囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

立ち遅れている日本の囲碁!

2014-09-26 20:06:48 | ざる碁が趣味
今日は、年金者組合囲碁サークルの例会でした。参加者が5人と寂しい例会でした。メンバーの高齢化に伴い、健康上の理由や会場まで足が運べないことが理由です。どうしたらよいか、悩んでいます。

囲碁会の会場の碁会所に置いてあった新聞に驚きました。

週刊 碁 と言う新聞に韓国の囲碁界のレポートがありました。



この新聞報道に興味深い記事が載っていました。

1 ソウルにある明知大学は、1997年に世界で初めての囲碁学科を設置したそうです。現在は、学士だけでなく、修士、博士も取得できるため世界中から学生が集まっている。

2 囲碁学科は、1学年が30人。4学年で120人位が在籍している
3 修士課程には、中国の人が多い。トルコやヨーロッパからも来ている。
4 囲碁学科では、囲碁教育論、囲碁史、文化論などがあり、囲碁実習もある。日本の大学の体育学科で実技があるのと同じ。
5 囲碁学科を卒業すると、雑誌やインターネットの記者、囲碁道場の運営をする人などが多い。
6 韓国では、囲碁を専門に教える高校もある。日本に商業高校や工業高校があるのと同じ。

これらの記事を読んで日本とは大分ちがうな~ と思いました。世界の囲碁界では、今や中国と韓国がその実力を競い、日本は大きく立ち遅れています。

日本でも、囲碁を学校教育に取り入れるところが散見されます。しかし、その数も少なく、あくまでもクラブ活動の一環位にしか考えられていません。
この記事を読んで、日本棋院などの囲碁関連団体、文科省などを連携して、もっと囲碁の普及に系統的に取り組まないと益々世界に立ち遅れてしうのではと心配になりました。
コメント
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