すると言う点で、今年は勝負の年であります。一層気合いをいれて、海に出たいと思います。また海上に限らず、段々とセイラーの礼儀なるものも見えてきたので、早く一人前になるために礼儀作法や基本姿勢を見返し、よりよい形に昇華させたいと思います。

今後もご指導ご鞭撻、応援の程よろしくお願い申し上げます。

次は、「あこち」ことマネージャーの川野亜鼓です!

大野一帆


ALESSに追われるお正月

2022年01月02日 08時00分00秒 | 2022リレーブログ

あけましておめでとうございます。

お世話になっております、新2年スナイプスキッパーの今川穂乃香です。

 

今ALESS(英語で研究論文を書く授業)をやっているのですが、1月4日までにFinal Draftを提出して1月4日の1限にプレゼンをしなければいけなく、ずっとサボってきたツケが回ってきました。あと2日でプレゼンの原稿を作って少し練習をしなければいけません。せっかくのお正月が、、、というか、授業始まるの4日って早過ぎませんか?泣



さて、2022年が始まりました。2021年を振り返りつつ、2022年の抱負を述べたいと思います。

 

2021年は本当に目まぐるしい変化の年でした。

 

直感で入部を決めたヨット部で素晴らしい先輩方と同期に出会い、ヨットに乗る楽しさを知って毎週土日と夏休みを人よりも有意義に過ごせました。

ただ、やはり何事も楽しいだけでは終わりません。

11月ごろから本格的にスナイプスキッパーとしてスナイプに乗るようになりました。

そこで感じたのが、好きだけど、努力が足りない。

自分は元々何をするにも不器用で他の人よりも何かを覚えるとか、習得するとかに時間がかかる人間です。

同じスナイプスキッパーは中静しかいませんが、こないだの紅白戦では初めて対決し、大敗しました。正直毎回劣等感を感じてちょっとだけ辛いと思うこともあります。

でもこんなに覚えが悪く、何回も同じミスしてしまう私に何度も同じことを言わせて絶対呆れているはずですが、全く嫌な顔を見せずに根気強く教えてくださる先輩方がいることに救われています。オフの日に前日の練習でのアドバイスをLINEで求めると長文でたくさんのことを教えてくださいました。

こんな恵まれた環境に身を置いてるのに逃げ出すわけにはいきません。

劣等感を感じるならもっと努力して追いつき、追い抜かすしかありません。

 

そこで今年の抱負は「自分のペースで楽しむ」です。

 

みんなのように吸収が早くなることはないけれど、自分で時間を作って復習や動画研究、筋トレをコツコツやってヨットが心の底から楽しめるようになりたいです。

このオフ期間は今まで言われたことを振り返って動画で正しい動作を研究しながらジムに通って筋トレに勤しもうと思います。

2月に練習が再開してからはまたまた先輩方には迷惑をかけるかもしれませんが、たくさん教えてもらいながら頑張って自分のペースで成長できたらなと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

 

次は最近イメチェンした大野一帆です!


新年

2022年01月01日 14時53分00秒 | 2022リレーブログ

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。新2470クルーの今泉凱です。


2022年の抱負を述べる前に2021年の振り返りをしようと思います。2021年はヨットの楽しさと厳しさを存分に感じた一年でした。



2021年の春から夏にかけてはホッパーの面白さに取り憑かれました。とは言ってもコースやブローを気にすることもなく、ただただクローズの疾走感に気持ちよくなっていただけでしたが笑、アビームで横市の艇団に突っ込んで行った時は死ぬかと思いましたがスリルがあって楽しかったです(もう2度としやせん)


11月からようやく470クルーとして活動しました。夏場にオカシミを繰り返し、つけてきた自信は見事に崩れました。やはり海の上での動作は難しいです。何度もミスをしても優しくしかし的確に教えてくださる先輩方には感謝しかありません。ありがとうございます。それに加え、冬の寒さ、尋常じゃねえ、最近レスキューの上ほど寒いところはない気がしています。



先輩方の背中は遠すぎてまだ全く見える位置にはありません。強風で疲弊する中、無茶苦茶楽しそうにしてる工藤さん、トラブルの中冷静に対処してくださり、シーマンシップに溢れる調さんなどかっちょいい先輩方と練習できるこの環境に感謝しつつ、貪欲に知識を吸収して、早く戦力として活躍できるように努力していきたいと思います。



ついに2022年が始まりました。自分の目標は報われる努力を効率的にするということです。ヨットをはじめ、大学で学びたいことはたくさんあります。今まで一つのことでいっぱいいっぱいになっていた自分にとって、複数のことを妥協せずこなすことは非常にチャレンジングなことだと自覚しています。しかし成し遂げてこそ成長だと思うので、力の限り頑張りたいと思います。2022年もよろしくお願いします。

次はイマポこと、今川です。