囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

「ゆっくり吸って、ゆっくり吐く」

2015-11-07 21:10:56 | 日記
今日は、家族が入会している、呼吸器疾患患者の会の勉強会でした。

ヨガを取り入れたリハと言うことで、どちらかと言えば「楽な」勉強会と思って、連れあいと二人で参加しました。



生徒は、患者の会の11人、指導・サポートしてくれた先生などは9人、教える方と、教わる方が同じ位の人数で、とても贅沢な勉強会でした。

「ヨガの初歩の初歩」と言うような動作を取り入れたリハでした。

会場には、大きなビニールシートが敷いてあり、枕?、敷物? 上掛け? などが用意してありました。



動作はゆっくり、鼻から息をゆっくり吸って、ゆっくりはく、これが基本の様でした。ところが案外これが難しく思った以上に苦戦しました。

私は、連れ合いのつきそい添いを自認していましたが、意外にも、身体は堅く、呼吸器疾患の患者さんより体が動かないのにはびっくりしました。

ゆっくりした動作、ゆっくりした呼吸は、患者さんだけでなく身体にはとても良いようです。しかも、ゆっくりした動作は、身体だけでなく、気持ちも癒し、とても良かったです。

終了後、受講者の方の感想を聞く時間もありました。そこでは、「病気で入院中はリハをしてもらえたが、退院後はそのような機会がない」など、病院での治療以外にリハをどう進めるかなど、医療、介護など、国のシステムに関連した質問などもありました。

患者本人の健康回復への努力もさることながら、それを支える、自治体の支援、医療制度、介護保険制度などに深くかかわる問題点も出され、究極的には社会のシステム問題にたどり着くのでは? と考えさせられた勉強会でした。
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