今日の朝日新聞、辺野古の海を日本の宝として残したい…との投書があった。ホンマに海上保安庁や警察に強権的な動きをさせながら安倍=山口政府は沖縄の海の破壊をどんどんと進めとる…。 ネットに下のようなのがあった(難聴者の「アシタドーナル」)。僕は手話ニュースは見ていないので辺野古を手話単語ではどう表すのかを知りたい。(日本手話研究所の表現は単に指文字でへのこ)
「辺野古」
難聴者にとって苦手なのが「漢字」の読み方、一番困るのが固有名詞の読み方だ。普通名詞ならば辞書を引けばよい。しかし地名などの固有名詞は普通の辞書には載っていない。
難聴者は手話がわからなくても「手話ニュース」を見ているという者が多い。これは字幕に出る全漢字に「ふりがな」がつくからだ。手話ニュースはありがたい。
しかし手話ニュースに出てくる固有名詞は数が知れている。たとえば「三田佳子」の「佳子」は「ヨシコ」なのか「ケイコ」なのか。息子さんのスキャンダルがあったとき手話ニュースで初めてその読み方を知った。有名人の「読み方」を知るためには、その有名人がなにか「ことを起こして」くれるまで待たねばならない。
昭和40年代ごろまでは「明星」「平凡」という、漢字に全部「ふりがな」がついている雑誌があった。
食堂(定食屋とかウドン屋)には、必ずいっていいほど、置かれていた。
醤油で汚れたページを開いて、芸能人や「おすもうさん」の名前を知った。
現今ではインターネットがあり、読めない漢字でも検索して読み方を知ることができる。
ヤフーやグーグルの検索で、たいがいの漢字「読み」は知ることができるから、便利な世の中になったものだとは思う。
ところが、それでも困ることがある。アクセントがわからない。
たとえば「辺野古」だが、アクセントの位置は順列組み合わせから、①へのこ ②へのこ ③へのこ ④へのこ の4通りが考えられる。
①は「屁の河童」というときのように第1音節、、②は「あの子」というときのように第2音節、④は「はんこ」とか「オグシオ」とか(ちょっと話題が古すぎるようだ)平坦なアクセントの場合である。
もう一つ、難聴者は音声として耳でとらえて脳に伝えることができないので、「へこの」と逆転してしまうことも多い。
いままでにも他人との話の中で、誰でも知っているような言葉を、とんでもないアクセントで読んだり、逆転して読んだりして笑われたことは何度もある。
難聴者はこんなことにも悩んでいるわけだ。