71.邂逅
発信者のアナタは
ときどき受信者にもなる
writerであり続けたい僕も
否応なくreceiverになるときが有る
感応するのだ
同じ匂いや同じ揺れや
同じ触覚や痛覚や感覚やを持つ誰かに
胸の音叉が
共鳴するのだ
同じ種類の揺れを感知して
未知から
僕宛に来るべき伝言に
反応するのだ
書き手と読み手と
中空で交わる
しあわせな邂逅のように・・
71.邂逅
発信者のアナタは
ときどき受信者にもなる
writerであり続けたい僕も
否応なくreceiverになるときが有る
感応するのだ
同じ匂いや同じ揺れや
同じ触覚や痛覚や感覚やを持つ誰かに
胸の音叉が
共鳴するのだ
同じ種類の揺れを感知して
未知から
僕宛に来るべき伝言に
反応するのだ
書き手と読み手と
中空で交わる
しあわせな邂逅のように・・
70.許諾
全てを許す!!などと言う行為は
あり得ないこと
刹那を生きるものに
できる筈もないこと
それゆえ
赦すなどと
軽々しく口にしてはいけないのだ
その為に
厳選された神や仏が存在し
次の神仏たらんと
命を削りながら
阿闍梨や行者が修行する
平々凡々の輩が
安易に使ってはいけない言葉
神仏にこそ
委ねるべき行い
我々は一つの許しとして
百幾つもの煩悩を抱え
四苦八苦を背負って
現生を旅する運命の存在なのだと
何処かで知らねばならぬ
その覚悟に導かれてこそ
ときとして
許さぬことの一つが
自が生命inichiを錬磨する
原動力になり
一つを赦すことの葛藤が
己が生命inichiの拍動を支える
古今東西の文学者は
その為にこそ
市井のあまた人々の
許諾の規範になるかも知れぬ
哀楽の物語を産み出し続けるのだ