降って来るもの

写真と散文とぽえむ

お終いの

2018-08-23 19:41:40 | 詩16

                        お終いの


僕のカラダもココロも

 恐らくは

附与された所定の天の恵みの

その五分の四位は使い切ったみたいで

 彼方此方で秘かに

お終いの身支度を

始めているようなのだ


どんな風にperiodを打つのか?

心と体と相談の上だが

 問答無用で

何方かが先にクタバル可能性も

無きにしも有らずで

 それだから時々

出所不明の騒めきに襲われたりする


黄泉の国から戻ってきて

恙ない逝き方など

 教えてくれる筈もないから

最後の決着点は

せめて

全納得の己の意思で打ちたいと・・

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手土産に

2018-08-23 05:55:54 | 詩16

                        手土産に


僕の詩集を、あの人に渡せない

僕の相思を、もうあの人に伝えられない


何時までも在る!ことなどないのだ

inochiはそのように移ろい

関係は、そのように消滅してゆく


何時か、そして

其処に誰も居なくなる


僕の細やかな書き物も、自ずと、灰燼に帰す


此の、劫火に焼かれた夏のことも

彼の年の異常な出来事として

一行の歴史に書き下され

その事実も、少しずつ遠ざかり

そして、人々の記憶から消えるだろう


僕の言葉たちは、もうあの人に届かないけれど

僕は、己が意匠のまま

僕の正史がperiodを打つ瞬間まで

正しくwriterとして存在し

その充足感を抱いて、唯一

多作こそ才能だ!!と礼讃してくれた

あの人に会いに行きたい


別離の後に書き溜めた幾冊の

僕の書物を、手土産にして・・

                       08/23 05:55:55 万甫

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