真っ赤な花が咲いている木と出会いました。
まるでビンを掃除する毛ブラシのような形の花でした。
調べてみると、その形のとおり「ブラシノキ」でした。
ビンを洗うブラシの格好そのもののようでした。
花の先にも葉(枝)が。この枝が花後に伸びるそうです。
つぼみから巻き毛のような形のしべが飛び出しはじめていました。
ほとんどが雄しべだそうです。雌しべは一つひとつのつぼみに1本ずつあるそうです。
しべを包んでいるのが花弁だそうです。この花弁は咲いたらすぐに落ちるそうです。
こんなつぼみがたくさんついていました。一斉に咲いたら木全体が真っ赤になるのかも知れません。
こんな木でした。
原産地はオーストラリアで、日本へは明治時代に渡来したそうです。
日本名の由来は、見たままの花の姿からで、別名をドイツ語でカリスモン(美しい雄しべ)というそうです。