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今日は節分やけど、そんなに鬼退治が大切やろか

2015-02-03 | まいにち

今までになかったことが「昔からの…」でと。

  節分の「恵方巻き」とやらも 関西から始まったというが どうも 怪しいと思うんやけど、どないやろ。我が家も今夜は巻き寿司が並んでいました。もちろん美味しく頂いたんやけどなあ。

今日の中国新聞 東大名誉教授の 板垣雄三さんが書いておられます。

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「…第二次安倍内閣の発足後、イスラエルとの関係強化が世界的に見て際立ち、その象徴が先月の首相中等歴訪だった。首相はイスラエルに多くの時間をあて、ホロコースト記念館で「特定民族を差別し憎悪の対象とすることが人間をどれだけ残酷にすることか」と語ったが、パレスチナ人の民族浄化や追放である「ナクバ」には触れなかった。イスラム世界は日本の立ち位置が大きく変化したと観察したに違いない。

  首相はその上、人質事件の表面化を受け『テロに屈しない』との態度表明をイスラエルの国旗を脇に行った。もちろんこれは政府だけの問題ではない。日本のメディアや識者の多くも何故か、イスラエルのことには触れない。ここに大きな落とし穴がある。

  これでは首相がいくら『国際社会とともに』と繰り返しても、日本が言う国際社会とは『欧米であり、イスラエルであり、有志国連合に加わる穏健イスラム諸国の政府である』とイスラムの市民は認識することになる。

  逆にイスラム国は今回、日本を新たな『敵』と位置づけることで国際政治における存在感を作り出し、世界のムスリム市民に、従来とは違った対日感を植え付けることに成功した。

…東アジアの近隣諸国とは歴史認識問題を抱え、真の意味での線顔7年の総括をできない日本。そんな日本だが、西アジアないし中東では、ムスリム市民はこれまで、被爆国で平和国家の日本に敬愛の念を抱いてきた。それが今回の事態を受けて根本的に変化し、東西アジアの日本に対する認識が負の方向で合体する恐れがあるのだ。

  拘束された日本人二人がいることが分かっていたにもかかわらず、それをなおざりに、中東を訪問したとの印象が拭えない。しかも発信されたメッセージが不用意に組み立てられたことに最大の問題がある。戦後70年を迎える日本のありようがアジアの東西から緊張感を持って問われている。」

  僕は 中国新聞のかおともいうべき 天風録が                         「ことしは現代の『鬼』退治も祈願しておこう。遠い中東で徒党をなして暴れ放題。無実の人々を苦しめて尊い命まで奪う、鬼たちである。悔い改めさせるために、世界中から噛み付かねばならぬ」                                               と書いてはるんは 中国新聞の命を奪うもんやと思います。「鬼畜米英撃ちてし止まん」とまったくいっしょやないですか。向こうから見たらこっちが鬼やで。

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