降って来るもの

写真と散文とぽえむ

蒼穹

2024-01-02 20:50:19 | 

  今日は冬至から十一日目。眼に見えて回復してきた昼の長さを終日埋めてくれた、それはそれは”揺ぎ無い蒼穹”なのにそれを帳消しにするかのような羽田の航空機事故昨日の能登地震に続いての惨事は、何かしらの悪い暗示なのでしょうか?

 惨禍を免れたことに安堵しながら、計らずも被災された数多のヒトの心情を想えば気が重くなるばかりですが、それでも、其其の個々に日常は絶えず遣って来るもの。その事を胸に仕舞って今日明日を生きてゆくしかありません。

16:24 少し前なら、ちょうど”こんばんは!”のタイミングですが、今日の空の青は此の時間でも見事なラピスラズリなのです

 日の沈む西側の空も

 

振り返ってみる東の黄昏空も

 

 

 今日は正月二日。新年の元日から我が家の玄関一杯に30個近くの靴が散乱。三重と京都に住む娘家族が孫を伴って恒例の里帰りしてきたのだ。

 

     喜びの詞si

 

おお、高らかに言祝ぎのUtaを!!

我と我が同胞の為に!!

 

今年も変わりなく集合したのだ

行き過ぎた一年の

惠を身に着けて

新しい一年のスタート台に

全員無事に立った

 

当たり前が

容易ではない日常を潜り抜けて

健やかに元朝の集いに参集した家族

これ以上の喜悦

これ以上の感嘆が有ろうか

当たり前に

勢揃いできる幸運に感謝

何時もの様に

まみえられる幸せに笑顔

おお、辰年の始めの

無類の良きこと

比類ない福音の調べ

そうなのだ

僕もその渦中に身を置き

周囲のエキスをエネルギーに

この長くて短い

ひととせの旅路を渡らん!!

 

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ふたり

2024-01-02 07:05:32 | 詩29

     ふたり

 

二人、一目瞭然

一人、じゃないと言う事

 話しかけられる

 会話できる

 相手になれる

 応えられる

 答えられる

 感情が働く

 平坦じゃない事

有無が生まれる

虚実と接する

コミニケーションがとれる

男女が出会う

伝達機能を知る

それから

 likeの存在

 loveの認識

独立の意味を察知し

孤独の意味を理解する

つまり

一人では起こり得ないことを知り

一人では得難いものを得る

 それが

 ”ふたり”と言う事

 それが

 ”繋がる”と言う事

 それが

 二人の縁を生み出す

一緒に生きると言う事

二人で居られることの幸福

二人に為ることの幸運

一人では解らない

一人に還れる自由

 つまり

一人の倍以上の様様

二人の持つ芳醇な明日

一人の何倍もの哀楽

 それが

人の一生を描いてゆく

一本のpen

照らしてくれる

一筋の光明

 

無味無毛の荒野

乾涸びる抒情

不動の恐怖

負の煉獄etc

 

一人である事

一人の名詞が持つ

底なしの孤独よ

 それが

”ふたり”の反面教師

”ひとり”が含む実情

 

今になって悟る事

コメント (2)
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