四季折々

~感じるままに~

篁山(たかむらやま)登山

2016-05-23 22:34:59 | 同好会・ボランティア・オカリナ

同好会仲間10人で、東広島市入野にある篁山(535m)に登りました。
篁山のいわれと山頂近くの竹林寺の1200有余年の歴史などに、ロマンを感じました。
低い山でしたが、JR駅までの距離がかなりあり、いいウォーキングにもなりました。

10:00、JR山陽本線入野駅前のこんな歩道を出発しました。


7~8分歩くと民俗資料館がありました。
篁(たかむら)という名のいわれを初めてしました。

なッ、何と、
この地は、あの小野小町(おののこまち)の父(祖父との伝説もあり、)
小野篁(おののたかむら)の誕生の地だそうです。
この「篁」の名に因んでこの山名がついているとのことでした。


小野篁は平安時代初期の文人・貴族。学芸、詩歌に優れその誉れは天下に知れ渡っていたとか。
彼の作でしょうが、「天に星 人に愛 地に花」と刻まれた碑がありました。(ここを10:17出発)




資料館前から5分余り進むと「天平のみち」という石碑がたっていました。


登山らしくなってきました。 いろいろな石碑が建てられていました。


小野小町の像と歌碑も。

絶世の美女はこのような顔立ちだったようです。


小野
篁の像と歌碑も。


小野篁誕生とその後に関する伝説。


10:48、姫路瀧(松が嶽城ゆかりの瀧)に到着。小休憩しました。
この辺りからは登山そのものの道になってきました。


11:30、竹林寺の山門前に着きました。







門をくぐると池がありカキツバタがたくさん咲いていました。


竹林寺本堂(国の重要文化財)は屋根等の修復工事中でした。




池のそばから小高い山に登ると鐘突堂があり、そのすぐ上方が篁山の山頂でした。(11:50到着)

眺望は開けていませんでした。


再び本堂前境内に移動し、木陰で昼食・休憩をとりました。(12:00~)
昼食後の恒例の歌唱時間では、熊本・大分の復興を祈りながら「花は咲く」を歌ったあと、
「坊がつる讃歌」「穂高よさらば」を歌いました。



12:50~下山開始。






山道を少し歩いた後、舗装道路に出て、こんな立派な道を通り河内駅を目指しました。


河内駅が見えてきたとき、そのずっと向こうに、広島中央フライトロードの「広島空港大橋」が見えました。



「♪返り見すれば遠ざかる まぶたに残る篁山・・・♪」 きれいな山容でした。

14:40、無事河内駅に到着しました。
たぶん気温は30度近くだったろうと思います。2時間弱の長い帰路で若干バテました。
それでも、歴史のロマンなども感じるいい山歩きでした。

ちなみに、河内駅を15:05発の普通電車に乗り、広島駅に着いたのは16:00でした。
私の歩数計は家を出て帰るまで、19,860歩を記録していました。

コメント
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