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華やかで煌びやかな薬師寺を後にして、直線距離で一㌔もない近くに、皆さんもご存じの”鑑真大和上”が建立された同じく世界遺産の「律宗総本山 唐招提寺」に向かいます
唐招提寺と言えば、先ず南門から見える「国宝 金堂」の清楚な佇まいですよね
南大門

※唐招提寺 唐招提寺は天平宝字三年(759)、唐の高僧鑑真大和上によって創建される。鑑真大和上は聖武天皇の願いに応えて来朝を決意。井上靖の名作「天平の甍」にもあるように、五度の失敗にも屈することなく来日してわが国に戒律を伝え、大和上の称号を賜る。その後、戒律を学ぶ道場として当寺が創立された。以来千二百五十年、律宗総本山としてその法灯を今に伝えている。金堂は代表的な天平建築。


沈黙の古刹
国宝 金堂 奈良時代(8世紀後半)寄棟造・本瓦葺
金堂内陣に安置されているのは

本尊の脇侍には等身の梵天・帝釈天立像(木造 国宝)が従い、須弥壇四隅には四天王立像(持国天・増長天・広目天・多聞天)何れも(木造 国宝)が諸像を守護している。創建以来の天平金堂と、内陣の九尊が織り成す曼陀羅世界は、参拝者を魅了してやまない。

金堂の後ろに同じく国宝の講堂【奈良時代(8世紀後半)入母屋造 本瓦葺】が建つ。

天平の甍を横目に


鑑真大和上の御廟に

静謐の中に静かにたたずむ御廟

時が止まる・・。優美の薬師寺と沈黙の唐招提寺、西の京二つの佇まい。
再び
金堂と講堂を心に納め・・

西の京散策を終える

1/11 07:00 まんぼ