これまで二人部屋を一人で使わせてもらっていたのが、昨日から二人になりました。ご挨拶をしておこうかなと思ったんやけど、病院スタッフにも「イタイ!」とかずっと言っておられるんで、僕が近づいたら「怖い!」と思われてもあかんと思うてやめときました。時々そんなコトバを出し取られるけど、まあ当方は全く耳が聞こえへんから ええ塩梅に組み合わせを考えてもらったわ、個室料金も払わんでええし(これが馬鹿にならんのんやからなあ)。
洗濯をしとったら帰るんが夕方になってしもうて「来てかな」と思っていた友人からは『また次にするわ』とメール。 また横川シネマへ…ここは今ホンマに綺麗になっとります。車椅子で使えるような広いトイレも出来とるし、ぜひいっぺん行ってみてください。
『鳥の歌』(Para Recibir el Canto de los Pajaros) ウカマウ集団 1995年の映画です。
客が 僕を入れて6人いうんが寂しかったなあ…
なんか今の日本や、中東とおんなじやないかと思いながらみとりました。
よその国をどんどん壊しながら、それに歯向こうてくる人がおったら『テロリスト』やと攻撃する…
ホイでまた、僕らの生き方をもすごく問われとる…ホンモノなんかどうか。ホンマモンでありたいなあ…。
【あらすじ】
ボリビアの一映画制作集団が、16世紀にアンデス社会にやってきたスペイン人遠征隊に関する映画の撮影を開始する。
制作意図は、スペインによる「征服」という歴史的過去を、批判的に捉えることにある。
独自の歴史を刻んできた先住民の村(そこは、映画スタッフがふだん住む都会から遠く離れ、アンデスの山並みに囲まれた、高地の静かな村だった)に到着した一行は、自らが抱え込んでいた限界に直面する。彼/彼女らは映画で、征服者(コンキスタドール)たちの振る舞い・行動を批判的に撮影しようとしていたのだが、無自覚のうちに先行者たちと同じ振る舞いをしてしまい、彼らと同じ偏見・欠点をもっていることを顕わにしてしまう。
映画集団の振る舞いに怒った村の先住民たちは松明を掲げて映画スタッフの宿舎を取り囲み、スタッフの銃で打ち落とされた小鳥の死骸や石を投げつける。「村から出ていけ!」というのだ。スタッフたちは逃れようのない窮地に陥る。過去を審判しようとして先住民の村に到着した者たちは、現在の審判を受けることになった。なぜか、と自らに問うスタッフは、やがて、問題の本質に気づいて……。
『コンドルの血』を制作した時に、サンヒネスたち自らが体験した事実に基づいて物語が構成されている。
ウカマウ集団の映画は
明日2・12が 人民の勇気 第一の敵
2・13が ここから出て行け! 叛乱者たち(これは最新長編やそうです)