降って来るもの

写真と散文とぽえむ

貯力

2024-01-26 21:19:50 | 詩30

     貯力

 

あらゆる機会を利用して

余った力を貯えたい

もしも

蓄電機のように

今日の余力を貯めてゆけたら

一日に幾らかずつでも

そんな力が残れば

些かも無駄にせず

未来に待ち受けるかも知れぬ

”力を尽くす!””力の限り!”の

その時の為に

日頃から常備してゆきたい

余剰馬力を!否、余剰人力!!を

明日来るその日の為に

出来る限りの

地力を蓄積しておくのだ

 

少なくとも

ピリオドを打つときにさえ

最後のチカラを必要とするのだから

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

公平

2024-01-26 06:09:00 | 詩30

 

     公平

 

好ましからざる日程は

まるで

nonstopの新幹線のように

疾く遣って来る

 

流れる時間に

些かの緩みも無いから

時の歩みに不公平は無いから

不思議な現象ではある

 

その事実が

全ての人間に当て嵌まるのかは

断定できないけれど

往往にして

忌避すべき出来事は

その中身と結託し

思いと反比例して

スピードをあげて近づいてくる

 

きっと

時の歩みは公平ではないのだ

inochiの長さがまちまちであるように

生きる時間割に

理不尽の仕様が有るように

そこに

何一つお気に入りの確定事はない

 

四苦八苦が

百八つの煩悩が

Buddhaの喩が

その事を呈よく物語っている

 

 

 

     ESPRIT

 

心と、それを庇護する肉体が全うであれば

凡そ、個人に起る範疇の出来事なら

殆ど、解決できそうな気がする

勿論

新聞や、NHKのTOPニュースになりそうな

国内外の重大事項には

多分、些かの関与も出来ない無力だが・・

それ以外

個々の心因や外因の難事になら

その有り様で、対処できそうな気がする

 

健全なespritは

その真っ当な肉体にしか、宿り得ないのだ

故に、僕は

今日も寒風吹き荒ぶ野辺を行く

健やかさを目視する万歩計を懐にして・・

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする