「地底のうた」に挑戦！

昨夜は、宮寺アコーディオンサークルの練習日でした。
家ではあまり練習もせず、しかもアコを始めたのが超高齢になってからですから、さっぱり上達しません。今や、サークルの「お荷物？」のような存在です。

そんな私ですが、ヒョウンなことから荒木栄の組曲「地底のうた」の伴奏をすることになるかも知れません。
年金者組合所沢支部のうたごえサークル１０周年行事に、男性合唱で「地底のうた」を歌っては？との声が出ています。「全曲１１分は無理でも、序章と終章」だけでも・・・とのことです。
地底のうたの伴奏は、やはりアコーディオンです。そこで「お前が練習しろ」とせく人がいます。

そんなこともあり、超未熟の私も弾けるよう、中山先生に伴奏の楽譜を編曲してもらいました。



楽譜をもらってしまったので、あとはやるしかありません。

■ 序章　（合唱）
………前奏（序章）Ｆ………
働く者の火をかかげ　豊かな明日と平和のために
　　たたかい続ける　


■ 第一章（テノール独唱・合唱）
………前奏（第一章）Ｆ………

………アコ間奏………
２ 「ご安全に」と妻の声　渡す弁当のぬくもりには
　　つらい差別に負けるなと　心をこめた同志愛
………間奏（第一章）Ｆｍ………
夜は暗く　壁は厚い
　　だけれど俺たちゃ負けないぞ　
　　
会社や、ポリ公や、裁判所や、暴力団と・・・
男も女も、子供も　年寄りも
　　「ガンバロウ！」の歌を武器に
　　スクラムを武器に　　闘い続けたことを忘れんぞ

………間奏（第一章）Ｆｍ………
夜の社宅の眠りの中から
あっちこっちからやってくる仲間　
悲しみも分け合う仲間
　　　


■ 第二章（合唱）


■ 第三章（テノール・バリトン重唱）
………前奏（第三章）Ｃｍ………
働強化と保安のサボで　次々に仲間の命が奪われてゆく

　■ 第四章（合唱）
………前奏（第四章）Ｃ………

２ おれたちは栄えある　三池炭鉱労働者
スクラムを捨てた　仲間憎まず
真実の敵打ち砕く　自信に満ちた闘いの
　　■手を差しのべよう　呼びかけよう
３ おれたちは栄えある　三池炭鉱労働者
弾圧を恐れぬ　不敵の心
真実の敵打ち砕く　勇気に満ちた闘いで
　　■平和の砦　かためよう
　　■かためよう


作詞、作曲は三池炭鉱労働者だった荒木栄です。
その歌詞は、現代にも生きている内容ばかりです。

非正規、派遣切り、過労死、深夜・長時間労働、生活保護以下の低賃金　などなど「地底のうた」の歌詞は今の労働者が置かれている状態と全く同じです。

うたごえサークルの１０周年行事は、来年秋の予定です。１年間かけて、少しずつ「地底のうた」の伴奏が出来るよう練習していこうと思います。
「ガンバロウ」の歌と歌いながら・・・・。