降って来るもの

写真と散文とぽえむ

片鱗

2024-01-09 21:00:32 | 詩29

 

     片鱗

 

大事なのは

片鱗を残して置くこと

大切なのは

黄金の鱗を一枚秘め持つこと

 その一片さえ有れば

ラピスラズリの感嘆も

passionの濃淡も

多様な哀楽の感傷も

遥かなる郷愁も

昏迷の多岐なる煩いも

愛情の密度の羞恥も

 何時でも

昔日の鮮度のまま甦る

 

inochiを支持する必須の単語を

見失わないことだ

 

必要なのは

生命を運ぶ一塊の粒子

培ってきた生命のひとsizuku

そのplatinumの一滴を抱けば

languageも、turquoise blueも

天使の座る三日月も、anataとの縁も

 きっと

柔らに頬笑む

 

死は何も残さぬ

死は何も残せぬ

 せめて

生有る間は

その些かの拘りを護符にして・・

 

 

 

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薬師寺㈡~白鳳伽藍~

2024-01-09 06:22:14 | 西ノ京

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

東西両塔を有する薬師寺式大伽藍は、度重なる災害によって諸堂が灰燼に帰し、昭和初期には辛うじて難を逃れた東塔だけが往時の佇まいを偲ばせていた。昭和42年(1967)高田好胤管主により、お写経勧進による白鳳伽藍の復興が発願され、金堂、西塔、中門、廻廊、大講堂、食堂が再興され「龍宮造り」と呼ばれる大伽藍が甦った。

中門から金堂を望む

  

  白壁の東塔と連子窓の西塔

  

中門と両塔。向かって右が東塔、左が西塔。中門の両脇に仁王像が👇

           

              

再び「凍れる音楽」の東塔

金堂と東塔👇

金堂の真ん中に”注連縄”が・・

  

※金堂 薬師寺の本堂。奈良時代の仏教彫刻を代表する本尊「薬師三尊像」(国宝)を安置。上層が写経を納めた”納経蔵”になっている。1976年(S51年)に再建。pamphletより👇

  

中門に置かれている巨大なお線香立てに一束の線香を立てて日々の安寧を祈願する。

前に見えるのが重要文化財の”南門”になる

金堂

  

  

白鳳伽藍を胸に焼き付けて、国宝「東院堂」に向かう・・㈢へ 07:00 まんぼ

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