a-wayの中で
完全に夜の中で、完全にa-wayの中で
僕は密かに、目覚める
いつものように・・
気付いた夜は、警告を発する
侵入者に、宣言する
「壱時参拾壱分」
此の時刻は、俺様のものだ!と
僕はterroristに狙われた
浮浪者のように
不細工な人口笑顔で
拝みながら、言い訳するのだが・・
闇は圧倒的で、威圧的で、高圧的で
敵いそうになく
僕は虚しく、目蓋を閉じるのだ
そうだ、「丑三つ刻」では
勝算はない、仕方ないのだ
黒の圧力に、抗っても
いや、刃向かう必要など
さらさらないのだと
覚醒する意識を、説き伏せ
僕は再び、夜の部分に隷属する
夢と現、夢中と幻影
その迷宮で
いつも繰り言にように
refrainする今昔
まだ、暗黒怪獣の、尻尾の上だ
「参時参拾分」
永遠に続きそうな
完全a-wayの、退屈の
連鎖する、螺旋の思念よ
僕はTOKI の門番のように
緊張と弛緩を繰り返す
ようよう、夜の闇が
自壊し始める、午前五時だ
ヤレヤレ!!