降って来るもの

写真と散文とぽえむ

箴言⑽

2019-05-18 12:52:10 | 詩17

        箴言⑽「ビタミン」


ほんとうに必要なものなら

やっぱり

手に入れる労を惜しんではならない

たとえ

意図したものが

儚い泡abukuと消えても

其処に一瞬結節する心情こそ

ヒトとしての機微を

弛まず研磨してくれるものだ


その意味で大まかに言えば

身に起こり得る大方の哀楽は

己の思惟こそが産み出すものだと

仮定されなくもない


必要で必須のvitaminは

自らの意志で創出するのが鉄則なのだ

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兆候・・

2019-05-18 06:14:58 | 自然

     O,HA,YO

時刻は6時16分。覗いてくれているブロ友さんに、今日もステキな出会いがありますように!!と・・。

昨日はほんとうに五月らしい陽気でしたね。

嬉しくて思わず一篇の詩が浮かんだほどです。

今朝は曇り空ですが、その待ち侘びた季節の明るさを邪魔する程でもなく

風はトネリコの枝を少し揺らす位には吹いて

昨日の続きのような一日の始まりデス

さてさて、そんな爽快な木曜日でしたが、洗い師のこれからは、焦熱地獄の修業のようなもの

もう少しすると、工場のアイロン台の横の時計の下に掛けて有る温度計は真夏日の気温以上に張り付く・・

小一時間も集中すれば、ひと息いれて心身をリフレッシュするのだが

そんな移ろいの途中下車で見つけた未来の「兆候」を少し。

気付けぬほど

少しづつ濃く

ふと見れば、紫陽花の子供たちがぎゅっと寄り添って・・

極上の甘柿も、もう直ぐ花が咲く。花が咲けば結実の「兆候」蕩けるような実が・・

                              05/18 06:36 まんぼ

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見分ⅩⅣ

2019-05-18 05:42:25 | 詩17

         見分ⅩⅣ「Chikara」


言葉が有形の何某かの

chikaraを持っているとは

流石に思えないけれど

 魂と結びついて

精神の触媒になって

無形のchikaraとして伝わることは

 或いは、稀に

起こり得ることかも知れない


僕がときどき深奥で巡り会うdokidokiだったり

耳朶に囁き、鼓膜を擽り、心線を震わせたり

鼓動を急かせたりする場面に

 決まって

同道して迫ってくる言霊たちの

chikaraそのものを感得するのは

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