降って来るもの

写真と散文とぽえむ

こころざし~志~

2024-01-23 21:08:05 | 詩30

     こころざし~志~

 

何某かの「志」一つ持てば

時間の密度や時の貧富や

道行きの喜楽や

物思いの質量が

違った手触りに為りはしまいか?

 

漫然と見渡す眸に何も残さぬ形のように

漠然と見送る日常に何の形も造れぬように

 

何か一つ

心身を貫く大黒柱の如き

志を掲げられれば

 

無為の退廃からも

虚無の退屈からも

無明の混迷からも

無智の渾沌からも

 もしかしたら

掬い出されるかも知れぬ

 

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青の風景

2024-01-23 06:21:19 | 

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 昨日は久しぶりに空に青が戻った一日でしたね。午前中は曇り空で冬そのものの重苦しい風景でしたが、お昼を過ぎて徐々に蒼色が空に戻ってきて・・

13:33

   

   

夕方、淡青の南の空に上弦の月を発見

16:39

  

月が透けて見えるようで・・

同じ時刻の西の空では、日没が始まる・・

  

 

 

     Gap~乖離する行動と意識~

 

老いの坂道を上る

或いは

人生の峠道を下る

或いは

inochiの長さを削る

或いは

時の容量を減らす

 

何にしろ

心と体のギャップは

行動と意識の隔たりは

年ごとに乖離してゆく

想いと現実は

時間ごとに離反してゆく

 

その戸惑いの日々

その誤謬を認定してゆく日々

 

思考の年輪と

肉体の年輪の

相反する捩じれ

鮮やかな相違

埋められぬ溝

 

老いるとは若しかして葛藤

生きるとは若しかして格闘

 

なかなかに複雑な時空を生きている

コメント (2)
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