父を亡くして最早35年。母と別れて早くも15年の歳月が過ぎる。その両親が残していった”鋳物”の12支の干支を、遺言ならぬ遺物として大切に保管し、毎年の元日の朝にその年の置物として目につく処に飾っている。
今年は「辰」。透き通った水晶の念珠を口に咥え、今まさに天空に向かって立ち昇ろうとする瞬間の「昇竜」の姿だ
何かしらの神通力に肖れると良いな~と R6 1/3 22:33 万甫
礎を
心得ておくのは、逸らさぬこと
正の時も、負の時も
順境のときも、逆境のときも
孤独の間でも、喧噪の中でも
日影に居ても、日向に居ても
時の長さや、時間の短さや
哀楽の極まりや、明暗の狭間や
薄情や多情の途惑いの渦中でも
大事なことは、思惟の核を持っていること
多事多難のinochiの道行きは
揺ぎ無い礎を
胸中に確立してゆくことに他ならない
凡庸の凡夫に、難しい設問だけれど
言うは易く・・だけれど