丑の存念Ⅰ~記憶~
今歩く道が、何処まで続いているのかは
誰も知らない
今在る道が、明日も存在するのかも
誰も答えられない
此の先は、誰にとっても
仮定でしかないのだから・・
それ故
今、踏み締める大地の感触を
覚えてゆくのだ
引き返せはしないけれど
道は確かに其処に在って
僕は確かに
其の道を辿ってきたのだと
もしも
明日に其の道が閉ざされても
今日の其の記憶で
暫くは、腑抜けから免れる
丑の存念Ⅱ~Topics~
書ける時は一気呵成に!!
頭骨を奔流が通過するように
心の柵しがらみを潮流が押し流すように
心身を貫いて稲妻が走るように
書ける時は、そんな風に
突然変異のkazeが吹くのだ
有っていい
そんな刹那が
掠めてもいい
inochiのtopicsのように
丑の存念Ⅲ~発奮~
思い返せば、たったこの今まで
心身の鍛錬を
僕は怠ってきた
それゆえの後悔
それゆえの懺悔
それゆえの慚愧
それゆえの悲哀
それゆえの後ろめたさ
けれど
それゆえの、この今の発奮!!
ちょうどame・・
丑の存念Ⅳ~納得~
今日は何かがおかしい
今日は何処かが変だ
boltのnutが一ヶ所緩んでいる
組織の一部が壊れかけている
思考の脳味噌が腐りかけている
anataにも
そんな暗い虫の知らせの日が
偶に、遣って来ないだろうか・・
案ずるに及ばぬ
四情や五感で生きる日日には
暗鬱の隙間も出来る
縄のように糾って
表裏、陰陽、明暗、吉凶、良し悪しetcは
誰にも巡っているのだと
納得するべし
彼の丑の存念で謂わば
今日の胸騒ぎは、まだまだ優しい