POCO  A  POCO  協働舎

住まいは人権! 一般社団法人協働舎
暮らしを高めるのは福祉制度の充実。
福祉制度の充実には私たち一人ひとりの声

『鳥の歌』を観にいきました

2015-02-11 | 映画

 これまで二人部屋を一人で使わせてもらっていたのが、昨日から二人になりました。ご挨拶をしておこうかなと思ったんやけど、病院スタッフにも「イタイ!」とかずっと言っておられるんで、僕が近づいたら「怖い!」と思われてもあかんと思うてやめときました。時々そんなコトバを出し取られるけど、まあ当方は全く耳が聞こえへんから ええ塩梅に組み合わせを考えてもらったわ、個室料金も払わんでええし(これが馬鹿にならんのんやからなあ)。

  洗濯をしとったら帰るんが夕方になってしもうて「来てかな」と思っていた友人からは『また次にするわ』とメール。 また横川シネマへ…ここは今ホンマに綺麗になっとります。車椅子で使えるような広いトイレも出来とるし、ぜひいっぺん行ってみてください。

  『鳥の歌』(Para Recibir el Canto de los Pajaros) ウカマウ集団 1995年の映画です。

  客が 僕を入れて6人いうんが寂しかったなあ…

  なんか今の日本や、中東とおんなじやないかと思いながらみとりました。

  よその国をどんどん壊しながら、それに歯向こうてくる人がおったら『テロリスト』やと攻撃する…

  ホイでまた、僕らの生き方をもすごく問われとる…ホンモノなんかどうか。ホンマモンでありたいなあ…。

   【あらすじ】

ボリビアの一映画制作集団が、16世紀にアンデス社会にやってきたスペイン人遠征隊に関する映画の撮影を開始する。

制作意図は、スペインによる「征服」という歴史的過去を、批判的に捉えることにある。

独自の歴史を刻んできた先住民の村(そこは、映画スタッフがふだん住む都会から遠く離れ、アンデスの山並みに囲まれた、高地の静かな村だった)に到着した一行は、自らが抱え込んでいた限界に直面する。彼/彼女らは映画で、征服者(コンキスタドール)たちの振る舞い・行動を批判的に撮影しようとしていたのだが、無自覚のうちに先行者たちと同じ振る舞いをしてしまい、彼らと同じ偏見・欠点をもっていることを顕わにしてしまう。

映画集団の振る舞いに怒った村の先住民たちは松明を掲げて映画スタッフの宿舎を取り囲み、スタッフの銃で打ち落とされた小鳥の死骸や石を投げつける。「村から出ていけ!」というのだ。スタッフたちは逃れようのない窮地に陥る。過去を審判しようとして先住民の村に到着した者たちは、現在の審判を受けることになった。なぜか、と自らに問うスタッフは、やがて、問題の本質に気づいて……。

『コンドルの血』を制作した時に、サンヒネスたち自らが体験した事実に基づいて物語が構成されている。

  ウカマウ集団の映画は

  明日2・12が 人民の勇気  第一の敵

     2・13が ここから出て行け!  叛乱者たち(これは最新長編やそうです)

 

 さようなら原発1000万人アクション   

広島ブログ

 

 

 


おもろない記事が二つ

2015-02-11 | まいにち

   こんな記事が出とりました。大学はどんどんできるけど、授業料は高い、教育のレベルは低い…保育のところからもっと公的な資金を出していかないと、この社会はようならんわなあ…と思いますけど。

奨学金返せず自己破産、40歳フリーター 月収14万円「283万円払えない」

qBiz 西日本新聞経済電子版 2月10日(火)11時17分配信

 高校、大学時代に借りた奨学金を返還できないとして、北九州市小倉北区のフリーターの男性(40)が福岡地裁小倉支部で自己破産の手続き開始決定を受けたことが分かった。男性には延滞金を含めて約283万円の返還義務があるが、「奨学金のために消費者金融などで借金しても返せない。そもそも多額の金を貸してくれない」と説明。識者は、非正規雇用などで若者の貧困が拡大すれば、今回のように奨学金返還のみでの自己破産申請が増える可能性を指摘している。

※奨学金未返還33万人、訴訟6000件超

 男性は父親が事業に失敗した影響で、1990年の高校入学時から大学卒業まで日本学生支援機構から無利子の奨学金を借りた。高校時は毎月1万1千円、大学時は同4万1千円で、当初の返還期間は93年12月から2012年9月。多いときで年約16万円を返還する計画だった。

 だが、大学3年時に精神疾患を患ったこともあり、大卒後に就職できず、計9万2千円を支払っただけで滞納。アルバイトをして生計を立てる生活で、返還期間の猶予も受けたが、返せなかったという。昨年8月、返還を求めて機構が提訴。同11月、未返還の奨学金と延滞金の計約283万円の支払いを命じられた。

 男性は現在、二つのアルバイトをしており、収入は手取りで月約14万円。光熱費や家賃、家族への仕送りなどを差し引くと、生活費は2万円ほど。貯金はなく、返還のめども立たないことから、自己破産の申請に踏み切った。開始決定は今月4日で、債権者から異議申し立てなどがなければ4月にも破産が決まる。

 学識者や弁護士などでつくる「奨学金問題対策全国会議」(東京都)によると、奨学金返還のために消費者金融から借金するなどして多重債務に陥り自己破産にいたるケースは以前からあったが、最近は奨学金だけで自己破産するケースが出始めているという。         西日本新聞社

それとこんな記事もあったで(昨日の日経)

いやあ、労働組合の組織率は17.5%やて。

              広島ブログ